PR設計ワークで月間売上額を500万円上乗せ!既存サービス×PRを事業の柱に

PR塾卒業生へのロングインタビュー第四弾は、株式会社ファーストストラテジー代表取締役、伊之上隼さんです!法人向けの集客支援を事業の柱として、複数の会社を経営している伊之上さん。入塾前には既にテレビ出演も果たしており、PR事業も裏メニューとして提供されていたとのこと。そんな伊之上さんがなぜPR塾を選んだのか、そして500万円以上の売り上げ増に繋がったという「メディア掲載以外」の学びとはどのようなものだったのか、お話を伺いました!

笹木:いのっち、今日はよろしくお願いいたします!PR塾ではみんなで伊之上さんのことを、親しみを込めて「いのっち」と呼ばせていただいていたので、今日もいのっちとお呼びしますね!まずはご自身の会社について、説明していただいてもいいですか?

伊之上:はい。私はファーストストラテジーという会社を経営しています。ダイレクトメールなどのセールスページ作成と送信、ウェブページ作成のお手伝いや、SEO対策、ウェブ広告などについても対応しています。いわゆる「B to C」と言われる一般の方向けの集客支援ではなく、「B to B」、法人向けの集客支援を行っている会社です。もともと「コピーライティング」のスキルを事業の軸に置いていたので、アプローチ先は違っていますが、内容としてはPR事業も似ている部分があると感じています。

笹木:そうだったんですね!法人向けというのは特徴的ですね。会社の規模はどのくらいなんですか?

伊之上:従業員が、社員は20名くらい、アルバイトの方も含めると50名くらいの会社です。最近は、チームビルディングに力をいれていることもあって、スタッフも育ち、今期は年商4億円を超える会社に育ってきました。僕はちょっと気分屋と言いますか、いろんな事業をやってきていて。マーケティング支援事業の外に、福祉の事業も複数おこなっており、コインランドリーの経営もしています。

笹木:え!!すごい!多岐に渡っているんですね。

伊之上:そうなんです。実は今から6年程前には、仲間と一緒にうどん屋を経営していました。

■広告費ゼロで行列のできる人気店に!肌で感じたPR・メディア露出の威力と効果

笹木:うどん屋!まただいぶ違う業種ですね。

伊之上:はい。当時、開店するにあたって、集客方法としては何がベストだろうって考えたんです。話題性のある店だと感じていたので、テレビや雑誌の力を借りられたらな、と思いました。それで、記者会見を開くことにしたのです。

笹木:正に『PR』じゃないですか!

伊之上:はい、それでメディアに向けてプレスリリースを打ったところ、プレオープン時にはNHKをはじめ、日テレ、フジテレビ、新聞、地元情報誌など、あらゆるメディアから取材を受け、その全てで掲載、放送されることになったんです。たまたまつけたテレビで、「今年はうどんブームになります。なぜならこちらのお店ができたからです!」と有名コメンテーターがうちの店を紹介している、なんてこともあるくらいでした。

笹木:ええー!!それはすごい!!反響も大きかったでしょうね。

伊之上:はい。それから毎日お客様が行列で入れないほどになり、継続的にメディアにネタを提供することで、何度もテレビに取り上げていただき、飲食店としては異例の、初年度から年商2億円を売り上げる店舗へ育ちました。

笹木:それって、広告はされたんですか?

伊之上:やってないですね。広告費、ゼロ円です。

笹木:素晴らしいですね!PRの力を感じられたのではないですか?

