PR塾卒業生へのロングインタビュー第一弾は、株式会社ふじや衣裳代表 木崎祐子さんです。PR塾に入るまで、セミナーのような学びの場には行ったことがなかったという祐子さん。入塾前のPR塾への印象と、入ってからの実際の雰囲気や、12期開催中にしっかりとメディア掲載をゲットされた、その裏側の戦略、掲載後の意外な効果などについてお話いただきました。
笹木:ゆうこりん、久しぶりー!うれしいです!お住まい埼玉でした!?
木崎:はい。よろしくお願いいたします。
笹木:ゆうこりんは一番最近開講した、PR塾12期卒業いただいた、メイクの先生です。会社も経営されているんですよね。
木崎:埼玉の秩父にあるふじやという会社の代表をしています。その会社の中で、ヘアメイクの仕事もしています。
笹木:ふじやのご紹介もぜひ!
木崎:はい。ふじや衣裳という、婚礼衣装のレンタルや、写真スタジオ、それから最近は、街歩き着物のレンタルのお仕事も、1年少し前から始めました。会社は、私で3代目になります。
笹木:そうなんですね!
木崎:はい、創業して50年程になります。私は嫁いできたんです。もう18年になります。
笹木:すごいですね!ご結婚して承継されたんですね。
木崎:はい。そうなんです。
■PR未経験から新聞2誌掲載ゲット!カラー写真入りで大きく掲載
笹木:どうしてPR塾に入られたのでしょう?
木崎:私は会社で色々な仕事をしているんですけれど、会社でやっていることをどうやって地域のみなさんや世の中に伝えて行ったらいいのかというのが、全くわからなくて。いわゆるチラシやダイレクトメールみたいなものは、ずっとやってきたんですけど、そんなにすごく効果があるというわけではなくて。費用ばかりがかかるなぁと思っていました。
笹木:そうですね。配布物を作ったり、印刷したり、お金がかかりますよね。
木崎:はい。なにか違う方法がないのかなって思っていました。
笹木:そうだったんですね。ゆうこりんは話し方もおっとりされているので、長期的に、ゆっくりじわじわ結果を出して行かれる方なのかな、と勝手に思っていたら、入塾されてすぐに、シュン!!って行ったんですよね。(笑)
木崎:はははは。
笹木:まさかの講座受講中に新聞2誌に掲載ですからね!!本当に素晴らしいです。そしてその「シュン!」ぶりと、ただメディアに載るというだけでなく、地域に対してすごく貢献されたということで、私の中で印象に残っていて。どんなことが変わりましたか?
■個人の活動より会社のPRを優先したわけ
木崎:そうですね。私、まずPR塾に入ったのは、自分のやっているメイクの活動などを知ってもらいたいと思ってのことだったんです。だけどやっぱり、母体となる自分の会社が色んなことをやっているというのを、まずは伝えた方がいいなぁと。PR塾で、ワークをしながら、考えるようになったんです。例えばプレスリリースを作成するワークのときにも、そっちの方が取り掛かりやすかったんです。
笹木:そうですね。個人として、周りの方に小さく、でもしっかり貢献してる活動と、一方で三代目として50年続いている衣裳屋さんというのがあったとき、ゆうこりんの中でまずは実績と歴史のある、母体の方で結果を出して、両方に還元していくというふうに思われたんですね。
木崎:はい。
笹木:ナイス作戦!
木崎:どうせだったら、早く結果が出る方がいいかなと思ったんです。
笹木:そうですね!その副次的な効果で、ご自身の活動にも良い影響が期待できますよね。
木崎:はい。そう思いました。
笹木:素晴らしいですね!「私はこっちをやりたい!」と、難易度の高い方に挑戦するという方もおられますが、せっかくだったらまずは一度、結果が出そうなところで挑戦して、その影響で個人の方の認知が上がって来るというのは、ありますので。
木崎:はい、それを狙ってました。
笹木:狙って!!意外と戦略家ですよー!(笑)
木崎:うふふ。そうなんです。それで、会社でそのとき始めたばかりだった、街歩きの着物レンタルを題材にしたらどうかなって。ちょうどイベントを開催するタイミングだったので。それでプレスリリースを書いたところ、朝日新聞さんと、埼玉新聞さんに取り上げていただきました。
笹木:すごかったですよね!
木崎:まさかそんなことになるとは…。
笹木:反響はありましたか?
木崎:はい!!本当にたくさんの反響をいただきました。地域のお祭りに合わせて、秩父の伝統的な、銘仙という着物の着付けとそのまま街を歩いていただけるサービスのレンタルについて記事にしていただいたのですが、カラー写真入りで掲載いただいたこともあり、すぐに新聞を見てのお申し込みがありました。また、地域でFMラジオをされている方がぜひご紹介したいと問い合わせくださり、実際に銘仙も着用されて、放送で取り上げていただきました。その方はその後、メイクレッスンにも来てくださってるんです。
笹木:わぁ!すごい効果ですね!!メイクの活動にも繋がったんですね。
木崎:そうなんです。他にも市の仕事をされている方と繋がったり、そのご縁で大手鉄道会社さんがお店を見に来てくださったり。さらに、その会社さんの地域版WEBページと冊子に、うちの店を紹介してくださるお話をいただいているんです!
