Webメディアへの「マイストーリー」寄稿で全国や海外から講座の申し込み殺到。悩み多き40代女性に寄り添う-長岡まりさん
悩み多き40代女性の生き方を支援しようと、65歳で会社を設立された長岡まりさん。ご自身の周りの女性にサービスは好評だったものの、もっと幅広く多くの女性に届けたいとPR塾に入塾されました。メディア交流会での縁がきっかけで、全国や海外から講座の申し込みが殺到するようになった経緯と、これから目指す未来についてうかがいました。
■Profile
株式会社 イトグチ 代表取締役
会社のミッションは「絡まった糸のイトグチを解し、新しい関係を紡ぐお手伝いをする」。
事業内容:婚活支援セミナー講師・企業研修講師・人生の踊り場に立つ40代女性を「40代から始める人生再設計講座」と1on1セッション「トコトン・ダイアロ」を通じて支援している。
■SNS
アメブロ:https://ameblo.jp/mother-mari-0228/
「トコトン・ダイアログセッションHP」:https://itoguchi.hp.peraichi.com
メディアの効果は以前から実感。講座の認知拡大のためにPRを体系的に学ぼうと入塾
-PRはどんなイメージでしたか?
PRってやはり効果があるというか、すごく広がる力が強いなというのは以前から思っていました。なぜかというと、40代の頃ワインのレストランをやっていて、当時地方では珍しいコンセプトのお店だったので、取材をしていただいたことがあったんですね。
地方のテレビ局の夕方の番組で紹介されると、すごくお客様が増えたり、全然知らないところからお店を探して来てくださったりということがあったので、メディアの効果ってすごいなというのは、自分の中にありました。
―PR塾に入塾した理由を教えてください。
私がこの3年くらい提供している、40代女性向けのサービスがあって。自分の周りでは少し広がって、評判も良かったのですが、これ以上広がりがないなと思うようになっていたんです。いいサービスだと自信を持っていたのでもっと広げたいと思った時に、メディアの力で広げられないかなと思い、たまたま笹木郁乃さん(PR塾代表)の「0円PR」という本を読んで、「これだ!」と思ったので入塾しました。メディアの効果は分かっていたつもりだったのですが、自分がそれを実際やるとなると、やはり体系的にちゃんと学ぶことが必要と感じて、迷わず飛び込みましたね。
-実際に入ってみてどんな変化が出たか教えてください。
たまたま、メディア交流会にゲストでいらしていたWebメディアの方に、メールを送ってみようかなと思ったのが卒業間際の12月でした。その時に送ったのは「新しい講座をやるので紹介してください」っていう内容のプレスリリースだったんですが、そこに参考資料という形で、なぜ私がこれをやるのかという詳細を書いた「私のストーリー」を付けたんですね。
そうしたら本当に予想外だったのですが、添付資料のストーリーに興味がありますと言っていただいて。このストーリーを文章として記事を書きませんか?と、お声がけいただきました。
Webメディアへの寄稿で、怖くなるほど講座への申し込みが殺到
-寄稿した後に何か変化はおきましたか?
6000文字ぐらいの文章にしてくださいって言われて、はじめは「え、そんなに書けるかしら」と思ったんですが、実際には13000文字ぐらい書けたんです。それで、「こんなに書いちゃいました」って言ったら、「じゃあ前半と後半と2つに分けましょう」って言っていただいて。しかもWebの記事に載せるだけじゃなくて、Yahoo!ニュースにも転載されますって言われたんですね。Yahoo!ニュースって自分も結構見ているので、そこに載るなんてびっくりしました。
ただその時に「Yahoo!ニュースに載ると、反響が大きいのでびっくりしないでくださいね」って言われて。正直ピンと来ていなかったのですが、実際にYahooニュースに載せていただいたらその後ものすごい反響で。記事の最後に自分のサービスのお申し込みURLを貼っていただいたんですが、そこからお申し込みが途切れなくて。記事掲載から1週間ほどで、60人くらいの申し込みがワーッと入ってきました。
それまではひと月で5人とか10人とかだったので、途切れなく申し込みが来る状態に、「どうしよう」って、ある意味恐くなるほどでした。
-メディアの力を改めて感じたんですね。
そうですね。やはりメディアの力ってすごいなっていうのを改めて感じたのと、今までとは違う、顔も名前も全く知らない方が興味を持って申し込んでくださったことに驚きました。
日本全国だけでなく、カリフォルニアですとか、スイスに住んでいますとか、海外の方もいらして、本当にメディアの拡散力は、私の想像していたもの以上だなと思いました。
-ご自身が描いていた未来に近づいていますか?
