PR塾レポート

OJT式PR塾 2日目! ストーリー作りとプレスリリース作成編

OJT式PR塾2日目

OJT式PR塾も第二回目です。

今回はグループで、前回のOJT式PR塾から「成長したこと」を各々の成果報告として発表しあっていただきます。

前回の受講を活かして飛躍した方、逆に「時間がなくて何もできなかったよー」という方もいらっしゃいました。PR塾では、それぞれのペースで目標に向かっていくことを大切にしているので、焦る必要はありませんが、成長を披露し合うことで良い刺激になればと考えています。せっかく、集団で学んでいるからこそ、その効果を最大化してほしいです。

講座内には、実はさまざまな仕掛けが隠されているんです。

今回の成果報告では早速、ラジオからの出演依頼や、取材ゲット(これは本当にすごい!!)された方や、PRの仕事に早くも結びついた方も!

仕事や取材に結びついていないけど、資料化した方など、各々が少しずつ前身している様子。まだ受講して1ヶ月という方ばかりですが、続々と成果報告されていて、私たちも感激していました。

PR塾でストーリーを見える化

今回はまず、「ストーリーの共有」を行いました。

前回「自分のストーリーをまとめたグラフを書きましょう」という宿題が出されたので、みなさんしっかり、ご自身の紆余曲折を表現したグラフを書いてきてくれました。

ストーリーで大切なことは、何よりも”順風満帆ではなく、山あり谷ありの紆余曲折を描く”ということ!

ここでも二人一組になって、お互いに人生ストーリーを共有し、相手のストーリーを聞いての感想をフィードバックします。

メディアが注目するのは、何よりもその人の、会社の、そのサービスの、”ストーリー”なんです。

メディアの方々はコンテンツの深層部分まで掘り下げたいもの。

なぜその人が、その会社が、そのサービスを始めたのか?の理由や、紆余曲折の中から心動かす記事や番組を作りたいと思っているのです。

なので、ストーリーを”シンプルに、わかりやすくまとめて伝える”

これがとても大切なんです。

そして、今日の目玉は、なんといっても、「プレスリリースの執筆」です。

今回の講義で、なんと…自分のプレスリリースが1枚完成できちゃうんです!

いよいよプレスリリースを作成

皆さんはプレスリリースをご存知ですか?

官庁・企業・団体などが広報のために、報道関係者に向けてする発表。また、そのために配布する印刷物。ニュースリリース。

(コトバンク「プレスリリース」より引用)

つまり、マスコミ向けに「私たちはこんな催し物をします。来てください」「こんな新製品を出しますので、取り上げてください」と、FAXやメールで送るお知らせのことなのですね。

例えば雑誌メディアの編集部などでは、編集部には「プレスリリースボックス」的なプラスチックの容器があり、送られてきたプレスリリースはそこにうず高く積まれていきます。締め切りギリギリになって、枠が埋まっていないと、そのプレスリリースの山から目ぼしいものを見つけていく。読む時間なんて、それこそ、1秒か2秒足らず、なのです。

講師の三木も講座中に言っていましたが、プレスリリースは不特定多数から送られてくるラブレターのような存在です。

実は、メディアの方々が何よりも辛いのは、「ネタ探し」。

講師の三木は元々、NHKのディレクターをしていて、ネタがないがために寝れない夜を過ごしたこともあるといいます。メディアの人にとって、ネタ探しの助けになるプレスリリースは、ありがたい存在。だから、安心してプレスリリースを作るようにと伝えていました。

プレスリリースは元NHKディレクターである三木の得意分野です。

実際にPR塾で受講中に書いたプレスリリースで取材を獲得された方や、PR塾で学んだコツを活かしてメディア露出が増えた方など、確かな実績があるのもPR塾式プレスリリースの特徴です。

LITAのフォーマットがあるので、まさに今日!初めてプレスリリースを書く方でも書けてしまいます。

まずは「プレスリリースを作る上での大事な視点」という初歩段階からゆっくりと学んでいくので、「プレスリリースなんて全然わからない!どうしたらいいの!?」という方も安心。

PR塾のミソは、何と言っても講師の三木による「プレスリリース添削」です。

OJT式PR塾には生徒専用のSlackがあるのですが、そこにプレスリリースをアップしていただければ、講師が添削を行います。

プロの目線で自分のプレスリリースを添削してくれるので、自分のプレスリリースの問題点がすぐに分かり改善できます。PRのプロの目線でグッと焦点が絞られ、タイトルや本文中の問題点も浮かび上がってくるので、メディア掲載の確率も上がります。

講義では、1枚のプレスリリースを実際に作ってみるワークを通して、作成の流れからから学びます。

ここでも二人一組で重要なポイントをフィードバックしあい、他人の目から見た”重要なポイント”を共有。良いプレスリリースは代表1名が選ばれて、みんなの前で発表します。選ばれた方のプレスリリースは、今日はじめて書いたとは思えないほど、質の高いもので、受講生の皆さんも驚いていました。

プレスリリースの完成には段階があり、各ポイントごとにグループになり、ブラッシュアップをしてきます。書く→グループで発表→書く→発表…と、実際に書きながら進むので講義内でプレスリリースを完成させる方もいるんです!!

これは本当にすごいことですよね。

そして、いよいよ、講義も終盤になってくると、「講師 三木のプレスリリースタイトル添削道場」が始まります。

プレスリリースのキモはなんといっても、「タイトル」。

タイトルがパッと目に入って、必要な情報とインパクトを残せないと、なかなか取材に結びつかないのです。そこで、ZOOMのチャット機能を活かして、チャットにプレスリリースのタイトルを打ち込んでもらい、その場で(!)リアルタイムで(!)タイトル添削を行なっていきます。

三木がリリースを受け取ったメディア側の立場になってリアクション、フィードバックをしていくので、受講生たちは「メディアの人はそう思うんだ」と、メディア側の受け止めや考え方を肌で感じることができるんです。

4時間ほどの講義で、約半分くらいの方が完成したようでした。

次回はいよいよ「プレスリリース送付編」です。今回の講義で作ってみたプレスリリースを、メディアに送付。その準備と練習を行っていきます。

次回の講義レポートもご期待ください。