受講生インタビュー

孤独なフリーランスだった3児のママ、人生が180度変化!
-半年でメディア取材15件獲得、子連れワーケーションも実現-渕本真紀さん

 6歳の双子を含む3人のお子さんを育てている渕本真紀さん。日中の仕事に充てられる時間はわずか4時間という限られた中で、PRを仕事にする!と決意。
入塾から半年で日本経済新聞や関西のテレビ番組など15件のメディア掲載を獲得されました。受講5カ月後にはPRプロデューサーの試験に合格、子連れで8日間の北海道ワーケーションも実現!仕事と子育てを両立するための工夫やPR塾での学び方を聞かせていただきました。

PROFILE

sotonaka 代表
現在は広報PR代行業務をメインに中小企業や個人事業主の起業サポートやSNSコンサルなどのほか、業界誌の編集ライターとしても活動。
PR塾のメンバーとチームを組み、それぞれの強みを活かした広報PRサポートも数多く行っている。
アメリカの州立大学を卒業後、株式会社星野リゾートに入社。ブライダル部門の広告担当者として、ブランド戦略と広告出稿計画を元に出稿先の選定やWebsite改修のディレクション、記事校正、広告写真撮影のアテンドなどさまざまな業務を経験。退職後は地元大阪へ。育児をしながら在宅でSNS運用やオンラインサロン運営、オンライン秘書、Webサイト制作などの仕事を経験。8歳男子と6歳双子3人の母。

HP:https://sotonaka.com/
Facebook: https://www.facebook.com/sotonaka.maki/
Instagram:https://www.instagram.com/sotonaka.maki/
Website:https://machitto.jp/hokusetsu/32720/

公園のベンチに座る渕本真紀さん
(広報PRプロデューサーとして複数のクライアントをもつ渕本さん)

PR塾の案内を見て、子育てしながら在宅で働きたい私にピッタリ!という直感が働いた

-PR塾で学ぼうと思ったきっかけは?

 もともと、フリーランスとして3年ほど働いていました。子育てを優先するため、夫の扶養範囲内の仕事量に調整していたのですが、子どもが幼稚園に入園したことで自由な時間が増えました。企業のWebsite制作やSNS運用などWEB関連の仕事が中心でしたが自由度は少なく、指示通りに作業をする日々が続きました。また横のつながりも皆無で、フリーランスとして自宅で働く時に相談できる仲間がおらずとても孤独でした。

 それでも働くこと自体は好きで、もう少し仕事量を増やしたいなと思っていたころ、SNSで偶然、笹木郁乃さんの投稿を見かけたのがきっかけです。PRの仕事って楽しそうだな。やってみたいなと思ったタイミングでPR塾の案内が目に入り、以前企業の広告担当として勤務していた時のことを思い出しました。

当時は仕事中心の忙しい日々でしたが、「素敵なものを世に広める」広告の仕事にとてもやりがいを感じていました。広告予算を削る企業が増える今、必要なPRのスキルを学んで仕事にしたいという想いが大きくなりました。「私にできるのだろうか」と不安は残しつつも、入塾を決意しました。

-その不安な気持ちはいつまで続きましたか?

 手元にテキストが届いたときも、「よしやるぞ!」という前向きな気持ちと、「本当に成果が出せるだろうか」という不安な気持ちが入り混じっていました。そんな中、LITAマガジンで紹介されていた先輩PR塾生のインタビュー記事の中に、自分と同じPR未経験の子育てママやフリーランスの方がどんどん成果を出していくのを見て、勇気づけられました。

PR塾の熱気・やる気・行動力に刺激され、「3ヶ月で成果を出す!」と目標を立てた

ーPR塾に実際に入ってみていかがでしたか?

 初めての講義に出て、周りのPR塾生の熱気・やる気・行動力に圧倒されました。「のんびりしているとあっという間に1年が過ぎてしまう」と危機感を覚え、やるべきタスクやその優先順位が明確になりましたね。

ー2022年1月に入塾し、2月にはクライアントさんがメディア取材を獲得。5月にPRプロデューサー試験にも合格、半年間でメディア取材獲得15件と短期間で結果を出されていますね。
 子どもが3人おり時間のない中で、PRを学び取材獲得につなげるため、「3カ月で絶対に成果を出そう!」と入塾後すぐに目標を立てました。具体的には、売り上げ・来店者数増など、クライアントさんが喜ぶ姿をゴールとして、メディアの掲載獲得はその手段というイメージでした。
最初の3カ月が勝負だと確信し、そこで結果が出なければPRを仕事にするのはやめようとまで思っていました。

ABCテレビ「おはよう朝日です」放送の様子
(ABCテレビ「おはよう朝日です」で放送されてInstagramのフォロワー数や来店者数が増加)

ー3人の子育てをしながらどのように学びを進めていきましたか?

