受講生インタビュー

営業職、WEBマーケターを経て、広報PR会社の代表へ。半年間で50以上 のメディア掲載獲得。これまでの経験とPRの掛け合わせで、クライアントの事業拡大に貢献していきたい。加納和子さん

中小企業に特化した広報PR会社代表の加納和子さん。保険会社の営業として働いていた時に、WEBデザイナーのご主人の手伝いで、WEBライターとして副業を開始されました。2016年にフリーランスとしてWEB運用サポート業務を開始し、2018年に会社を設立。その後、ペットインフルエンサーの活動をきっかけに広報PRを知り、PR塾へ入塾されました。卒業後、広報PRサービスを始めてから、半年間で50以上のメディア掲載を獲得、クライアントの出版も決定しました。加納さんにPR塾での学びや、過去の仕事とPRとのつながり、今後の夢についてお聞きしました。

PROFILE

株式会社KANOWA代表
同志社大学卒業後、会社員として飲食店や保険会社で営業販売やマネージメントに従事。WEBデザイナーのご主人の手伝いでWEB集客販売を担当したことをきっかけに独立。営業経験を活かしたライティングでLP反応改善6倍、メールマガジンのプロモーションの成約率を7割にアップ。2018年に法人化。2020年よりYouTubeなどでうさぎメディアを主宰、総フォロワーは5.6万人を超える。2022年より中小企業に特化した「売上と認知拡大につながる」広報PRサービスを開始。

HP:https://kanowa-pr.com
Facebook:https://www.facebook.com/k.kano508

WEBマーケティング会社を設立。クライアントの要望にもっと応えたい気持ちが高まる

-現在の活動を教えていただけますか。

現在は、広報PRの代行の会社をしています。WEBデザイナーの主人の手伝いで、2014年頃から副業でWEBのライティングをしていました。その後、メールを使ったプロモーション、オウンドメディアのコンサルティングをする中で、2016年にフリーランスになり、2018年に会社を設立しました。PRの代行を始めたのはPR塾に入ってからです。

-PRの代行をしようと思った理由を教えてください。

ライティングやマーケティングのお仕事をする中で、ブランディングを意識されるクライアントが非常に多かったのです。「もっとこういうブランドにしていきたい」「出版して専門家として見てもらいたい」などの要望がありました。

ブランディングなど、企業の価値を高めることができるスキルがあれば、クライアントに、もっと喜んでもらえるのに…と感じてはいたものの、どうすればいいかわからずにいました。

飼っているうさぎのSNS発信がきっかけで取材依頼。それを機に「PR」という言葉を知った

-PRを学ぶきっかけは、飼っているうさぎが関係しているそうですね。

会社を設立したものの義父の介護や、コロナ禍で、私自身も世の中も、閉塞感がいっぱいでした。そこで、飼っているうさぎの可愛さをシェアしたいと思い、YouTubeで配信をすることにしました。他にも、InstagramとX(旧twitter)で発信し始めたら、うさぎ好きな人とコミュニケーションが取れるようになり、社会とのつながりを感じることができました。

うさぎの飼い方などの情報も発信していると、テレビ局から取材依頼が来ました。それまで、取材が来るという発想すらなかったので、びっくりしました。と同時に、テレビ局や新聞社、タウン紙の方も、ネットやSNSを見て取材先を決めているんだと初めて知りました。

PR塾入塾後も雑誌にペットのうさぎが掲載(右)。出版社から発売の手帳にも写真が採用された(左)

-それでPRを学ぼうと思ったのですか?

実はそのときもPRという言葉自体を知りませんでした。テレビの反響もあり、メディアからの取材を意図的に獲得できるようになったら、クライアントのブランディングに繋がるだろうなと思ったんです。それで調べたら、広報やPR、パブリックリレーションズという言葉にたどり着いて、そこで初めて言葉を知りました。

調べている時に本屋で『0円PR』(PR塾代表笹木郁乃の書籍)を見つけて、読んでみると、今の時代はSNSとPRの両方が、大事だと書いてありました。ちょうど、うさぎのSNSで体験していることが本に書かれていて、これだと思いました。それでPRを学んで仕事にしようとPR塾への入塾を決めました。

先輩の失敗や成功の記録は、ノウハウ面でもマインド面でも希望になった

-PR塾に入ってどうでしたか?

初めて講義に出たときは、すごい熱意とこだわりをもって商品やサービスを作っている方ばかりだったので、熱意に圧倒されました。でも、クライアントの役に立ちたいという心持ちがあったので、怖気づいている場合ではない、しっかり学ぼうと思いました。

-PR塾で一番良かったことは何ですか?

