1月開催「アウトプット練習会」の様子をレポート

OJT式PR塾では、月に1回開催されている本講義で学んだことをブラッシュアップしアウトプットすることで習得を早める目的で、月に6回「アウトプット練習会」を実施しています。
毎回本講義よりも少ない人数で行われているので、たくさんの人の前では質問や発言がしにくい方でも、アウトプット練習がしやすい環境です。また、その場で講師からののフィードバックが得られるメリットもあります。
今回は、1月13日19時~20時30分に開催された「アウトプット練習会」の様子をレポート致します。
4つの効果が期待できる「成果報告」
「アウトプット練習会」の最初に行われるのは、「成果報告」です。“成果”というと大きな結果のようですが、OJT式PR塾にはその月に入塾されたばかりの方もいれば、間もなく1年の学びを終える卒業を控えた方もいるので、結果の大きさは三者三様です。「成果報告」は、各自のステップでこの1カ月の間に行動したことを報告し合う場となっています。
「成果報告」には、以下のような利点があります。
・モチベーションが上がる
・成長を実感できる
・周りの受講生から刺激を受けられる
・周りの受講生が成果に至った方法や行動を知り、どのように自分に活かすか考えることができる
多くの受講生が、「他の受講生の成果を聞くことでモチベーションが高まり行動力を上げられている」と話しています。
「こうしたらいい結果が出せた」という生の声は、価値のあるヒントになっているようです。
この日、受講生にはまず、各自で1カ月間の行動を振り返り、どのような成果をあげられたか書き出してもらいました。
その後、3人1組のグループに分かれて、「成果報告」を行います。たとえ”成果”と言える報告がなくても、今の状況を伝えて、グループ内で意見を述べて励まし合うこともあります。成果報告の時間は、一緒に高め合える仲間作りにも役立っています。
その後、全体の部屋に戻って1人ずつ成果を報告しました。
今回のアウトプット練習会では、「クライアントがメディアに掲載された」、「出版が決まった」、「初めてプレスリリースを書いた 」、「無料モニターと有料で契約することができた」など、様々な成果の報告が上がりました。

プレスリリースはタイトルが命。元NHKディレクターがその場で添削
次は、この日のメインである「タイトル道場」です。プレスリリースで最も重要なのはタイトルと画像です。タイトルでメディアの方を惹きつけることができなければ、その後の内容を読まれることはありません。
最初に講師の三木から、プレスリリースのタイトルについて本講義ののおさらいを兼ねたレクチャーがありました。三木が伝えたのは、1行目に書くのは「何をするか」、そして2行目に書くのは「なぜするのか」ということです。そして、それらのポイントをしっかり意識した上で、受講生はそれぞれが抱えているクライアントやご自身のプレスリリースのタイトルを、zoomのチャットに書き込みました。
それらのタイトル1つ1つに対して、元NHKのディレクターで毎日数百枚のプレスリリースに目を通していた三木が、フィードバックしていきます。
フィードバックの内容は抽象的なものではなく、「三木ならこう書く」という具体的なものなので、「まだプレスリリースを書く機会が少なくて、タイトル付けに自信がない」という初心者の方にも役立ちます。
今回のフィードバックをいくつかご紹介すると、
・少ない数値はマイナスイメージなので、省く
・固有名詞を出さずに分かやすく短く書く
・イベントの日にちが数日ある場合は、全てをタイトルに書かず、1つだけ書いて残りは概要欄へ
・誰がやるかをタイトルに入れたほうが魅力的
・4つのW(いつ?どこで?誰が?何をやる?)を入れる
などでした。
この日は参加者が多かったこともあり、ここまでのプログラムで終了となりましたが、他の日程では、メディアが興味を持つ切り口について、アイデアを出し合うワークも行われました。
メディアの興味を引くためには、「季節性」や「地域性」、「意外性」・「優位性」などが大切です。ワークでは、自身やクライアントの強みをこれらの観点からからどのように打ち出すことができるか、アイデアを出していきます。グループでワークをすることによって、自分では気付かなかった「優位性」や「意外性」が分かることがあります。また、仲間の題材について考え、意見を述べることで自分自身にも大きな学びとなります。
来月も「アウトプット練習会」のレポートを行います。お楽しみに!
