受講生インタビュー

4つの仕事を同時に行う二児の母-PR塾で学び行政や大学で講座開講-伊藤由香里さん

伊藤ゆかりさん

OJT式PR塾受講生の伊藤由香里さんは、8年間の専業主婦生活や、薬剤師としての仕事を経て、現在は薬剤師、薬学部の大学非常勤講師、キャリアカウンセラー、そしてPRプロデューサーの4つの仕事をしています。PR塾で学んだことにより、ご自身の仕事を明確に伝えられるようになり、新たな領域の仕事も得られているそうです。1年間の学びを終えようとしている今、OJT式PR塾を通して得られた変化や成長について語ってくれました。

Profile

Officeファーマシストキャリア代表・現役薬剤師キャリアカウンセラー

慶應大学病院など病院薬剤師を経て精神科薬剤師として活動し2007年キャリアカウンセラーを取得、医療職の教育研修講師をしてきた。薬剤師と星薬科大学非常勤講師もしながら、キャリアカウンセラーとして2020年Officeファーマシストキャリア設立。「心の利き手」に着目した(MBTI®導入)自己理解・相互理解を専門としたキャリアカウンセリング、教育者や医療職等への専門家支援を行っている。また行政や大学でのキャリア講座等も実施。治療と仕事の両立支援コーディネーター、日経xwomanアンバサダー、登山好きの小中学生2児の母。

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伊藤由香里のアメブロ ~近況日記・ビジネス・子育て~

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日経xwomanアンバサダー

パラレルワークが自分らしい働き方 子どもたちとの時間も充実

―伊藤さんは、1年前OJT式PR塾に入塾されたんですよね。

2020年9月に起業し、コロナ禍だからこそ伝えたいことがあって、キャリアカウンセラーとして本格的に活動したいと思いました。その方法がわからず、うまく伝えられない苦しさでもがいていた頃、笹木郁乃さんの『0円PR』 の広告をFacebookで見たんです。

―PRについては入塾する前からご存知でしたか?

PRと広告の違いなどは知らなかったですし、メディアは遠い存在でした。以前、研修などを行う教育関係の仕事をしていた際に出版にも関わったことがあるので、少しはわかっていましたが、PRについての知識はほぼありませんでした。

―入塾されてどのように感じられましたか?

PR塾は、学びながら実践できる上にアウトプットの場がたくさんあり、私に合っていると思いました。PRを学ぶ前は、自分で伝えることに意味があると思っていて、メディアの力を借りることは考えていなかったんです。

―伊藤さんは薬剤師でもあり、そして、キャリアカウンセラーでもあるんですね。

以前は薬剤師の仕事がメインでしたし、専業主婦の時期も8年間ありました。PRを学んでからは、薬剤師、薬学部非常勤講師、キャリアカウンセラーとPRプロデューサーの4つの仕事をしています。そして、今の働き方が一番私らしいと思っています。仕事も子育ても私にとってはどちらも大事で、どちらかを犠牲にしたくないという思いで結果的にパラレルな働き方になりました。小学生と中学生の子どもがいるのですが、自分の時間で働くことで、塾のお弁当作りや送迎もすることができています。パラレルで活動していると休みという休みはあまりありませんが、仕事がクリエイティブになりましたし、何より自分らしさを発揮できることがモチベーションに繋がっています。

講座の様子

PR塾で学んだメソッドで行政・大学で講座開講

―PR塾での学びは、伊藤さんのキャリアカウンセラーとしての認知拡大に役立っていますか?

はい。私のカウンセリングはユングの思想を取り入れた自己理解や相互理解の支援でして、20代~70代の幅広い年代の方に対応しています。自分自身のPRに繋がる実績を作るために行政や大学でセミナーを行いたいと思っていたところ、PR塾で学んだ企画書とアプローチで実現することができました。

私は電話がとても苦手なのですが、PR塾で学んだように電話でアプローチをし、シニアの方向けにセカンドキャリアと心をテーマにした講座を開催することになりました。行政の講座は講師を務めるだけではなくPR活動もしており、今回ケーブルテレビからの取材も獲得しています。

―ご自身を専門家としてPRされたのですね。

その他には、最初にPR設計(事業を説明するための重要事項の枠組み)をしっかり組み立てられたことが良かったです。いろいろな仕事をしているので、ひと言で表すことが難しく、半年くらいかけてじっくり作り込みました。

―伊藤さんは、ご自身のPRだけでなく、PRプロデューサーとして、他の塾生さんのPRも担当していますね。

そうなんです。西河吉恵さんというWebデザイナーをされている方です。

ある日Facebook経由で私に「PRをしてほしい」と連絡をくれたんです。「Facebookの投稿に私の人柄が表れている」とオファーをくれて、びっくりしましたがとても嬉しかったですね。

―いい出会いがあって良かったですね。

「DV」というデリケートなテーマなので、掲載することが西河さんにとってマイナスになってはいけないと、メディアの選定には細心の注意を払いました。プレスリリースでお伝えできるようなイベントを開催する予定がなかったので、メディアに電話でアプローチしました。そして、偶然電話をとってくれた編集長としっかりお話しできたことで思いをしっかりと伝えることができたんです。望んでいた形で先日、「お母さん業界新聞」の「お母さん業界人」というコーナーに掲載されました。