 まず、初めの1カ月で必要な講義動画を全て視聴すると決めました。私は毎日3時間、子どもの送迎で車を運転するので、その時間にPR塾の講義動画を音声で流して聴くようにしました。また、家事の時間や夜、子どもが寝てからの時間に、テキストを見ながら講義動画を見返して、1ヶ月でモニターさんを募集するためのPRの基礎を徹底的に叩き込みました。
 隙間時間や移動時間を有効に使ったおかげでインプットも順調に進み、学ぶことがとても楽しく有意義な1ヶ月でした。PR塾の活用方法は塾生一人ひとり違いますが、インプットとアウトプットの時間を確保して活かせるかどうかが大事なポイントだと思っています。

ーPR塾のどんなところが良かったですか?

 過去の全ての動画の中から、その時に必要なテーマを選んで見ることができた点です。効率良くインプットが進んだことで素早いスタートダッシュを切ることができ、結果、早期のメディア掲載獲得にも繋がったのだと思います。テキスト自体もポイントが分かりやすく、講義では講師の皆さんから丁寧に教えていただけるので、すぐに実践→改善→再挑戦と行動に移すことができました。

ー成果をあげるために、どんな工夫をしましたか?

 Slackを毎日のように活用しました。不明点の解消や質問、プレスリリース添削はもちろんのこと、塾生の皆さんの成果報告スレッドを活用しました。知らないメディアがあればメディアリストに追記してアプローチ先を研究したり、とにかくフル活用してPDCAを回しながらクライアントさんにとって最大限の成果が出るように意識していました。
 プレスリリースに記載した私の文章をそのままメディアに掲載してもらえたこともあり、講師によるプレスリリースの添削サポートはとても心強かったです。

 私は昔からフットワークが軽く、アンテナを常に張った状態で日々過ごしています。情報が溢れているPR塾の中でも、自分やクライアントさんに必要な情報は漏らさずキャッチするようにしていました。
 また、情報提供はタイミングや記者さんとの相性もあるので、一度の失敗ではめげずに次に繋がるように心がけました。PR塾はみんなで結果を出そうという前向きでオープンな雰囲気がとても心地よいですね。私もたくさんの方に助けていただいた分、自分が知っていることがどなたかの役に立てたらと思い、積極的に情報発信もしています。

地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイトにて掲載。「4/9(土)おうちでアロマ講座 オンライン講座」
(一から企画しプレスリリースを書いたイベントは地元メディアでの掲載を複数獲得)

メディアの取材を受けて、地域に貢献することが仕事のやりがいだと再認識

ーPR活動をする中で、印象に残っているのはどんなことですか?

 まず私は、地元のメディアを中心にアプローチしていきました。アプローチをする中で、地元メディアはメディアの規模は小さくても地域への影響力は大きく、常に質の高い情報を読者へ提供したいと思っているということがだんだんとわかってきました。
 モニターさんの広報PRでは、小さなお店の素敵な活動を地域の方に知ってもらうことが目的で、地元メディアとの相性が良かったのだと思います。こちら側が伝えたい情報とメディアが必要としている情報のマッチングがうまくいくと取材獲得につながることを体感できました。

 広告の仕事では有料で広告を出稿したり動画を作成してテレビでCMを流したりしていましたが、PRの仕事では必要性があり価値があると判断された情報がメディアの目にとまり、取材される事になります。他者目線でサービスや商品に価値があると思ってもらえ、その情報が誰かの役に立っていることを日々感じながら仕事ができていることが嬉しいです。メディアの取材を受ける中で、「クライアントさんの取り組みを知ってもらって地域に貢献したい」という私自身のPRの仕事に対する強い想いも再確認することができました。

ー地元メディアの方とはその後もつながっていますか?

 はい、今でもやりとりが続いています。メディアの方が今どんな情報を必要としているのかを教えてもらい、私からも新しい情報があればお伝えするようにしていて、地元ならではの良い関係性を築くことができています。

「ママ、今日の仕事はとっても楽しそうだったね」

-3人のお子さんを育てながら、PRプロデューサーとして働く真紀さんの1日のスケジュールを教えてください。

 午前10時に子どもの送迎から帰宅し、仕事をスタートします。次のお迎えや昼食準備があるため、日中に仕事ができるのはわずか4時間。日中の時間はクライアントさんとの会議や資料作成など、子どもがいると出来ない仕事に集中します。メディアの方への連絡もこの時間が多いです。

 夕方から夜の時間は家事をしながら子どもの勉強を見たり、話し相手をするなど子どもを優先にしています。手が空いた時には、主にメールやチャットツールなどへの返信をすることもあります。

 子どもが寝た夜の時間は、メディア研究やトレンドリサーチなど情報収集をすることが多いです。実はこの作業に一番時間がかかるので、気がつけば日付が変わっていることもよくあります。
 クライアントさんやメディアへ提出する資料は何度も見直すため、夜中まで修正作業が続くこともしばしば。プレスリリースは納得いかずに3枚ほど書き直したこともありました。

 PR塾生との情報交換も頻繁に行っています。同じような業種のクライアントさんを抱える方とはプレスリリースや企画の切り口、ネタ探しの相談をしたり、異業種や専門家の方からはアドバイスをいただいたことも。PRプロデューサーとして仕事をしていても、日々の業務は個人で淡々と行うことも多いため、横のつながりができたことは心強いですね。

ー現在、ご自身でどんな変化を感じていますか?

