PRコラム

PRの基本・PRパーソンにとって最も必要な資質とは

PR塾広報担当、雨野です。これからPRパーソンとしてやっていきたい!またはPRパーソンとして活動中!という方に向けてのお役立ちPRコラムを不定期でお届けいたします^^

少し私のことをお伝えしますと、私は昨年1月に当協会主催のPR塾に入塾し、そこではじめてPRについて学ぶことになりました。それまで「プレスリリース」という言葉すら知らなかった私が、そのノウハウを学ぶことで今PRの仕事に携わっています。個人の活動としても、これまでプレスリリースからNHK放送、tvk個別取材、朝日新聞、読売新聞、東京新聞で紹介していただく機会を得ました。そのくらい、PR塾でお伝えしている内容というのは再現性の高いものだということをこの1年で自分自身でも実感しています。このコラムでは、そのエッセンスを少しでもお伝えできたらと思っております!

そんなPRコラム第1回は、『PRの基本とPRパーソンにとって最も必要な資質とは』。まずは基本である「PRとは何か?」というところからお伝えいたします。

入塾した当初。正直にお伝えしますと・・・私は「PRね!自己アピールのことでしょ!?」と思っていました。しかし、第一回目の講義でそれはむしろ全く逆であるということを学びました。そもそも、PRとは何かというと。

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PR…パブリックリレーションズ(Public Relations)の略
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意味としては
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企業や個人が商品等を、社会の人々に理解してもらい、信頼関係を築く、<双方向のコミュニケーション活動>
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になります。

「PR」とは、商品やサービスを体験したり、使用したりした第三者が「これいいね!」と応援してくれる環境を整えるための活動のこと。

今は10年、20年前に比べて、広告の効果が薄くなってきています。個人がWEBから情報を探せる時代となり、消費者は「うちの店のランチは最高です!」という販売元の情報よりも、第三者の「あの店のランチはおいしかった!」という情報を元に選択するようになっています。広告を上手く活用されているところももちろんありますが、その場合でも、『第三者の声=評判』によってブランディングされていれば、同業他社と比べて圧倒的に大きな流れを作ることができます。

このように、『PR』を制することが非常に重要になってきている今の時代。PRパーソンに対する需要も高まっています。それでは、PRを仕事とするために、最も求められる資質ってなんだと思いますか?私がPR塾での学びや、今PRを仕事とする中で代表理事笹木郁乃に教えられたこと。それは・・・

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誰よりも、その商品・サービスの価値を信頼しているか
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ということです。『これは世の中に絶対に広まる!』『この企業の素晴らしさをたくさんの人に届けたい!』と、心の底から信じる気持ちがあるかどうかということが肝になります。

PRは種まきの活動です。この『信じる気持ち』が強ければ強いほど、行動に結びつきます。また、プレスリリースなどメディアアプローチへの質の高さへもつながってくるのです。そう考えると、企業との契約時、自分が心底その商品・サービスに惚れ込めるか、事前のリサーチをしっかりとし、その企業に入社するくらいの気持ちがなければPRその企業の拡大に貢献するというのは難しいのです。

あなたはその商品、サービス、企業の存在価値を心の底から信頼できていますか?
あなたはその商品、サービス、企業のどんなところに価値を感じていますか?

まずは改めて、自分に聞いてみるところから始めてみてください!