受講生インタビュー

仕事のやりがいと将来のキャリア構築を求めて入塾。未経験から実績を積みPRプロデューサーとしての道を歩む―北野綾子さん

銀行員として勤務後、子育てをしながら自宅で働いていた北野綾子さんは、仕事自体に不満はなかったものの、より充実したキャリアを求めてPR塾に入塾しました。PRは全くの未経験でしたが、学んだことを生かしてクライアント案件で地方メディアの掲載を獲得、念願の全国ネットのテレビ番組への露出も実現させました。

PROFILE
大阪生まれ大阪育ちで小学校1年生男児の母。新卒で銀行へ入行し、金融事務全般及び個人営業を経験。出産を機に退職し数年子育てに専念した後、フルリモートで経理やコンサルティング業務を経験。仕事に大きな不満はないもののやりがいを感じられず、かねてより興味のあったPRを本格的に学ぶべくPR塾への入塾を決意。現在は所属会社内にPR事業を立ち上げ、子育てと両立しながら仕事に邁進する。

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PR未経験でも成功できると知り入塾

―北野さんはもともと銀行員で、退職後はフルリモートで経理やコンサルティングの業務を手掛けられていたそうですね。PRに興味を持ったのはなぜですか。

仕事自体が嫌だったわけではないですし、子育てしながら働く環境にも恵まれていましたが、人から感謝されたり楽しいと感じられたりすることも少なくて、このままで良いのかな、と疑問を持っていたんです。それで、自分にしかできない、心からやりたいと思える仕事について考えるようになりました。

―PRに興味を持ったきっかけは?

PRのことを最初に意識したのは銀行員時代です。当時は中小企業の社長さんたちと接する機会が多く、事業内容や立地など、同じような条件下でも売上の明暗が分かれている企業があるのを目の当たりにしていました。実はPRが上手くない会社の方が良い商品やサービスを作っていることも少なくなかったのですが、経営が上手くいっている企業はPRが上手で認知拡大による影響が大きいと感じていました。

本当に素晴らしいものや美味しいものを作っているのに、消えていってしまう会社があるのは悲しいなと思っていましたが、当時は自分がPRをできるとも思っていなかったですし、どういうふうにするのかなという興味ぐらいでした。在宅ワークになってからも、子育てと仕事の両立で忙しく、時間もなかったので本格的に取り組もうとは考えていませんでした。

―その記憶があったのも影響しているわけですね。PRを学ぶのにさまざまな選択肢がある中で、PR塾を選んだのはなぜですか。

転職についていろいろと検索しているうちにネットにPR塾の広告が上がってきて、サイトを見るようになって、無料説明会に勢いで申し込んだ感じです(笑)。

―スキルアップを謳う広告が沢山ある中で、PR塾にそこまで惹かれたのはなぜでしょうか。

やっぱり、すごく成功されている方が多いのと、そうした方々のインタビューをまさに「LITAマガジン」で見たんです。こんなふうに仕事が出来たら、ベストだなと思いました。だから、今日インタビューを受けているのがすごく嬉しいです(笑)。もしかしたら自分にもできるんじゃないかなと思えましたし、PR未経験でも、他の業種やいろいろな社会人経験が生かせそうに感じたのが大きかったです。

現在は仕事と小学1年生の子育ての両立にも奮闘する

プレスリリースをきっかけに掲載が連鎖

―実際に入塾した印象はどうでしたか。

成果を出している方がたくさんいらっしゃって、キラキラしている印象を受けました。Slackの成果報告も最初は憧れとして見ていて、すごいなと感じると同時に、日が経つうちに自分では同じようにできないかもしれないと思って焦ったりもしました。でもせっかく入ったので、とりあえず基礎となる講座は3カ月ほどで見終えて全体の流れを掴みました。

