自分の価値を高め集客を効果的に行うための“SNS”活用方法

現在、PR塾の受講生の中ではInstagramやFacebook、Twitterなど、SNSのコンサルタントやプロデュースの仕事を請け負う方が増えています。ビジネスに効果的なSNSの運用方法を身に付ければ、今あるスキルにプラスして、自分自身の価値をさらに高めることができます。今回はOJT式PR塾の2月の本講義の内容をベースに、ビジネスにつながるSNSの設計や売上に直結するSNSでの告知方法についてお伝えします。
なぜ今PRにSNSが必要なのか?
OJT式PR塾でお伝えしているのは、インフルエンサーになるためのSNSの運用ではなく、自分自身やクライアントの売上につながるSNSの運用方法です。SNSでの告知の仕方によって集客の成果は驚くほど違ってくるのです。
OJT式PR塾では、現代のPRではメディアアプローチだけではなくSNSと掛け合わせることが必須だとお伝えしています。その理由は、メディアPRでは、情報発信の時期を選べないからです。例えば〇月〇日に発売予定の新商品があるとします。発売日に合わせて雑誌や新聞などに掲載されたくても、自分の都合に合わせてメディアに掲載されるとは限りません。また、メディアに掲載されたとしても、メディア露出だけに頼っていると、売上につなげることも難しいでしょう。なぜなら、メディア掲載はその記事や映像を見た人にしか届かないからです。メディア掲載で届けられなかった部分をSNSで補っていきましょう。
各SNSの特徴を知って自分に適したSNSを見分けよう
SNSには、Instagram、Facebook、Twitter、ブログなど様々なものがありますが、全部を頑張って行う必要はありません。各SNSにはターゲット層がありますが、そこに捉われるよりも、自分が好きで得意なSNSを続けましょう。ビジネスに最大限生かすためには、発信するSNSを2〜3個選び、どれか1つに特に力を入れることをお勧めしています。OJT式PR塾のSNSの講義では、まずSNSを運用する目的をグループで発表し合います。目的を明確にすることで、ブレない発信をすることができるのです。
目的を明確にしたら、テキストを見ながら、各SNSの特徴を掴みます。Twitterは、尖った発信が好まれ、今話題になっていることに自分の発言を重ねることが大切です。Instagramはテーマや趣味、関心を明確に発信することにより、好みが合う人をつなげてくれます。Facebookは名刺交換代わりに使えるツールで、ビジネス使いをしている人が少ない分、目立ちます。ブログでは文章で自分の価値観や世界観を表現することができます。まずはどのSNSを運用するか、そしてどれをメインにするかを考えましょう。
SNSの土台を組み立てる
運用するSNSを決めたら、投稿する前にするべきことがあります。それは、SNSの土台を組み立てることです。まずはSNSを1冊の本と考え、どんな本を制作するか、土台を決めましょう。
投稿する前に定めたいポイントは3つあります。
1.メッセージの方向性を確立
2.投稿内容3分野(実績・お役立ち情報・多面性)の割合
3.統一した世界観
この3つを整えて土台を完成させてから、投稿を始めます。やみくもに投稿数を増やしても多くの人に共感され、ファンが増えるアカウントにはなりません。講義では個人ワーク、グループワークを盛り込んで、講義内でほぼ完成できるようになっています。
SNSで成功する集客方法
最後は、SNSで集客する方法についてです。商品やサービスを販売するプロモーションにおいて、SNSを使わない手はありません。商品発売の直前に、いつも使用しているSNSで突然お知らせするだけの告知方法では、望む結果は出にくいでしょう。成功する集客には、段階的で綿密な告知が必須なのです。
商品やサービスの発売日が決まったら、発売までを「発売予告」、「先行予約」、「発売」の3つの周期に分けましょう。発売日の2~4週間前から期待を高める投稿を始め、1週間前には告知をして、そして発売を迎えます。講義では、講師の笹木郁乃が2冊目の書籍の出版に伴って行った実際の投稿を紹介しました。
また、新商品やサービスについては、できるだけ大勢の人に一度に伝えたいからと、ついSNSで発表してしまいがちです。しかし、最初に伝える相手については、まずメルマガや公式LINEに集まる「VIP顧客」(すでに商品やサービスを購入したことがある人や、自分に共感している人)に内密に知らせましょう。特別感を出すことで「VIP顧客」をさらにひきつけ、商品の購入に結び付けられます。
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PR塾では、上記のような最新のSNS事情についても多くの学びを提供しております。是非参考にしながらSNSの運用を進めてください。
