PR塾の学びで、PR事業を立ち上げ!シンプルで再現性の高い教材は私のマニュアル

PR塾卒業生へのロングインタビュー第二弾は、株式会社プランティア代表・PR Web Marketer植田雄一さんにお話を伺います!PR塾卒業後、PRを事業のひとつとして展開される方が増えてきています。塾生でPR事業化に挑戦されたトップバッターとも言える植田さんが、PR経験0からどのように仕事へ繋げていったのか、現在のお仕事の様子なども交えてお話いただきました。

笹木:お久しぶりです!今日はありがとうございます。簡単に自己紹介からお願いします。

植田:はい、株式会社プランティアという法人を立ち上げて、ちょうど10年になります。昨年春、PR塾11期に参加しました。元々自社で通販をやっていて、生活の質を上げるためのものを、広告も使って販売していました。PRも、PR会社に依頼をしてやっていました。

笹木:あ、お願いしてやっていたんですね!

植田:はい。それで広告とPRの違いは、なんとなくはわかっていたのですが、それを体系的に学べる機会というのは全くなかったので。自分でも学びたいという気持ちと、郁乃さんの活動やPR塾の講座生がすごく結果を出しているのを見て、申し込みました。

笹木:そうなんですね!ありがとうございます、うれしいです。11期は女性の期でしたね。パワフルな女性が多くて。植田さんは静かに参加されている印象でしたが、塾が始まって一か月くらいたった頃に、さりげなくビックな報告をしてくださったんですよね。

植田:ははは。

■PR塾受講中にPR経験0からいきなり企業2社と契約!

笹木:言っていいですか!?

植田:はい。(笑)

笹木:「実は企業とのPR契約を2社決めました。」って感じで言われて。「えっ!もう2社ですか!!」とみんなびっくり。しかもトライアルや無料などでなく、ちゃんとした金額で、がっつりPR会社としての契約で。PR事業を始めました、という報告で。おいおい!植田さんすごいじゃない!っていう。(笑)

植田:はい(笑)。元々弊社が通販をやっていたということもあって、「WEBを使って商品を販売したい」という会社からお声がけをいただくことが多いんです。そこで、PRの重要性や、やるからにはそこの部分も含めて一緒にやりましょう、というお話をさせていただいてるんです。ですので、PRの設計をして、自社の見え方を見直したり、プレスリリースを作ったり、そういうことを一緒にやって言っている状態です。

笹木:そうなんですね!今は何社くらいサポートされてるんですか?

植田現在企業3社と、自治体からのご依頼も1件担当させてもらっています。

笹木:すごい!弊社と競合じゃないですか!(笑)

植田:いえいえ、まだまだです。

笹木:いや、すごいですよ!元々PR事業をされていたわけじゃないんですよね!?

植田:はい。PR塾での学びを忠実に実践しているだけなんですが…。

笹木:あれ、なんだかこれ、やらせみたいになってきてますね!?このインタビュー(笑)

植田:ははは。いやぁ、素でお話ししてるだけなんだけどなぁ。なんだか最近は遊びながら仕事をしているような気がしてるんです。

笹木:いいですね。

■仕事が決まるのは、いつも飲み屋

植田:PRの仕事で成果が出ると、やはり楽しいですし、「それどういうふうにやってるの?」「誰に教わったの!?」と、いろんなお付き合いのある方に聞かれるんですよ。

笹木:なるほど!そういう中からお仕事に繋がっていくわけですね!

植田:そうですね!ほぼ飲み屋で決まってます。

笹木:そうなんですか!(笑)

笹木:そうか、経営者同士の人脈もありますもんね。

植田:そうですね。あと、PR塾で教えていただいた「実績を見せる」というのを心がけていると、「え、そういうことができるの?相談したい事があるんだけど…。」とお声がけくださる方がいたりして。

笹木:へー!実績を見せるとうには、実際にはどのようにするんですか!?

植田:「実は最近…」と言って、郁乃さんの話をしちゃう。

笹木:え!?私!?ほんとに!?

植田:はい。こういう経歴、実績があって、この方がこれだけ活躍しているのはPRの力を最大限に使っているからなんだよね、というふうに。

笹木:ほんとに!?うれしいなぁ。

植田:はい。そこで、僕はその方から学ばせてもらって、実は今PRのお仕事もやっているんだ、と話すんです。そうすると、「PRってなんなの?」となる。

笹木:経営者の方でもPRって知らない方も多いんですね。聞いたことはあるけど…という感じでしょうか?

