受講生インタビュー

本業にやりがいを見いだせずもがいていた時にPR塾に入塾 「極めたい」と思える仕事に出会えた!-神田そのこさん

今回のLITA MAGAZINEは、受講生の神田そのこさんです。OJT式PR塾に入塾するまでPRについては全く知識がなかったという神田さんは、本業の仕事にライフワークとしての充実感を見いだせず、生きがい、やりがいを求めていたときにPR塾に出会い、副業としてPRのお仕事を始められました。入塾して約1年、神田さんの今のお気持ちやOJT式PR塾に入塾したからこそ得られたことについてお話を聞かせてくださいました。

Profile

夫、3歳の息子と暮らす。

 福岡市在住の会社員。

 40歳の節目を迎え、今後のキャリアを模索していた時に、PR塾と出会い受講を決意。

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「今のキャリアを続けていたら、きっと後悔する」と、やりたいことを漠然と探していました

―神田さんは、副業でPRをされていると伺っています。どうしてPRを副業に選ばれたのですか?

はい。もともと副業を探していた、とうわけではないんです。人生100年時代と言われるようになり、仕事は人生において長い時間を占めると思うのですが、今の仕事に充実感を感じているか疑問がありました。

今いる場所で充実感を得られるよう、私なりに上司へいろんな提案をしてきたのですが、黙って言われたことだけやっていればいいという雰囲気もあり、どこか諦めみたいなものも出てきていましたね。

だから「このままでは本当に腐ってしまう」と一人もがいて家では職場の愚痴ばかり。夫には「そんなに嫌なら辞めれば?」と何度も言われるのですが、それでも辞めなかったのは、40歳を超えた転職の難しさを感じていたり、とりあえず潰れないであろう会社にいるので、「このコロナ禍、仕事があるだけ有難いんだ」と自分に思い込ませたりして。

これまで営業、講師業など、そして今の事務兼接客系のお仕事をしてきて、今3歳になる子どももいますが、仕事をしていない自分は想像がつかないですし、仕事は自分の生きがいになるはずなのに、そうではない現実にどうしたら良いものだろうか、「今のキャリアを続けていたらきっと後悔する」と思い、何かやりたいことを漠然と探していました。

―そうでしたか、今の状況に変化をおこしたかったのですね?

そうです。社会人になってからも教育と仕事を繰り返す、リカレント教育に関心があることもあり、学びたいことの情報も探していました。そんなときに、偶然Facebookの広告でPR塾のことを知り、PR塾の田崎さんのカウンセリングを受けました。

―個別のカウンセリングを受けられたのですね。

はい、セールスは一切なくそこでカウンセラーの田崎さんにしっかりとお話を聞いていただき、OJT式についての説明もかなり詳しくしていただきました。広告で見たときは「OJT式ってほんとかな?!」と半信半疑だったのですが。

カウンセリングを受けているときに、もう気持ちはほぼ決まっていたので、夫に説明し、協力をお願いして入塾しました。多くのことは夫には事後報告なのですが、PR塾に関しては、やるからには充実させたいので家族の協力が必要な部分もあり、事前にきちんと話しました。

―そうだったんですね。ご主人の理解が得られてよかったですね。PRのどんなところにご興味を持たれたのですか?

書くことが好きなほうなので、プレスリリースを「書けるな」と感じたことと、PRにも必要なマーケティングに興味があったので、PRを通してマーケティングも学べそうだと思ったこと、そして営業経験が活かせそうなお仕事だという点で魅力に感じました。

最初の2カ月はPRの学習に集中。初心者で本業があり、小さい子どもがいても、クライアントのメディア掲載を獲得!

―なるほど。とはいえ、本業のお仕事があり、3歳のお子さんがいらっしゃる。初心者ですしPR塾の勉強だけでも大変なのではないですか?

私は、最初の2カ月はひたすらPR塾の講義を見ることに集中しました。じっくり見るというより、車での通勤時間に流して繰り返し聴いていました。PRの全体像を掴むために郁乃さんの本や、その他のPR関連の書籍も読んで勉強しました。

―最初の2カ月は集中して学習されたということですね?

はい。正直言って、焦りも少しありました。入塾されてすぐにモニター募集を開始される方やすでにクライアントさんがいらっしゃる受講生もいらっしゃったので。でも、とにかく最初はスキルを身に付けることに集中しました。そしてその間、「早くPRがしたい!絶対に楽しいはず!」という気持ちがどんどん大きくなって、頂点に達した頃、実際にお仕事として始めるために動き出しました。

―最初は、モニターを募集されたのですか?

地元福岡の知り合いの企業の経営者の方に「必ず取材を獲得します!なぜなら獲得するまでやるからです!」とお声掛けして、半年間無料でPRをさせていただくことになりました。

最初から料金を頂いて自分にプレッシャーをかけてやっていくという方法もありますが、私の場合、未経験であることと、とにかくメディアPRの一連の流れの中で確実にスキルを身に付けることに集中したかったので、半年間という比較的長い期間1社のモニターをさせていただくことを選択しました。

―実際にPRのお仕事を始められていかがでしたか?副業ということで時間のやりくりは大変でしょうか?

やはり忙しいですが、週1日平日に本業の仕事休みなので、上手く進められていると感じます。

―そうなんですね。平日にメディアアプローチをされているのですか?

