PR塾レポート

10月本講義 「PRディレクターとしての仕事の進め方・出版企画書編」リポート

いくのさんかよさん

10月の本講義のテーマは「PRディレクターとしての仕事の進め方・出版企画書」。

前半はPRプロデューサーとしての仕事の獲得方法、契約のかわし方などについて。後半は、出版企画書についての講義でした。

OJT式PR塾の受講生の約半分は、PRプロデューサーとして、企業や個人事業主をサポートしたいという方々です。近年需要が増えているPRプロデューサーのお仕事をどのように獲得できるのか、その後の契約などについて理解できる内容になっています。後半の出版企画書は、出版を目指す方だけでなく、専門家としてコラムの枠を獲得したい方などに必須です。1時間でひとつずつ項目を埋めていき、出版企画書の大枠が作れる内容です。

では、詳細をお伝えしていきます。

PRプロデューサーの仕事を獲得する方法!

PRを学び始め、そろそろお仕事に繋げたい!と思っても一体どのようにクライアントを探せばいいのか分からないという方は少なくありません。

まず、PR塾のこれまでの受講生の体験から、案件を取りやすい方法ベスト5をご紹介。

1.周囲の経営者などにお声がけする

2.SNSで実績とともに投稿して募集

1から順に獲得率が高い方法です。

この講義では、紹介や直接のアプローチで企業にPRを提案する場合を想定して、提案の練習を行いました。

最初に笹木と三木でロールプレイ。

ポイントはクライアント候補ができていないことを見つけ、改善の提案をすること。最初に個人でトークの流れを考え、その後2、3人のグループでロールプレイを行いました。

次に、無事案件を獲得でき、いざ契約という段階での注意点の説明がありました。企業のPR代行も行っているLITAだからお伝えできるリアルな情報として、契約の締結から業務の流れなどもお伝えしました。LITAで実際に使用していた契約書のひな型もダウンロードできるので、必要な方はすぐに作成できます。

実は、後々問題になってくるのは、契約の時点でクライアントとPRの間に認識の違いがある場合です。クライアント様は、PRについてあまり知識がない場合もあるので、PRプロデューサーは、最初にしっかりとヒアリングし、認識の違いを埋めておく必要があります。

よくある3つの認識の違いと、対処方法についてお伝えしていました。

PRを行ったことがない企業が、実現が難しい要求をしてくることは珍しいことではありません。そこでクライアントが難しい要望を伝えてきた場合の対応をロールプレイで練習しました。

PRプロデューサーとして仕事が動き出したら準備したいもの

PRプロデューサーとしていくつかお仕事の経験が積めたら、HPより先に用意したほうがいいのがLPです。HPの制作は大がかりなものになりますが、LPは短期間ででき、HPと同様にクライアント候補に信頼感を与え、お申込みへの導線を引くことができる方法です。

テキストにはない情報でしたが、追加資料を準備し、集客できるLPの構成などをご説明していました。

参考になるLPもいくつかご紹介。笹木が使用していたLPもご覧いただけるようにしています。

受講生も多数出版。出版企画書の書き方

PR塾で学んだ出版企画書から商業出版を叶えた受講生が多々いらっしゃいます。書籍を出版することは、専門家としてメディアの方の信頼を高めることに大いに役立ちます。実際に、元NHKのディレクターの三木佳世子も「出版している専門家はスタジオに呼びやすかった」と話しています。またPR塾で学ぶ出版企画書は、書籍の出版のためだけではなく、専門家として雑誌などでコラムを獲得するためのPRの資料にも使えます。

この講義では、考え書き出す個人ワークとそれを発表するワーク、編集者さんにプレゼンをするシミュレーションワークといった数々のワークも含め、出版企画書の大枠が仕上がるような内容でした。

実際に出版したPR塾卒業生の実例や企画書もご紹介し、受講生の皆さんのモチベーションもぐっと上がりました。笹木郁乃が1冊目の書籍「0円PR」出版時に作成した企画書を参考に、必要な項目について三木が説明致しました。

出版企画書について全く知識がない方でもこの講義で、実践的に学ぶことで、自分自身の出版やサポートする企業の社長の出版、もしくはコラム枠獲得を実現するスキルを手に入れることができます。

10月も密度の濃い熱い講義が開催されました。

次はアウトプット練習会をリポート致します。