伊之上:それはもう、メディアに出ることの威力、効果は、広告の何百倍もあるということを、肌で感じました。この店はすでに私の手からは離れているのですが、PRやメディアで取り上げられることのすごさを学んだ、大きな経験になりました。

■PR塾受講の理由 他にはない長期的で本格的な学びを

笹木:なんだ、なんだ。いのっち、PRのプロじゃないですか!!ちょっと、なんでPR塾に来たんですか。(笑)

伊之上:ははは。いやぁ、自分自身がPRの力を目の当たりにしたこともあり、お客様に対してもっと貢献したいという思いから、PRについてご要望をいただいた方には「やってみましょうか!」という感じで、ここ数年取り組んでいたのです。ですが、理論も何もわかっていない状態で。面白い企画を考えて、テレビや新聞や雑誌が好むような絵を作って、プレスリリースを配信会社にお任せするというようなやり方でした。それでテレビにでることもあれば、出ないとこもある、くらいの感じだったんです。

笹木:なるほど。運に任せるような部分もあるという感じだったのでしょうか。

伊之上:そうなんです。そこで、ちゃんとしたメディアへのアプローチ方法を身につけることができれば、今後PRを弊社のもうひとつの核となる事業として確立できるのではないかと思い、PR塾へ参加しました。

笹木:すごい!事業の柱として学ぶために、PR塾を選んでくださったということですね。うれしいです。色々な広報セミナーなどがある中、どうやって見つけてくださったんです?

伊之上:はい、PR塾を受講する前にも実は、ちょこちょこ簡単なセミナーに参加して学んではいたんです。それぞれに学ぶところは多少なりともあったのですが、何か物足りないものを感じていました。それで、もっと深くメディアアプローチを学べるところはないだろうかとネット検索で探してみたところ、偶然見つけたのが、郁乃さんのPR塾だったんです。

笹木:その他のセミナーとの違いはどのあたりに感じられたのですか?

伊之上:ホームページを拝見した後に、facebookを見たんです。郁乃さんのタイムラインからは、講座の盛り上がりが感じられ、受講生の方の満足度も高いように見受けられました。それから、メールマガジンも読ませてもらっていたのですが、いわゆるキラキラ起業女子系ではなく、非常にきっちりと書いておられる感じがしました。そこで、信頼できる塾だろうと思ったんです。

笹木:そうだったのですね。メールマガジンも力を入れている発信のひとつなので、うれしいです。

伊之上:それと、対面講座3ヵ月、オンラインフォローが3ヵ月、計6か月という期間をかけて、深く詳しくPRが学べるというのも決め手となりました。

笹木:がっつり学べるというところがポイントだったのですね。

伊之上:そうなんです。始めはオンライン受講を検討していて、まずはPR塾申し込みの優先案内に登録しました。優先案内の登録者は、郁乃さんにメールで問い合わせることができますよね。そこで相談のメールを送ったところ、会場で学ぶ場合は個別相談を郁乃さんと元読売新聞記者の坂本さんの両方から受けられるということをお聞きしたので、これはぜひ会場で参加しなければ、という気持ちになりました。メール相談した時の、郁乃さんの丁寧でしっかりとした対応から、信頼できる方だということも感じました。

■月間売上額を500万円上乗せ!PR設計、ワークから得た大きな気づき

伊之上:受講して本当に良かったと思っています。郁乃さんは非常に論理的に内容を伝えてくださる。さらに教えていただいたことで一番ためになったことは、アプローチするメディアの選定についてです。僕自身がちょうどその時、一番悩んでいたところでした。

笹木:テレビ、雑誌、新聞、それぞれの媒体のどこに情報を持って行くかを選定する、メディアリサーチについてのところですね。

伊之上:はい。これは他では学ぶことができなかったスキルでした。テキストも、「ここまで出してしまって良いの?」というような、他のPR会社も知らないのでは、という情報がわかりやすく凝縮されていて驚きました。

笹木:そんなふうに感じてもらえて、私もうれしいです。いのっちは、これからPRを事業として展開されていくということで、長期的な視点でこれらの学びを生かしていくということになると思いますが、短期的な部分での変化は何かありましたでしょうか?

伊之上:はい、この講座で学んだことを自分が開催しているセミナーやお客様用資料などに展開させたところ、月間の売上が、これまでの最高額を約500万円ほど更新しました。

笹木:ええ!すごいですね!