主にクライアント様とのZOOMや対面でのMTG、メディアの方へのZOOMや対面でのアプローチに使っています。先日はテレビ局にもアプローチのために行ってきました。取材が決まった後は、メディアの方とクライアント様のスケジュールの調整や当日取材がスムーズにできるような段取りを組んだりしています。取材当日は本業のため現場にいられないので、メディアの方もクライアントも気持ちよく取材が進むよう心掛けて準備をしています。

―なるほど。取材現場にいられないこともあり、事前準備をしっかりとされているのですね。

はい。自分が獲得した取材の現場にいられないもどかしさもあります。また、プレスリリースや資料の作成などはどうしてもその他の日に睡眠時間を削って取り組んでいるのが現状です。

―そうですか。体力的には大変そうですが、どのように感じられていますか?

クライアント様との話の中で掲載の最初の目標は、スポーツ雑誌だったのですが、モニターで取り組み始めて2か月目に初めて「月刊バスケットボール」という創刊50年の歴史ある雑誌に見開き2ページで掲載が決まったとき、クライアント企業の方々がとても凄く喜んでくださったんです。

本当は一人を紹介する予定だったところをこちらの要望を汲んで二人紹介していただけて。喜んでいただけたことが本当に嬉しかったので、私はPRでお客様を喜んでもらえるようになれたらと強く思いました。

―素晴らしいですね。

次に経済面の取材を獲得しクライアントに喜んでいただきたいと思い、西日本新聞の経済面掲載を目標に掲げ、プレスリリースを書き、元NHKディレクターの佳世さんに添削していただきました。クライアントの実績をリリースに入れるようにアドバイスいただいたため、リリースに訴求力があったと思います。

西日本新聞の経済面は九州の財界人は読んでいる方が多いので、地元企業の知られざる奮闘、という角度でご紹介していただけたことで、反響も大きかったと聞きました。

「掲載目標を掲げ、新聞記者の方に納得いただけるようにアプローチし、記事にしてもらえた」経験は、PRパーソンとしての私の原点になったと思います。本当に嬉しかったです。その後、RKBラジオの番組出演も決まりました。

―限られたお時間で、本当に頑張られましたね。凄いですね。

ありがとうございます。

PR塾に入り、「楽しい」と思える仕事に出会えて充実感を得られています

―PR塾での学びについてはご満足いただけていますか?

はい。PR塾のいいところはたくさんありますが、あえてあげるとすれば、ひとつは郁乃さんの個別コンサルでした。入塾から早い段階でコンサルを受けさせていただいたのですが、私の現状を丁寧に聞いてくださり、方向性を示してくださいました。郁乃さんもお子さんがいらっしゃることもあり、私の悩みに寄り添ってくださり、「この人は信用して大丈夫だな」と。今でも折々のアドバイス、本当に感謝しています。

もうひとつは、塾生同士の繋がりです。私は電話でのアプローチが上手くできないと気付いたので、受講生で電話アプローチが得意な方に教えていただきながら練習したり、スラックで雑誌に掲載されたと成果報告を読んだら、どのような流れで掲載がとれたのか詳しく聞いて教えてもらえるような関係の仲間もできました。ZOOMで夜中まで話し込んだりすることもあるんですよ。

またいろんな専門家の方がいらっしゃるので、それぞれの得意分野で受講生仲間のためにセミナーを開いてくれたり、受講生同士でビジネスが生まれたり。PR塾が繋がりをつくってくれて、経営者も企業広報もPR初心者も各自自由にその繋がりを活かせるというのがとても心地いいです。

―半年モニターで無料でされて、その後のことをお聞かせいただけますか?

はい。活動し始めて半年が過ぎた頃に、知人の紹介で新たに来年新しくオープンする施設のPRも担当させていただけることになりました。

―良かったですね!PRのお仕事をされてみていかがですか?

PRはクライアント様を全力でサポートできるお仕事で、メディアに掲載されることでまだ知られていない商品やサービスが知られ、人々の生活が潤ったり、社会課題が解決されることに繋がるので、本当にやりがいがあると感じています。社会の役に立てるという実感があり、お仕事をしていて楽しいです。「楽しい」と思える仕事に出会えた、というのが私にとって大きな充実感になっています。

―神田さんご自身にも変化はありますか?

やっぱり充実感が得られていることで、愚痴が減りました。以前は本業の愚痴をよく夫に話していたので、夫も私の変化を感じていると思います。愚痴を言っている暇がないくらい忙しいということもありますが(笑)。

PR初心者の私でもメディア掲載の結果が出せているのは、PR塾のメソッドが素晴らしいのはもちろんですが、PRって自分の頑張りで結果が出せるんですよね。コツコツ続ければ。「私も意外とコツコツできる人間だったんだ!」という発見がありました。それからPRは自分のスキルが上達した分だけクライアント様にも喜んでいただけるお仕事ですよね。「これから極めたいことができた」のが本当に嬉しいです。

―1年で素晴らしい変化ですね!最後に神田さんの今後の目標をお聞かせください。

副業レベルではなく、アプローチ数を増やしてもっとPRの経験を積んだり、取材の際に現場に立ち合ってクライアント様のお役に立ちたいという気持ちが大きくなってきました。最初はPRのお仕事ができるか分かりませんでしたが、とにかく実績を作ろうと1年間学び、動いてみて、結果が全ての世界ではありますが、PR1本でやっていくのも夢ではないなと思えるようになりました。

夫も「そろそろ仕事、どっちかにしてくれ(笑)」と。

あとはささやかな夢なのですが、私は結婚してからずっとペン字を習っていて、気が付くと師範の資格を取得していました。子どもが小学校に入ったら書道も始める予定です。仕事で現役を引退したら、お教室を開きたいと思っています。そのときにPR塾で学んだメソッドで人気の書道教室を作りたいと密かに目論んでいます(笑)

―神田さん、本業のキャリアに不安を抱かれていた1年前から、素晴らしい変化を遂げられました。将来の夢にもPRが活かせそうだと素敵なお話、ありがとうございました。応援しております。

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