―電話は苦手だそうですが、頑張ったんですね。

はい。「なんとか力になりたい」と思いました。Webデザイナーである西河さんのキャリアデザインにおいて、どのように支援できるか考えた結果、「キャリア支援」と「PR支援」をドッキングさせることにしたんです。PRってメディア掲載がゴールだと思われがちですが、それはあくまでも小さなゴールですよね。掲載のその先のキャリアのビジョンやミッションが大きなゴールだと思います。西河さんとのお仕事で、PR支援とキャリア支援は近いものだと気付き、「私こういうこともできるな」と新たな発見がありました。

―「キャリアカウンセリング×PR」、受ける側としてはお得なサービスですね。

電話は苦手ですが、「クライアントのために」という使命感のようなものが奮い立たせてくれます。今回電話で話した編集長は、ちょうどキャリアカウンセラーを求めていたところだったので、私も情報提供しつつ関係性を築くことができました。

PR塾で大きな変化を体感 苦手だった「書くこと」「SNS」「電話」で自分を表現できるように

―素晴らしいですね。伊藤さんがPR塾で気に入っている点を教えてください。

一つ目は、実践しながら学ぶスタイルです。講義は1年で二巡しますが、1クール目は学びに集中し、2クール目は仕事が忙しかったので、プレスリリースや企画書は講義中に書き、実践しながら学んでいました。仕事が忙しくなっても講義は必ず全部出席すると決めていたんです。メディア交流会(メディアの方をゲストに迎えプレゼンをする会)も、私がプレゼンしたい内容とあまり合わないメディアの方がゲストの回でも、実践する場と考え、全ての回でプレゼンをしました。

―伊藤さんは今月末(1月末)で卒業なので、計12回プレゼンしたということですね!

そして二つ目は、1年を通して毎回講義に出ることで、講師の方々やスタッフの皆さんがとても身近になり、繋がりが温かくPR塾が信頼できる環境に感じられていることです。入塾当初の郁乃さんのコンサルで「“ゼロ→1”が一番難しいんだよ」と言われて、難しいからこそ本気でやると決めました。「まだPRをするという段階じゃないかもしれないけど、まず講義を全部出て学ぼう」ともアドバイスをくださり、全講義出席をマイルールにしました。それによって私のことを知ってくださる塾生が増え、Facebookでコメントをくれたり、塾生仲間との繋がりができました。

最後の三つ目がこの塾生同士の繋がりで、気づけば自然にできあがっていました。PR塾には様々な方がいて、多様性があるのがとてもいいところだと感じています。私がいる医療業界は、医療に関する情報はたくさん入ってきますが、それ以外の情報はあまり入ってこず、閉鎖的だと思います。PR塾に入って、世界観が広がりました。PR塾はまさに私のサードプレイスで、PR塾の皆さんはかけがえのない仲間です。

―それは嬉しいです。PR塾に入ってからの1年で、どんな変化がありましたか?

すごく大きく変わったなと思いますね。PRの概念から学んで、自分自身のPRを設計して事業を分かりやすく伝えられるようになったというのが大きな成長です。以前の私ならまさか行政にアプローチするなんて考えられませんでした。

実は、SNSもゼロからスタートだったんですよ。SNSについての講義の後すぐにFacebookのアカウントを作ったんです。それまではSNSが怖くてあえてしていなくて。理系なので文章を書くのは苦手だと思っていたし、自分の思いを発信することにも慣れていませんでした。でも、PR塾でストーリーの重要性や郁乃さんの人生についてのお話を聞き、自然に自分を出せるようになりました。さらに、聞く人の反応を感じると、「もっと自分を出していこう、出していいんだな」と勇気が出ました。書いているうちに、「文章を書くのが嫌いじゃない」ともわかり、今は「日経×womanアンバサダー」として、楽しく記事を書かせてもらっています。

―別人のように変化しておられますね。今月末で卒業ですが、伊藤さんの今後の夢を聞かせてください。

私は、キャリアとは単なる仕事ではなくて、「生き方」だと思っています。“仕事を通して自分にとって幸せな生き方を切り開いていける”人を増やしていきたいんです。「資格があるから」とか、「お金を稼ぐために」という理由で働くのではなく、仕事で自分の個性を発揮してほしいんです。仕事とは、本来は業務ではなくて、クリエイティブなものだと思うので。

そのために大事なのが自己理解です。他人を知るためには、まず自分を知らなければなりません。子育てでも、母親が自分を知っていれば子どもの個性を尊重できます。私の二人の子どもたちも、それぞれ全く異なる性格で、私とも全然違います。私が自己理解を深めたからこそ、幸せな子育てができ、子どもものびのびと育っていると感じます。この考えを基盤に、医療職、カウンセラー、PRプロデューサーを融合させて、私だからこそできる支援をしていきたいです。

―1年で大きな変化を遂げられた伊藤さん、今後もご活躍を応援しています。