受講生インタビュー

Uターンした地元で唯一無二の存在に!地方のいいものを全国に広めたい―二木春香さん

今回のゲストは島根県松江市で企業、経営者向けのコンサルティングやSNS広報のセミナーなどを行っている二木春香さん。コンサルタントの登竜門ともいわれる「よろず支援拠点」の専門家として行政とのお仕事もされています。茨城の大学で学び、そのまま関東で就職された二木さんですが、第一子のご出産を経てUターン。今や地元で唯一無二の存在に。PR塾でのどんな学びが活かされているのでしょうか。お話を伺いました。

―Profile

島根県松江市を本拠地として活動。2021年には出版事業「GOEN出版」も立ち上げる。

株式会社COME TREES 代表取締役

広報&マーケティング プロデューサー
島根県よろず支援拠点専門コーディネーター
島根県信用保証協会 専門家派遣事業
「結(ゆい)」登録専門家

COME TREES HP https://cometrees.jp/

料理教室の先生から企業相手のコンサルタントへ

―二木さんは関東の大学をご卒業後、就職されご結婚、1人目のお子さんをご出産後に故郷の島根県松江市にUターンされたのですね。

はい、そうです。実家がすぐ近くなのでとても助かっています。

―二木さんは、松江市に戻られてから個人事業主としてお料理教室を開催されていたのですね。どのようなタイミングでPR塾に入られたのでしょうか?

PR塾を知ったのは2019年。料理教室をしていた頃より後ですね。東京の起業塾で学び「ファインディングノート起業塾」を立ち上げ、主に個人事業主さんにコンサルティングを提供していたのですが、企業相手のコンサルティングを請け負ったタイミングで受講しました。

―PR塾にどのようなことを期待して入られたのでしょうか?

企業に提案する際の自己紹介資料の作り方やプレスリリースについて学びたくて受講しました。提供できるサービスの質を高めて、クライアントの望みをもっと叶えたかったんです。個人の方ではなく、企業と仕事がしたいと考えたときに、郁乃さんが、無名だったエアウィーヴやバーミキュラをPRの力で有名にした方法はきっと役に立つと思いました。Facebookで郁乃さんを知っていて、ずっと気にはなっていたんです。今、このタイミングだな、と思って。

―期待していたことが学べましたか?

はい。自己紹介資料は、学んですぐに資料を作り、早速企業への提案時に活用しました。また、自己紹介資料の講座でとても印象に残っているのが、郁乃さんがおっしゃっていた、「自己紹介資料は常にブラッシュアップするもの」という考え方です。当時の郁乃さんは1週間に1回と言ってらっしゃったような…かなりの頻度で自己紹介資料の実績を追記したり書き直したりされていると。その必要性に納得しましたね。

―へえ、ご自身で事業をされている方が多かったのですね。二木さんは、プレスリリースは書かれたことがあったのですか?

人に書いてもらったことはありますが、自分で書いたことはなかったです。PR塾で学び、卒業後しばらくしてから、クライアントのイベントのプレスリリースを書きました。学んだ通りのポイントを押さえたプレスリリースで、テレビ、新聞に取材、掲載されたんですよ。私自身も、地元経済誌に4回以上掲載いただきました。あと、PR塾ではメディア掲載情報を活用することの重要性を学びましたね。

夕方のニュース番組で5分間の放送!

―そんなことがあったんですね。二木さんはPR塾を受講されていた頃からまだ2年も経っていませんが、出版事業も始められて、テレビでとりあげられたとか。随分ステージが変わられたんですね!

はい。山陰中央テレビというフジテレビ系列のテレビ局で夕方5分という、一番長い枠で放送していただきました。

―凄いですね。動画を見せて頂きました。二木さんに密着取材の放送でしたが、これもプレスリリースを書かれての獲得ですか?

出版社立ち上げについてのプレスリリースを書いて、市役所の記者クラブに投げ込みはしましたが、実はそのプレスリリースからは問い合わせはなくて。その前に補助金を使って出版戦略についての無料の小冊子を作っていたんですよ。それをシェアオフィスに置いていたところ、記者さんが手に取ってくださって、取材依頼のお電話をいただきました。記者さんに聞いたら、プレスリリースは見ていなかった、と。

―へえ、そうだったんですね。

ええ、でもプレスリリースを作ってあったのが良かったです。お電話をくださった記者さんはまだ新人さんで、放送の切り口を考えたいから話を聞かせてほしいと言われました。そのときにあらかじめプレスリリースを作っていたおかげですぐに話せましたし、電話のあと、プレスリリースをメールでお送りすることができました。

行政や企業がクライアント!地元で唯一無二の存在に

―なるほど。それにしても目覚ましいご活躍ですね。松江ではライバルはいないのでは?

全くの同業者はいないと思います。もちろん模索しながらではありますが、地元の企業研修やコンサルティングをしています。中小企業庁の事業、よろず支援拠点での専門コーディネーターや講演依頼など行政とのお仕事も多いです。PR代行業務があまり得意ではないことにも気づいたので、オンラインでSNS広報の講座を開講しています。「SNS広報を学んだことで月20万円もの広告の経費を削減できました!」と喜んでくださっている受講者さんもいるんですよ。

―地域の経営者さんの心強い相談相手なんですね。今後、二木さんはどんなことをされていきたいのですか?

地方にはまだ知られていないいいものがいっぱいある。知られていないなんてもったいない!そんな、地方のいいものを世の中に広めていきたいですし、それによって地方の産業を守っていきたいと思っています。

―では、目指すは全国放送など?

ええ、でもそれはPR塾でしっかり学んだから目指せることですね。まずは地方での掲載実績を積み重ねながらコツコツとやっていきます。郁乃さんに、メディア掲載をいかに使うかも学びました。しっかり活かしていこうと思います。

―二木さんのように、他の起業塾で学ばれた方にもPR塾での学びはお役に立ったんですね。

ええ。講座だけではなく、LITAやPRプロフェッショナル協会のサイトは、私の会社「COME TREES」のWEBサイト制作のときにも、とっても参考にさせていただいたんですよ。実績の見せ方とか。

―そうなんですね。最後にPRを学ぼうか迷っていらっしゃる方に一言お願いいたします。

PRは一生もののスキルです。どんな業種の方にも必要なことなので、早く学ぶほどお得だと思いますね。郁乃さんはじめ、スタッフのみなさまのお人柄も素敵です。私も再受講したほどに、PR塾はおすすめですよ。

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