受講生インタビュー

キャリアに悩む主婦から一転、動画制作とPRで人生を大きく変える―まやゆうこさん

今回ご紹介するまやゆうこさんは、独特なキャリアを歩みながらも、地方移住をきっかけに将来展望が見えなくなってしまった経験の持ち主です。何とか立て直そうと悩んでいた時に出会ったのがショート動画作成とPRです。2つの武器を手に入れて人生が大きく変わったまやさんに、お話を伺いました。

PROFILE

会社勤務やイタリア人アーティストの代理店立ち上げの後、農業をやりたいという夫の夢を叶えるために千葉県の農村地帯へ移住。それまでのキャリアが全く関係なくなり、最低賃金の清掃パートをする日々に喪失感を覚えSNSでの起業を決意。SNSをやる中で、よりリアルな実績としてメディアアプローチが必要なことを実感しPRを学ぶ。2024年1月法人化し、現在はSNSとPRの2本柱で企業や女性経営者の集客活動を担っている。

Instagram https://www.instagram.com/maya.yuko.desu/

企業勤務を経てイタリア人アーティストの代理店を立ち上げ

―まやさんのこれまでのキャリアについて教えてください。

最初に就職したのはクレジットカード会社の広報部でした。その頃から卒業旅行で訪れたイタリアに住んでみたいと思っていたので、語学の勉強をして退職後にイタリアに留学しました。その後は外資系の証券会社で勤務したり、イタリア人のアーティストの代理店を自分で立ち上げて活動したりしていました。

―多彩なキャリアですね。

通訳の勉強もしたのですが、イタリア語通訳が必要な場面は限られていたことと、ポッと出の私ではレベルが低く、いただける仕事は多くありませんでした。レベルの高い通訳は外国語大学などを出た方々の領域になっていたのと、日本語力が高くないと、通訳の仕事も難しいなということが分かりました。社会人としての経験がしっかりあって、言語化がしっかりしてできるようにならないと駄目だと気付いたんです。

―代理店の仕事を辞められたのはなぜですか。

アーティストさんの作品と人柄が好きでしたし、人助け的な感覚で始めたものの、正直なところビジネスとしてはあまり上手く行きませんでした。作品の力でなんとか続けることはできていましたが、経営をやったこともないので当然の結果だと思っています。その頃、農業をやりたいという夫の意向で千葉県の田舎に転居して東京と行ったり来たりしていたのですが、アーティストさんもイタリア国内で田舎に移住することになり、東日本大震災などもあったので、いったん代理店の仕事は休止してリセットすることにしました。

その後、3年間ほど夫の仕事を手伝っていたのですが農業は私に向いていないと感じたため、パートを始めました。でも、夫が夢を叶えて生き生きと仕事をしているのに対し、自分は新卒の時より安い給料で、特にスキルが必要とされない仕事に就いていることにずっとモヤモヤして、夫や環境を恨むようになってしまったんです。よく話し合って自分で決めたにもかかわらず、残りの人生をそんな気持ちで過ごすのが嫌になって、人生を変えなければといけないと思いました。それが今から2年ほど前のことです。

SNSで成果を出すもメディアPRの必要性を実感

―それでショート動画を作成するようになったのですね。

ある時インスタグラムの起業スクールのアカウントを見ていたら、ショート動画を作る仕事なら、世の中にニーズがあって時間と場所に関係なく主婦でも働けるという内容で、「これはまさに私だ!」と。ちょうどその頃、地方創生を手掛ける一般社団法人の事務職の仕事に就いたので、その団体が保有しているキャンプ場のインスタアカウントを自分で回してみようと思い立ちました。キャンプ場のPRのために講座で学んだスキルを使ってショート動画を作成したところ、トータルで22万回再生を達成して、イベントにも人を誘導できました。

SNSを学んでいた頃

結果を出せたわけですね。さらにPR塾でも学ぼうと思ったのはなぜですか。

キャンプ場の夏祭りイベントの集客で成果を出して、町役場の人や町長も私のことを「SNSに強い人」と認識してくれるようになりました。でも「千葉日報に載ってないよね」と言われてしまい、SNSで成果を出してもメディアで紹介されないと実績として認められないんだと実感しました。

PR塾について知ったのはそんな時で、知り合いに教えてもらった笹木郁乃さんの本がきっかけです。しばらく迷いましたが、相談会ではLITAの方に地方創生に関する助言もいただき、SNS運用とメディアアプローチの両方ができて損はないと思ったので入塾を決断しました。

―入塾した印象はいかがでしたか?