植田:広告の一部だと思っている方も多いですね。PRって、設計からしてこうやって作っていくんだよ、と説明したら、「何でそんなことをやる必要があるの?」「合理的じゃない」と言われるんですよね。

笹木:そうですよね。最初は分からないですもんね。広告ってお金を出せば確実に載るじゃないですか。PRはそうじゃない。植田さんはそういうとき、PRってどんなものだと答えてるんですか?

■PRって、長い目で見て底上げになるもの。

植田:そうですね。広告を出せばある程度効果が出てきますけど、PRはいつ跳ねるかわからない。だけど、会社の実績をみんなにわかりやすく示す、底上げのできるものだと思うので、長い目で見て、やっておいた方がいいよ、と説明します。

笹木:例えばテレビCMなどの広告は、出せば出すほどたくさんの人には届くけれど、お金がかかるんですよね。でも、PRはお金がかからない。そして誰にでも、無名の人にもチャンスはあるので、まだ知られていない人、企業ほど絶対やるべきだと思うんですよね。

植田:本当にそうですね。実は先日、PRのお手伝いをさせてもらっている企業が新聞に載ったんです。PR塾で教えていただいたマニュアル通り、県政の記者クラブへ行って、メディアの方たちに記者レクもして。 ( ※記者レク…記者を集めてプレスリリースの内容を共有、プレゼンすること )

笹木:あっ!やったんですか!?すごい!電話したんですね!?

植田:はい。テキスト通りに電話をしまして…ぜひ記者レクもやりたいです!とお伝えしまして。

笹木:わぁ!うれしいですね!

植田:そこで新聞4社にご参加いただきました。

笹木:え!まず4社も来たのがすごいですね!すばらしい!

植田:はい、社会貢献の部分をしっかりプレスリリースに書いたことも良かったのかもしれません。

笹木:マニュアル通りですね!(笑)

植田:はい(笑)。 オーナーさんと一緒に行ってもらって、熱い想いを記者の方にお伝えいただきました。その翌日から取材のお申し込みをいただいて、4社から取材のお申し込みがあり、すでに新聞3誌に取り上げていただきました。今日ちょっと持ってきたんですけど…。

笹木:すごい!これ、結構大きな扱いですね!

植田:はい。電話番号も載せていただけたので、もう翌日から電話がじゃんじゃん。お問い合わせが50件以上あったそうです。

笹木:ええ!それはびっくりされてたでしょうね!うれしいですね~!!「植田さんとPR、すごい!」ってなったんじゃないですか!?

植田:そうですね。こんなやり方があるんだ、という感じでした。

笹木:わぁ、うれしいなぁ。塾でお伝えしているやり方は、やるのが面倒だな、億劫だな、と思ってやらないでいると成果はでませんが、やれば着実に結果に繋がるやり方だと思っていて。本当にうれしいです。

■PR塾のいいところは、シンプルさ、実践しやすや。

植田:もう、郁乃さんのフェイスブックもチェックして、お勧めのPR関連の書籍は全部読んでます。(笑)

笹木:え!!うれしい!!っていうか、私より詳しいんじゃないですか!(笑)

植田:いえいえ!でも、そういうところから組み合わせてやろうと思っても、なかなか難しくて。やっぱりPR塾で習ったことが、一番シンプルで、余計なことがそぎ落とされていて、実践もしやすいと感じます。

笹木:そうなんですよね。理論よりも、わかりやすさや、実践しやすさを一番に考えてコンテンツを作っているんで…って、なんかまたやらせみたいになってきてませんか!?(笑)

植田:ははは。でも本当に、やっていく中で、あ、こういう話が出ていたな、ここはこういう意味だったんだな、って何回も深めて学ぶところも出てきて。繰り返し、講座のテキストと動画で復習しています。

笹木:本当にうれしいです。PR塾の学びを自社サービスでなく、他者へ提供する事業に発展させたというのは、植田さんが初めでしたからね。PR塾の可能性を広げてくれたと感じています。

植田:そんなふうに言っていただけてありがたいです。これからも学ばせていただきます。

笹木:ありがとうございます!!

■インタビュー後の感想

実は弊社の業務もスポットで助けていただいたことのある、植田さん。卒業生が心強い同志となっていくことが本当にうれしいです。まさかの飲み屋で仕事が決まるというのも、これまでの人脈を生かした、経営10年の植田さんならではのことだと思いました。植田さん、ありがとうございました!