PR塾レポート

本講義 PR設計編!

5月20日本講座

今回はOJT式PR塾の本講義のレポートです。本講義は毎月一度、13時から17時に開催されています。この日は「PR設計」についてです。「PR設計」は、実はPRにとって一番重要な部分。あなたのサービス、会社とは?なぜあなたのサービス、商品が選ばれるのか?そして実績などをまとめたもの。まずここをしっかり言語化して作り込んでいないと、プレスリリースを送付してメディアの方に興味を持っていただけても、記者の方にうまくプレゼンできません。「PR設計」はマーケティングにも通じる分野。

PR=プレスリリースだけじゃないのが、PR塾の特徴でもあります。

「PR設計」とは?

OJT式PR塾が打ち出す「PR設計」は1~6の項目から成る、いわゆる自己紹介、会社紹介の資料のもとになる設計図のようなもの。ここをしっかり言語化しておくことで、メディアの方とアポが取れたときのプレゼン資料だけでなく、HPやSNS発信など幅広く利用できます。

「PR設計」は絶対にぶれさせてはいけない芯の部分。OJT式PR塾の今回の講義では、講義の中のワークをこなしていくことで、講義が終わるときには「PR設計」が仕上がります。一人で黙々とワークをこなすのではなく、各ワークごとに受講生仲間とペア、もしくは3人組でアウトプット、フィードバックし合う時間があるので、第三者の意見も取り入れることができるのです。

また重要なポイントは、チャットに書き込んでいき、三木佳世子が順に全員にフィードバック。万一時間内に終えられなくても、後日できた時点で会員専用サイトで質問、添削してもらうことができるから安心。

さらにこの講義ではなんと、できた「PR設計」の資料を使ってのプレゼンの仕方まで学ぶことができます。笹木郁乃がエアウィーヴやバーミキュラのPRをしていたときに、実際に行っていた方法を、資料を交えて実演で公開しています。年商1億だったエアウィーヴを115億にした笹木が実際に使っていた資料やプレゼン方法など貴重な情報が盛りだくさん!

自己紹介、HPや名刺にも使える!あなたのサービスを一言で言うと?

まず最初のワークは「サービスを一言で言うと」。

最も大事なだけに一番悩むし難しいのがここ。サービスや会社について、短く分かりやすくまとめなければなりません。いくつかポイントの説明はありましたが、陥りやすいのは、かっこいいキャッチフレーズのような肩書を付けてしまうことだと思います。練りに練ったひと言でも相手に分かってもらえなければ意味がありませんよね。これは、メディアの方にアポ取りの電話をする際、まず最初に伝える大事なこと。

最初に個人ワーク、その後はグループワーク。その際、あえて自己紹介をせずに、各自で考えた「サービスについてのひと言」だけを発表します。それでどれだけ相手に自分のサービスや会社について伝わったか、リアルな反応が得られる仕組みになっています。グループワーク後に笹木が受講生の方々に挙手をお願いすると、思ったより伝わらなかった…という方も。

その後は各自チャットに自分の「サービスについてのひと言」を書き込み開始!三木がチャットにフィードバックを返していきます。100名以上が参加している講座なのでチャットを一つ一つ読むだけでも大変なのですが、さすがNHKのディレクターとして毎日数百枚のプレスリリースを読んでいただけのことはあります。的を得たフィードバックを即答。

さらに疑問がある部分は、追加で質問をしてもその場で返答がもらえます。チャットの有効利用は、オンライン講座ならではの良さ。対面の講座だと、質問をするタイミングを考えなければならないし、他の受講生の前で挙手して質問するのが恥ずかしい、という方もいるでしょう。OJT式PR塾では、それぞれ質問があるタイミングで聞けてすぐ返答がもらえるのです。

サービス、商品を深堀り!

次はサービスや会社をさらに詳しく掘り下げていきます。世の中にたくさんある、似たようなサービス、商品とあなたのものがどう違うのかを説明できるように書き出していくワークを行いました。

さきほどの「一言で」も、一言にまとまりきらなかったりなかなか難しいのですが、ここからの学びはさらに本格的に。ワーク中の受講生の皆さんの表情も真剣そのものです。ここでもPRで成果を出してきた笹木ならではの知識を伝授。バーミキュラのPRでサービスの特徴を表現するために、どのようにプレゼンを行ったか…。

最も早く成果を出すには、上手くいった人を真似すること。講義の要所要所で笹木が惜しみなく伝える本人の経験談は、誰でも簡単に真似できることばかり。PRで成果を出したい人ならやってみる価値はあります。

ぶっちゃけフィードバックと助け合う受講生たち

今回の講座は各自のサービスや商品、会社の根本的な部分に直結しています。数分のワークでアウトプットできる状態にもっていくのは大変。特に入会されたばかりの方たちには、少し難しく感じられるようです。

でもOJT式PR塾では、相手のためを思って本音のフィードバックをすることがお約束。分かりにくい点は、「ここが分かりにくかったから、こうしたらどうかな」「こうしたほうがもっと良くなると思う」というようにお互い意見を言い合える信頼関係があります。また、うまく言語化できない、分からないという方には、先に入塾した先輩たちがアドバイスをして引っ張ってくれる良い雰囲気もあります。

この日の講義は、その後も6つのステップ全ての工程で、笹木の講義、個人ワーク、アウトプットと順を追って進められました。会社や自分自身の歴史のようなものについて語り合う場面もあり、この日ペアワークやグループワークで一緒になった人とは、ちょっとスペシャルな受講生仲間になれそうです。とてもエネルギーを使う講義ですが、17時の講座終了時には事業、会社になくてはならない大事な「PR設計」が出来上がっているのです。ここで仕上げてしまわなくても大丈夫。ゆっくり講義を振り返って、それぞれのタイミングで会員サイトで質問し、添削や回答がもらえます。

今回行った「PR設計」は、企業の方から特に高評価を得ているそうです。プレスリリースを作る前に、まずはここをしっかり組み立てることが大事。プレゼンはこの日の講義の6ステップを順番通りにお話しすればいいだけなんですよ!