笹木:そういうことがあったんですね!大手の鉄道会社でしたら、発行数も多いでしょうし、そこからの反応も期待大ですよ。思わぬ副産物ですね!
木崎:はい!楽しみです。
■プレスリリースの9割は、これで決まる
木崎:他にも、ワーク中に作成したプレスリリースがもう一本あって、それはまだ温め中です。モデルさんをお願いして、写真を撮影する予定なんです。
笹木:そうなんですね!それじゃ、写真が出来次第という感じですね。
木崎:はい!
笹木:いいですね。プレスリリースは写真とタイトルで9割が決まるので、写真の手を抜かないというのも、ひとつ作戦ですからね。
木崎:はい。楽しみです!
笹木:最近は、個人ではどのような活動をされているんですか?
木崎:そうですね、会社の仕事をしながら、ヘアメイクの仕事と、他にもセミナーなどに行って、色々勉強をしています。
笹木:熱心にされてますね!
木崎:実はPR塾に行くまで、セミナーみたいなものには何も行ったことがなかったんです。
笹木:そうなんですね。どうやってPR塾のことを知ったんですか?
木崎:たぶん、郁乃さんの髪の毛がまだ長くて、名古屋でしかPR塾が介されていない何期か前の時から、こういう方がいるんだなぁって。「PR」で検索したときに出てきて。
笹木:出てくるんですね!?検索で。
木崎:結構出てきましたよ。(笑)
笹木:結構出てくるんですね!いぇい!(笑)
■PR塾の雰囲気が、変わってきている?入塾後の印象は
木崎:その時は郁ちゃん自身の雰囲気も、今と違っていて。気にはなっていたんですけど、なんか私の居場所じゃないかなぁ、まだタイミングじゃないかな、と思って申し込まずにいたんです。だけど、11期についてのブログやSNSを拝見していると、また雰囲気が違ってきているなと思って。
笹木:どういうところが変わってきていると感じましたか?
木崎:しっかり勉強ができる、という感じがしました。信頼感があるような。
笹木:確かに、期を重ねていくにつれて、経営者の方や出版されている方など、実績のある方のご参加が増えてきているというのはあって。それと同時に、PRを仕事にしたいという方も増えています。一方で、これからPRという学びを得て、副業を始めたり、起業したりしたいという、実績はないけれど、まっさらなところからPRを学ぶという方もいて。その相乗効果で、12期の塾生同士でPRのお仕事を依頼するということもありました。
木崎:そうでしたね!
笹木:実際参加してみて、雰囲気はどうでしたか?
木崎:最初は圧倒されました。周りの方が経営者の方だったり、本を何冊も出されていたり、すごく実績を持った方が多かったので、初日はすごく緊張して。なんかすごい人たちの集まりだなぁって。
笹木:そうですよね!ゆうこりん、控えめな感じですもんね。
木崎:はい。ですけど、同期の方が本当にいい方ばかりで。他の色々なところと比べても、これだけ濃く関係性を築けるって、中々ないと思います。
笹木:そうですね、ハートフルな方が多くて、大人の部活みたいなところもありましたね。ゆうこりんのフェイスブックを拝見していると、よく12期の仲間と会っているのが上がっていて、うれしいです。
木崎:はい、誰かが東京に来る、ってなると、タイミング会えば会いに行こうって思ってます。
笹木:いいですね。私も、ただご飯を食べに行く友達だと、子どももいるし忙しいし、ってなっちゃうんです。だけど、楽しいプラス、お互い学びにもなる、経営や仕事の情報交換ができる関係だと、すごくポジティブな濃い時間になりますよね。そういう仲間になっているのがうれしいです。
木崎:そうなんですよね。自分がちょっと落ち込んでいて、今一つPRのことがわからず、詰まっているような気がするときにも、そういうふうに同期の顔を見ると、刺激になって、また頑張ろうって思えるんですよね。
笹木:わぁ!うれしいです。今後も会社のお仕事とメイクの活動と、並行されていくのでしょうか?
木崎:はい。今、会社をやりながらメイクのレッスンなどもしています。ゆくゆくは、指導に力を入れていきたいと思っています。まず、今は実績を増やしていきたいと思っています。
笹木:これからのご活躍、ますます楽しみにしています。今日はありがとうございました!
■インタビュー後の感想
50年続く実績ある会社のPRを個人の活動にも繋げて行くという視点が、今回のメディア掲載に繋がったのだなと思いました。「まずは実績」という考え方、私自身も改めて学びになりました。卒業後も塾生同士が学びを深め合う仲間として、お互いに刺激を受けながら、日々頑張っている様子も伺うことができて、とても嬉しかったです!ゆうこりん、これからも応援しています!