 PR塾に入ったおかげで、仕事にやりがいや楽しさを見いだせたことがとても嬉しいです。また、大人になってから生涯お付き合いしていきたい仲間にも出会えたことにも喜びを感じています。私自身はとにかく広報PRの仕事が好きで、毎日が楽しくて仕方ありません。
  仕事の量はこれまでよりも格段に増え、休みもほぼ関係なく週7日働いていますが、充実した毎日で、人生が明るくなりました!

 入塾前に考えていた経済的な自立という点では、今後は扶養から外れることになりそうです。実績を出せば収入は後からついてくるということが分かり、フリーランスとしての自信にも繋がりました。

ー家族との関係に変化はありましたか?

 仕事が楽しくストレスフリーになったおかげで、家の中の雰囲気が明るくなったと思います。クライアントさんとのミーティングを終えた後、談笑する様子を聞いていた子どもたちから「ママ、今日の仕事はとっても楽しそうだったね。」って言われることもあるんですよ。私自身のマインドが変化したことで、ママの仕事って楽しいんだなと子どもにも伝わっているのだと思います。

 PR塾で出会った塾生や講師の皆さんが、メディア掲載や嬉しい変化も自分事のように喜んでくれるのがとても嬉しいです。
PR塾との出会いが、孤独なフリーランスだった私を変えてくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


ー今年は、3人のお子さんと一緒にワーケーションもされたそうですね。

 北海道の大自然に佇むホテルに子ども3人と私で8日間滞在しました。送迎や家事がなく、子どもたちも朝から夕方までホテルのキッズアクティビティで思いきり遊んでくるので、普段以上に仕事に集中できました。
新緑が広がる自然の中で感覚が研ぎ澄まされたおかげで、新たな企画のアイデアも生まれました。何より私自身のリフレッシュにもなり、とても良い時間でした。

朝日新聞掲載記事
(1枚のイベントリリースで10件のメディア掲載を獲得。別の掲載記事を読んだ記者から取材申し込みがあり、朝日新聞に掲載)

PRは人の幸せに貢献できる仕事。生きがいを得て人生が180度変化

ー働き方や家族との暮らしも、大きく変わったのですね。

 はい。結婚後は在宅でWeb関連の仕事をいくつも経験してきましたが、ようやく生きがいになる仕事を見つけることができました。自分自身が成長できるだけでなく、PRした情報が必要としている方に伝わり、それによってクライアントさんやお客様が喜んでくださることがとても嬉しいです。たくさんの方の幸せに貢献できる仕事に出逢え、私が見えている世界も180度変わりました。

ーこの変化にどのくらい満足していますか?
 好きなことを仕事にできていることに100点、自分のビジネスマインドの変化に100点、そして家族や仲間との関係性がより深まったことに100点で、合計300点です!

ーこれからの目標や夢を教えてください。
 クライアントさんに伴走することが好きで、一番の応援団としてどんどん世に広めていくため、これからも企業や起業家さんを支えていきます。地元大阪のクライアントさんのお手伝いももっとしたいですね。
 ゆくゆくは、PRという枠を超えて自分で事業を生み出し、必要な方へ広げていきたいという想いもあります。大好きな絵本に囲まれて美味しい珈琲が飲める場所をつくりたいという妄想はいつか実現したいですね。

ー入塾を検討していた当時に眺めていたLITAマガジンに掲載されることについてどんなお気持ちですか?

 LITAマガジンへの掲載はひとつの夢でもありましたし、とても嬉しいです。半年前には、受講自体を迷っていたし不安もありましたが、その当時の自分に「入塾は大正解だったよ!」と声をかけたいです。
 今ちょうど入塾から9ヶ月が経ち、学びの期間も残り3ヶ月となりました。悔いなく卒業の日を迎えられるように、現状に満足せず、これからも前進していきます。

-最後に、PR塾への入塾を迷っている方へひとことお願いします。

 不安や越えなければいけないハードルは人それぞれにあると思いますが、PR塾に入ったからこそ見えてくる未来が必ずあります。
 私は「自分らしく未来は変えていける」ことに気がつきました。もし、やるかやらないかで迷っているのであれば、まずはやってみてそれからどうするかを考えても良いのでは、とお伝えしたいです。

-ありがとうございました。真紀さんのこれからのご活躍を楽しみにしております。

※2022年9月20日取材当時の情報です

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