書いただけではただの紙切れ?!掲載率を上げるプレスリリースの送り方 本講義

OJT式PR塾では、毎月一度4時間しっかりと凝縮された講義が行われています。2021年7月は、「プレスリリースの送り方」についての講義が行われました。「プレスリリースの送付の仕方だけで、4時間?!」と驚かれるかもしれません。でも、メディア掲載につなげるには、実はここが肝心。せっかく書いて三木が添削し、完璧に仕上げたプレスリリースも送り方を間違えていてはその他多くのプレスリリースに埋もれてしまいます。PRの経験が豊富な笹木が、実体験を基に分かりやすく実践的にまとめた内容です。それに三木のメディア目線での情報が加わり、よりリアルなメディアアプローチが習得できる講義です。
では、順を追って「プレスリリースの送り方」の講義をリポートしていきます。
プレスリリース送付までの流れをおさらい!
OJT式PR塾の受講生がメディアアプローチを行う際、以下のような流れを推奨しています。
1.テンプレートに沿ってプレスリリースを作成。
2.塾生用Slackに投稿して三木が添削。
3.添削を見直して作成し直す。
4.完成したプレスリリースを送付。
まず、6月に行われた「プレスリリース編」の講義に沿って、ダウンロードもできるテンプレートを活用しながら、プレスリリースを作成します。
できたリリースを受講生専用のslackに投稿すると、三木が数日で添削します。
それを見て、プレスリリースを作成し直したら、後は今回ご紹介する方法に従って送付。
リリースの添削をしてもらえるので、自信を持ってメディアの方にお届けすることができるのです。

プレスリリースの送付方法3つ
プレスリリースの送付の仕方は主に3つあります。
1.記者クラブ
2.郵送、メール
3.名刺交換済みの記者へメール
一番簡単なのは、3.の名刺交換済みの記者へメール、ではないでしょうか?OJT式PR塾の受講生は、毎月1度開催される「メディア交流会&勉強会」で少なくとも月1枚はメディアの方の連絡先を獲得できるのです。
でも、まだPR活動をし始めたばかりでリストある連絡先が少ない方は、多くのメディアの方に情報をお届けすることはできませんね。
そこで、この講義では簡単に多くの記者さんにプレスリリースをお届けできる、記者クラブ訪問という方法について詳しく学びます。
笹木が実際に行ってきた方法で、電話でのアポ取りの方法や、言うべきフレーズなどこと細かに惜しみなくお伝えしています。ここまで何もかも教えてくれる授業は、小学校でもないような気がします。
さて、せっかくプレスリリースをお届けするなら、たとえ一人でも記者の方と知り合い名刺交換をしたり、PRする商品やサービスについてお話ししたいものですよね。記者クラブでのプレゼンを記者レクと言います。その記者レクの機会を掴むための電話での話し方を、PRパーソン笹木と記者クラブにいる記者三木という設定で、シミュレーションを行いました。
記者クラブを訪問するなら知っておきたいポイント
せっかく社会性を打ち出したプレスリリースを用意しても、電話アプローチで企業の営業だと思われては元も子もありません。
電話でもしっかり伝えられるように、PRしたい商品やサービスの社会性と地域性を掘り起こすワークをします。また、どこの記者クラブに行くのが効果的か、その探し方についても詳しいレクチャーがあり、各自で自分の場合に当てはめて記者クラブを探すワークをしました。
この講義で学んだことを再現して事前アポを取れば、それだけで掲載率はアップするでしょう。
メディアの選定から送付まで!個別のメディアアプローチ方法
記者クラブは、一度の訪問で数社のメディアの方にプレスリリースを届けられる合理的な方法です。でも、さらに掲載率を高めたいなら、個別のメディアアプローチは必須でしょう。
この講義では、メディアの選定の仕方を学び、各自実践。また、新聞を使ってのワーも行い、結果をグループで競う、ということも行いました。
プレスリリースは書いただけではただの紙切れ。掲載率を高めるアプローチの方法を理解していなければ、せっかくのプレスリリースを的確な人物に届けることはできません。OJT式PR塾の講義では、グループで練習することでフィードバックをしたり、もらえたり。メディアアプローチは、慣れるまでは難しい面もありますが、PRパーソンとして習得不可欠なテクニック。この先ずっと使っていく大事な技術になります。
講義の最後には、メディアアプローチに便利ないくつかのアイテムをご紹介。ツールを上手に使いこなして、より効率的に結果を出せるコツを伝授しました。
今回もPRを行うにあたり必要不可欠な、かなり重要な内容の講義でした。成功法則をとにかく真似して結果を出したい!そんな方にはきっとお役に立つ講義だと思います。