伊之上さらにその後の月々の売上も、受講前と比べて100万円以上は上乗せされている状況です。

笹木:わぁ!うれしいです!それは、PRの基本的な設計の部分の学びが成果につながったということでしょうか。

伊之上:おっしゃる通りです。自社の他企業へのPRについて、私自身が見失っていたところに気付かせていただいたことで、この結果に繋がったと思っています。

笹木:見失っていたというのは、具体的にはどんなところですか?

伊之上:自社の実績について、自分では評価される部分だと思っていたところが、他者目線だとそこまででもなく、他の部分の評価が高かったのは、大きな気づきになりました。

笹木:PR塾では、講座中のワークを通して、受講生同士で第三者のフィードバックをもらえるところも、メリットのひとつなんですよね。自分のことって、自分ではわかりづらいですからね。

伊之上:そうなんです。そこでPR設計を見直したことによって、ある業界の広報誌に弊社の主催セミナーが取り上げられ、そこから現在も継続的にお問い合わせをいただいているという、複合的な効果がありました。

笹木:PR設計がメディア掲載に、そしてご依頼の増加にも繋がったのですね。

■PR塾一番の魅力は、個別対応とそこにかける講師の情熱

笹木:私の印象は実際にお目にかかって、どんな感じでしたか?

伊之上郁乃さんに関しては、すごく受講生の成果に対して熱心な方だなと感じました。そこが他のどんな講座や塾とも違っているところだと思います。特にそれを感じたのは、個別相談の時間です。私はプレスリリースを実際に見ていただいて、プロの視点として自分一人では思いつかない発想が得られ、とてもためになりました。すごいと思ったのは、昼休みや講座終了後、全ての投下できる時間を使って、全受講生のために一対一の時間を作ってくれていたことです。しかも5日間の講座、全日程で毎回やってくださっている。

笹木:はい、30名以上のご参加者、一人ひとり、お悩みは違っています。全員のお話をしっかり聞きたいという思いがあって、だけど一人でも多くの方にPRの力をお伝えしたいということから、「塾」として開催しているんです。ですから、せめて限られた時間の中でも、それぞれのお話を伺いたいと思い、休憩時間や終了後の時間に個別の質問会を設定しています。

伊之上6か月間のフェイスブックグループでのフォローも、とても丁寧に対応されていて。受講生に対して、成果を出してほしいという想いの強さ、情熱と愛を感じましたね。僕がそれまでに参加した講座などでは、そういったものはありませんでしたし、他の方の話でも、あそこまでやるというのは聞いたことがないです。

笹木:ikunoPRを信じて飛び込んで来てくださった方の人生が、思い描く未来へ変わって行くように、結果を出さなければというプレッシャーがあります。せっかくここを選んできてくださったのだから、皆さんに笑顔で卒塾してほしいという思いが強いんです。いのっちは、これからどんな変化を描いていますか?

伊之上:やっぱりPRは会社を大きくする上で大切な取り組みですよね。でも、PRを会社として取り入れることが出来ているところは少ない。想いのある多くの会社さんにPRで事業変革を起こすお手伝いができたらと思っています。

笹木:PR事業の引き合いも多数来ていているとお聞きしました。PR事業本格化に向けて動いていかれるということでしょうか。

伊之上:はい。小さい会社は、どうしてもPRすることまでリソースが回らず、「集客地獄」に陥っているところも少なくないと思います。しかし、PRは広告とは違い、信頼性がブランド力アップに繋がっていくため、その力を継続的に活用すれば、一気に風の流れを変えることが可能だと感じています。私としては、これからマーケティング支援の一貫として、PRの腕を磨き続け、より一層お客様に貢献できたらと思っています。

笹木:いのっちの益々のご活躍、楽しみにしています!

インタビュー後の感想

メディアPRのご経験がある方にも支持していただけたということに、身が引き締まる思いでした。また、メディア掲載だけでなく、自社を第三者目線でとらえ、しっかりとPR設計をしていくことが、ビジネスの飛躍を生んでいくのだと感じました。いのっちの強みであるマーケティング支援×PRのこれからが、とても楽しみです。応援しています!