本格的にPRに取り組んでいるすごい人しかいない印象でした。私がそれまでに入っていた講座や起業塾と違って、PR塾の皆さんは言語化がしっかりしているし、Slackの投稿も講師の方のフィードバックも量が多くて「これは大変なところに来てしまった」と。講義には毎回出席して、コンテンツも見ていたのですが、自分で投稿する勇気がなかなか出なかったですね。でも、同期の方と「プレスリリースって何?」「私もよく分からないんだよね」みたいな話をして「同じような人がいてよかった」と安心したのを覚えています(笑)。

地方創生のイベントに関わる

入塾3カ月後に初めてのメディア掲載を獲得

―入塾後の最初の成果は?

入塾3カ月目に、地方創生団体の企画で子どもたちを成田空港にあるJALの格納庫に連れて行くツアーを組んだんです。社会性がある取り組みなので、プレスリリースを作って添削に出した後にメディアに配布すると、千葉日報を始めとする複数の新聞社に取材していただきました。講義で学んだとおりにアプロ―チした結果、「本当に掲載されるんだ」と驚きましたし、記者の人たちが普通に私の携帯に電話してきてくれることも新鮮でした。

―最初にメディアに電話するときは緊張しませんでしたか。

アーティストさんの代理店をしていた時に、メディアの代表電話から売り込みを掛けてラジオ番組出演を果たしたりしていたので、比較的抵抗はなかったですね。緊張はもちろんしましたが、そこは以前のキャリアが生かせたかもしれません。アプローチの際には、記者さんにとってどんなメリットを伝えられるかを意識しました。相手目線を意識するとしっかりと伝わりますし、こちらも情報も得られるので双方にとって良い関係が築けます。

―PR塾に入ったことによる最大のメリットは何ですか。

私は「良いものを、待っている人に届ける」というミッションを掲げていて、その手段としてショート動画の他にメディアPRも有効な手段になり得ることが実感できました。効果的な武器を手に入れたので、今後も生かしていきたいと思います。

クライアントの本当の望みを知る重要性に気付く

―今後の活動について教えてください。

地方創生団体は町の方針でクローズすることになったので、今後はショート動画で自分自身をどうPRしていくかを考えると共に、今はあるインフルエンサーさんからショート動画の仕事を受け負っているので、その方のメディアアプローチも今後はやっていきたいと思っています。

最終的には、SNS運用もメディアアプローチもできて、広告も回せるミニ広告代理店のようなことが出来たら良いなと思っています。最初はショート動画のSNS活用からお仕事を頂くことになると思いますが、それに加えてブランディングや集客まで、全て引き受けられるようなチームを作りたいと思っています。

動画制作をはじめ集客やブランディングもこなせるチームを作っていきたいと語る

―そのための課題は何でしょうか。

PR塾で学んだのは、「本当に大切なのはクライアントさんの真のゴールは何で、その成果をどう出すか」を知る重要性です。たとえば、クライアントさんから「テレビに出たい」といった話をされても、果たして少しだけでも出れば良いのか、コメンテーター枠を取りたいのか等、イメージしているものが人によって全く違います。さらに深く話すと、実はテレビに出ること自体が望みではなく、テレビに出ることで何を達成できるのかの方が重要だったりします。そこを聞き出すのが好きですし、入塾するまでは意識していなかったことです。

―最後に、これからPR塾に入る方にメッセージをお願いします。

講師陣の添削が本当に手厚くて、こんなに丁寧に面倒を見てくれる講座は他にはあまりないのではと思います。私もゼロからスタートして数カ月で成果も出せましたし、講師の方々が仰ることをそのまま実行すれば結果は付いてくるので、ノウハウ的な部分で心配することは一切ないとお伝えしたいです。冒頭でお話したように苦手意識を持っていた言語化についても、教えていただいた通りにすることで大丈夫になりました。人生が変わったと思います。

―PR塾が人生を変えるきっかけになって嬉しいです。本日はお話ありがとうございました。

※2024年5月取材当時の情報です。