アウトプット練習会 プレスリリース編!

OJT式PR塾は、お昼の講義、夜間フォローアップ&練習会、メディア勉強会&交流会など、ZOOMを使って様々な学びの場を開催しています。今回は、アウトプット練習会 プレスリリース編の様子をリポートします。
毎月1回昼の時間に90分間で行われるアウトプット練習会は、ワークが中心。実践することで講義の内容を落とし込み、グループワークでシェアして仲間から新たな気付きを得られます。三木佳世子によるレクチャーもあるので、まだテーマの講義を受けていない、動画も見られていないという方でも安心して参加できます。
アウトプット練習会は、OJT式PR塾開始以来2021年3月現在までで4回開催されていますが、そのなかでも受講生から「勉強になった」「気付きが多かった」と評価が高かったのが、この度ご紹介するプレスリリース編。
元NHKディレクターで、プレスリリースを1日数百枚読んできた三木佳世子ならではの、優しく厳しい?!フィードバックは、PRパーソンとして実力をつけたい人にとって大きな学びとなったでしょう。

前半は「タイトル道場」。プレスリリースで最も大事なタイトル付けの練習!
プレスリリースで最も大事なのは、画像とタイトル。まずは三木がテキストと講義の要点を絞って説明しました。講義同様、画面で資料を見ながらの解説なので、視覚から情報が入ってきて分かりやすいです。ポイントを押さえたら、さあ、いよいよ「タイトル道場」開始!受講生の皆さん、ちょっと緊張気味。
各自PRしたいサービスや活動についてプレスリリースのタイトルを考え、ZOOMのチャットに書き込んでいくシステムです。早く書き込んだ人から順番に、三木が読み上げて、コメント。
ここでまず、三木から受講生の皆さんにお願いが。
「きついこと言われちゃった~とへこまないで」と。プレスリリースを受け取るメディアの方がどう思うか、受講生の皆さんにしっかりインストールしてもらうためには、おだてるだけでは身に付かないのです。まさに愛の鞭!
「これでは開催する会の内容が分からないです」「同じような言葉を繰り返している」「これでは信憑性が疑われるから、こうして~」など、厳しくも的確なフィードバック。そして「こうしたら良くなるよ」というヒントを必ずくれるのも優しいところ。折り返しの時間がきたところで、さあ後半戦へ突入です。

架空の脱毛サロンのプレスリリース作成にチャレンジ!
後半は、与えられた1つのお題に対して、それぞれプレスリリースを書いてみよう、というワーク。細かく設定された情報を見て、まずは数分、打ち出す社会の現状を考えます。その後4人グループでシェア。同じ情報でも、人によって取り上げる社会情勢が異なるのが新発見!
次に、各自で取り上げた社会情勢に絡めて、メディアに紹介されたいというお題の女性(脱毛サロンのオーナー)の思いをまとめます。これも各自でのワークの後、先ほどとは違う4人グループでシェア。グループワークのメンバーはランダムにスタッフが分けるので、どんな方と知り合えるのかというワクワク感が毎回あります。最後に、受講生の一人を三木が指名。上手にまとめられているものを発表してくれたので、1つの例としてとても参考になりました。

最後は、笹木郁乃のお話で締めくくり!
アウトプット練習会プレスリリース編の最中に、三木が口を酸っぱくして語ったのは、1つの切り口に固執しないこと。ある方向から書いたプレスリリースがメディアに響かなかったら、じゃあ別の方向でもう1本書いてみよう!と手を変え品を変え柔軟に対応することが必須。
そして、メディアに響いたか響かなかったかを知るためには、メディアのリアクションを知ることも必要ですよね。この次の講義では、リアクションを得るためのメディアへのアプローチがテーマ。1歩1歩階段を上るように、レベルアップしていけるのが、OJT式PR塾の仕組みなのです。
最後は笹木郁乃のお話で締めくくり!PRはビジネスが続く限りずっと必要なもの。たとえ常に新しい話題を提供できなくても、社会の現状の切り口を変えるだけで、1つの事柄から長く何枚も異なるプレスリリースが出せます。アウトプット練習会プレスリリース編のワークでは、PRパーソンに必要な柔軟性が鍛えられました、ということでした。
最初は少し緊張気味だった受講生の皆さんでしたが、最後は笑顔で終了となりました。「タイトル道場」で時間が足りずフィードバックがもらえなかった人や、プレスリリースをもっと細かく添削してほしいという人は、Slackから質問すれば返信がもらえます。アクションを起こせば起こすほど、血となり肉となるのがOJT式PR塾!