PR塾で使うSlackは掲示板のような役目をしていて、過去の塾生の質問と講師の回答が全て見られます。成果報告なども載っているのですが、私は35期だったので、34回分の先輩方の頑張ってきた足跡が全部残っていて、それを全部さかのぼって読みました。

「イベントの3日前まで諦めずにPRしてよかった、最後の一押しで新聞記者が取材に来てくれた」「メディアアプローチを何回しても反応がなかったが、3か月後に前のプレスリリースを見て来てくれる方がいた」と、メディア掲載獲得までの流れも残っていました。

また、こういう地域でこんなメディアに出たいけど、このプレスリリースの文章はどうですか?というやりとりも全部見られるのは、すごく贅沢だと思いました。

-過去のプレスリリースの添削などが、見られるのがいいのですね。

添削だけでなく、PRパーソンとしての心持ちもわかるので励みになりました。やっぱり1回、2回とかで投げ出してはダメなんだな、とか、反応が来ない時にどういうメンタルで乗り切ってきたのかが、Slackから分かりました。

それが今、自分がつまずいていても、それは乗り越えられるかもしれないという希望に繋がりました。ノウハウ面でも気持ちの面でもすごく参考になって、役に立ちました。

何も知らないことが強み。基本を徹底して取り入れ、諦めずにトライし続ける

-半年で50以上のメディアに掲載されているそうですが、何か秘訣はあるのですか?

迷ったらSlackで、うまくいっている人がいないか、似たような状況がないか探して、どうやって乗り越えたかを参考にしてトライしていました。

私はPR初心者で、何も知らないことが強み。何も知らないので、自分でアレンジもできません。PR塾が提供するノウハウに対して、悩むことなく素直に取り入れました。

うまくいっている人のうまくいっている所をちゃんとまねをする。逆に、そういう本当にシンプルなことしかやっていません。

クライアントの寄稿が掲載された「プレジデントオンライン」

PRの視点とスキルを身につけ、クライアントと伴走ができるようになった

-プレスリリースは、今までのライターの経験が役に立っていますか?

そうですね。WEBマーケティングで、ライティングスキルを磨いたのが、今のプレスリリースに活きていると感じます。しかし、広報PRはダイナミックさや、より深くタッグを組めるという点で、WEBマーケティングと違うと感じています。

WEBマーケティングも、一緒に売り上げを伸ばしていこうという点では一緒ですが、PRの場合は、会社の方向性を一緒に考えて、世の中にどういう風に自分たちの会社を訴求するか考えるところから始めます。そのため、クライアント企業の社長と直接やり取りすることが多く、長く関われるので、将来性を感じます。経営者と伴走できるようになったのは、広報PRという視点があって、そのスキルがあるからだと感じています。

-WEBマーケティング以外でも、過去の経験が今に活きていると感じることはありますか?

もともと、副業でライターになった当時、本職は営業でした。夫が営業だから売れる文章が書けるだろうと声をかけてくれたのですが、その営業での経験も、今のPR活動に結びついていると感じています。

キャリアの専門性や分断に悩むも、PRで全てつながっていた

-本業は営業職だったのですか?

9年間保険会社で代理店営業などを経験していました。営業として、商品の良さを分かりやすく伝えるということを、毎日のように考えていたので、ライティングや、今の仕事にも共通点があると感じます。

営業のノルマ達成のために、商店街の保険ショップでイベントを企画したり、保険がたくさん売れるように勉強会を提案したり、大きな会社の社内用チラシを作ってキャンペーンの提案をしていました。広報PRでのイベント企画提案にも通じると思います。

-メディアに連絡をするメディアアプローチは、コールセンター業務が役立っているそうですね。

その保険会社で、コールセンターのマネージメントをしていた時期もあります。電話のかけ方一つにしても経験が生きています。メディアアプローチでは電話をすることも多く、苦手意識を持たずすぐ行動に移せたのはこのときの経験が大きいと思います。

特に、営業は専門性がないと思われがちなんですけど、企画営業をしてきたことで、PRの企画書が書けたり、電話をかけてメディアとの関係を0から作っていくのも営業で培われてきたものだと思います。
今まで点だったものが、広報PRを学んだおかげで、全部線で繋がったと思います。

クライアントのテレビ取材のお手伝いをしている加納さん

クライアントさんと長く関わり、一緒に事業拡大に貢献していきたい

-過去の経験が、今の広報PRに役立っているんですね。

数年前は、キャリアに一貫性がないと思っていました。キャリアが何度も分断され、この先に何があるんだろうと悩んだ時期もありました。

-今後の夢や目標はありますか?

今後も広報PRを主軸に活動していこうと考えています。中小企業の経営者は売上や事業の拡大をすごく重視しているので、マーケティングの知識とPRの知識を全部活用して貢献していきたいです。
特にPRの仕事は、一つのクライアントさんに長く関わることができるので、会社の中に入り込んで経営者と一緒に事業を拡大していくお手伝いができる、広報PRにはそういう将来性があると感じています。私も出会いを増やして、社会に色々と還元していきたいし、還元できると思うとワクワクが止まらないです。

加納和子さん

-貴重なお話をありがとうございました。これからの活躍も楽しみにしています。

2024年3月取材時点の情報です。