―最初の成果はどんなものでしたか。

昼間の仕事は続けつつ、友人が経営するオーダーメイドサロンのPRを引き受けましたが、最初はなかなか上手くいきませんでした。個人経営で規模が小さかったことや、メディアの方々が求めている画が撮りにくかったことが苦労した理由ですが、記者さんにお手紙を出したり、電話したりといった一連の流れを経験できたのは大きかったです。

流れを掴んでからは、メディアの方々と良い関係を築けるよう電話のタイミングやお手紙の内容など、こちらの思いが伝わるよう丁寧な対応を心がけるようになりました。これは、銀行員時代に顧客対応で培ったものが生かせていると思います。そのうちにウェブメディアの取材を一件獲得できて、大きな成果ではなかったですが、お友達にも喜んでもらえて、初めの1歩としてはまずまずの成果でした。

―次に手掛けた「ライジャケサンタ」のPRでは、メディア掲載が連鎖しましたよね。

それまで学んできたことが成果として出た感覚でした。消防士さん向けのライフジャケット講習会のイベントがあったのですが、プレスリリースをきっかけに、Yahooニュース、朝日新聞、NHK、九州朝日放送などのメディアから取り上げられました。最初はクライアントさん自らメディアアプローチして反応がなかったのですが、私が代わりに動いて取材に来てもらえたので、とても喜んでもらえました。イベント直前まで記者さんに来ていただけるか分からなくて、もしゼロだったらどうしようとドキドキしましたが、前日に最終確認でお電話したところ、OKだったのでホッとしましたね。

―そのクライアントさんのPRは今も継続しているのですか。

はい。地元では少しずつ認知度が上がってきたため、今はイベントのリリースというよりもストーリー企画として全国に広げたいという思いがあります。それで近々、人物像を紹介する全国ネットのテレビ番組の撮影も入る予定です。

PRを担当することになった子どもの命を守るためにライフジャケットの普及活動を行う「ライジャケサンタ」こと森重裕二さん

講義で学んだリンクトインで新規クライアントを獲得

―狙い通りに結果が出ていますね。今、担当しているのはその2社だけですか。

12月以降、3社目のクライアントさんが加わる予定です。

―新規案件の獲得はどのように行っているのですか。

リンクトインです。PR塾での講義を参考にアカウントを作って、依頼が入ってくるようになりました。

―昼間の仕事を継続しながらだと、時間の捻出が大変ではないですか。

今はPRの仕事は夜にやる感じですが、今後はPR事業をさらに拡大していきたいと思っています。今のところ、PRですごく収入を得ているわけではないので、 将来的に収入を得るための種まき期間と思っています。今のクライアントさんでしっかり実績を残していくことで、高単価の依頼を受けられるようになるかなと考えています。

オンラインでの打ち合わせがほとんどだが、メディアと直接話をする機会を持つこともある

―PR塾に入って良かったと思うことは何でしょうか。

仕事が楽しくなったことですね。あとは、全くのゼロ知識状態だった私でも、内容が整理されているので一連の流れを 1人で理解できますし、講師のみなさんに相談できる点も嬉しいです。その環境が整っているところが、離脱せずに学びを進めていける理由だと思います。

―リリースや企画書の添削も頻繁に活用されていますよね。

自分で出すものの他に、塾生の皆さんの添削を見るのがすごく勉強になります。自分だけでは探しきれないメディアについて知ることもできますし、学ぶところが本当に多いです。

―最後にPR塾にこれから入ってくる方々にメッセージをお願いします。

この記事を見てくださっているということは、もちろん興味がある方だと思いますし、私も最初は迷う気持ちや不安な気持ちがありましたが、PR塾はやる気があればとことんサポートしてもらえる環境だと感じています。

全くの未経験から入った私でも少しずつ成果を出すことが出来たので、迷う気持ちがあれば飛び込んでみることをおすすめします。PRはクライアント様に喜んでもらえるやりがいのあるお仕事ですのでぜひ一緒に学べることを楽しみにしています。

―ますますのご活躍を期待しています。本日はありがとうございました。

※2024年11月取材時の情報です。