はい。「世の中の役に立ちたい」と思って、自分のサービスを提供しているので、そのためにはやはりたくさんの方に知って、活用していただくことが欠かせません。そういう意味では、この経験はとても未来につながっていますし、全く知らない私の記事を読んで「この人だったら話してみたい」「この人に相談してみたい」と思っていただいたことがすごくありがたいと思います。こうして繋がってくださった方たちの信頼を裏切ってはいけない、その方たちと丁寧に繋がっていこうと、より深く感じるようになりました。
-ご自身にとって、PR塾の何が一番良かったと思いますか?
PR塾を運営する姿勢とか、あり方がとてもいいなと思いました。上下関係を作らず、一緒に学ぶ仲間だよということで、講師も塾生もニックネームで呼び合ったり、最初はZoomの名前に入塾の期を入れていたんですが、何期か記入することで先輩後輩のような遠慮が出たりするからと、期の表記をやめましょう、って途中からなったり。そこまで徹底するんだと感心しました。
これまで色んな場所で学んできましたが、「一緒に学ぶ仲間としてやっていこう」という姿勢は、なかなか他ではなくて。とても素晴らしいと思いました。
また、学ぶ人たちを本当に本気で応援したいという思いですね。例えば添削も、添削するからとにかく出してくださいというのではなく、講義をちゃんと生かしてほしいから、そこに対してもサポートはいくらでもしますよ、というスタンスなのも今までは経験したことがありませんでした。
あと、もうひとつ。「印刷された紙のテキストがある」ということに驚きました。今、オンライン上に動画も資料もあるので、学んでくださいね、というのが当たり前だと思っていたんです。でも印刷したテキストが送られてきて、さらにと途中でリニューアルされたら、そのバージョンアップしたリニューアル版も送られてきて。多分費用はすごくかかると思うんですが、「学んでる人たちが卒業した後もそれを活用して学び続けられる環境を作ってあげたい」っていう思いがあるから送ってくださるんだ…本当に素晴らしいなと思いました。
-PR塾のコミュニティで得られたものがあれば教えてください
恐らく最年長かそれに近いと思うので、皆さん子どもくらいかそれより若い方も多いと思うんですね。でも、年齢差を一切感じさせないで、仲間としてお互いみんなで切磋琢磨しています。だから私が何かをコメントしても、年上だから義理で「いいですね」って言っておくというような反応ではなく、「それすごくいいから、今度ぜひ取り入れます」みたいな、場の空気感がすごく居心地が良いですね。
PRは未来につながるスキル。PRを仕事にするという選択肢があることも伝えていきたい
-PRとは、どんなスキルだと思われますか?
世の中には価値のあるものがたくさんあると思うんですが、それを世の中に広く知っていただくのはなかなか難しくて。特に、個人や中小企業は、あまり広告宣伝費をかけられないじゃないですか?か
でもPRを活用することで、お金をかけなくても知っていただくことができるというのは、とても“未来につながる”スキルだなと思っています。
-これから挑戦したいことはありますか?
自分もすごく大変だった記憶がある“40代”は、人生の踊り場みたいなところで悩んでいる方が多い世代だと思います。そういう方たちに、正しい情報をお伝えしたり、相談に乗ったり、サポートしたりしているのが、今のサービスなのですが、その中で「今までと違う仕事をしたい。でもどうすればいいか分からない」という方も結構多いんですよね。
私自身がPR塾で学んでみて「PRを仕事にするというのもありだな」って思えたので、迷っている人にPRの魅力や、PRを仕事にするという選択肢もあることを伝えられたら面白いなって、思っているところです。
-ありがとうございます。では最後に、どのような人に OJT式PR塾をおすすめしたいですか?
先ほどもお話ししましたが、私自分がサポートしている40代の女性たちの中にも「こんな仕事があるよ」というようなことを伝えているんですね。そうすると「それは知らなかった。面白そう。仕事にしたい」という方もいるので、そういう方たちにぜひ伝えたいです。
あとはやはり、私みたいに自分のサービスを持っているんだけど、なかなか伝わりきれていない、自分のサービスをもっと世の中に広げたいと思っている方にも、ものすごく役に立つと思います。
-貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。まりさんのサポートされた女性の中から、PRパーソンが誕生する日を楽しみにしております。
※2023年6月26日取材当時の情報です。