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受講生インタビュー

乳がんから立ち上がって株式会社を設立 ケア帽子販売-村田里依さん

村田さん

OJT式PR塾受講生の村田里依さんは乳がんを患い、その後転移を乗り越えて株式会社を設立しました。ご自身の闘病経験から治療による脱毛のケア帽子の必要性を感じて、開発・販売しています。埼玉県の女性起業家のためのビジネスコンテストで受賞し、NHKにも出演されるなど、PR塾での学びを活用し大きく前進しています。病気をきっかけに会社を立ち上げて、好きな仕事で認められ、メディアに取り上げられるまでの軌跡を聞かせてくれました。

Profile

大和証券株式会社、株式会社ジャストシステム、アメリカンエキスプレスファイナンシャルアドバイザーズ証券株式会社、みずほ証券株式会社を経て 2017年 5 月狭山ケーブルテレビ株式会社入社、2019 年 4 月総務部課長、2021 年 4月人事総務部部長に昇格。2021 年 5 月、自身が代表を務める株式会社 TaoCorporation を設立。現在、株式会社 Tao Corporation 代表取締役社長、狭山ケーブルテレビ株式会社人事総務部部長。

埼玉新聞、NHKラジオ「ひるどきさいたまーず」内「まちむら便り」、東洋経済オンライン、ラジオ日本「埼玉彩響おもてなし」、産経新聞埼玉版、読売新聞埼玉版、東京新聞埼玉版、NHKテレビ「ひるまえほっと」掲載、出演等。SAITAMA SMILE WOMANピッチで優秀賞受賞。

株式会社Tao Corporation HP

Tao caps ECサイト

村田さんFacebook

抗がん剤の治療で脱毛しても「仕事を続けたい」

―村田さんは、株式会社Tao corporationの代表取締役ですが、事業について聞かせてください。

がんにかかって、抗がん剤治療中で脱毛しても仕事を続けていけるように、女性に特化した“スーツに合う”コンセプトのケア帽子を販売しています。私自身の経験から、抗がん剤治療中の働く女性向けに、ケア用の帽子を開発・商品化し、「Tao caps(タオキャプス)」という商品名で販売しています。

―少し詳しく教えていただけますか?

私は2018年に、左右で胸のサイズが変わっていることに気付き、検査を受けたところ左胸に8センチにもなる腫瘍が見つかりました。すぐに摘出するには腫瘍が大きすぎるので、抗がん剤治療で小さくしてから摘出することになりました。治療では髪の毛だけではなく、まつ毛や眉毛までも脱毛してしまったんです。

当時証券会社でデスクワークをしていた私にとって、見た目の変化はとてもつらくはばかられる状況でした。それでも仕事は続けたかったので、ウィッグや帽子を着けて通勤していましたが、快適なものに巡り合えませんでした。

ー仕事を続けること自体、体力的に大変だったのではないですか?

そうですね。失敗は“なくて当然”という業界なので、限られた時間内で間違いなく確実に業務をこなす必要がありました。免疫力が弱っていたためランチも食べられるものが制限されていましたが、同僚たちが私にも食べられそうな飲食店を探して、連れ出してくれました。

―温かい仲間に恵まれていたのですね。

はい。その後転職をして、今は地元のケーブルテレビ局で総務などの仕事をしています。

ご自身の経験をもとに開発した「Tao caps」

「好きなこと、やりたいことを続けよう」“人生で置き去りにしたこと”を形にできた

―今は地元のケーブルテレビ局に勤務しながら、会社を経営しているのですか?

そうですね。実は一昨年にがんの転移が見つかり、完治の可能性が低いといわれるステージⅣだったんです。最初はとても落ち込み、前を向くのに時間がかかりましたが、完治を目指すのではなく、「がんと付き合いながら長く生きていく」と気持ちを切り替えられました。

家族や周りの方たちの支えと、いい主治医の先生との出会いが助けになったと思います。先生が「治療が終了することはできなくなってしまったけれど、万歳してゴールすることはできる。好きなこと、やりたいことを続けたらいいんだよ。そのためだったらとことん付き合うよ」と言ってくださったんです。その言葉にとても励まされ、考えを180度変えることができました。「誰にでも寿命はある。好きなこと、やりたいことを続けて万歳してゴールできるんだったら、怖くない」と思えるようになりました。

それから、あらためて「これまでの私の人生で置き去りにしてきたことって何だっただろう」、「自分の経験を生かして社会にどう貢献できるだろう」と考えたんです。そこで思い出したのが、“ケア帽子の開発と販売”でした。そして、2021年5月に会社を設立しました。

―大切な思いが込められた商品なのですね。社名にはどんな意味があるのですか?

「Tao」は“たおやか”の「Tao」です。どんなシビアな状況でも柔軟に捉え行動し、でも芯をぶれさせずに頑張るエネルギーを持ち続けられるように、という思いでつけました。

―素敵ですね。商品を販売するまでは、どのような苦労がありましたか?

「商品を作りたい」と思って地元のビジネスサポートセンターに相談に行ってから、販売まで1年半かかりました。私はずっと会社員でしたし、クリエーターの経験は全くありませんでした。頭の中にイメージはあっても、現実的に何をどうしたらいいか全く分からず、地元埼玉のビジネスサポートセンターに相談したんです。

人脈もない中、まずは製造するメーカー探しから行いました。電話でいくつもあたり、最終的に残った1社と何度も試作を重ねて、ようやく商品が完成しました。通勤用なので色はシンプルに、デザインには少し女性らしさを取り入れつつもスーツに合う格好よさも取り入れてデザインにこだわりました。また、それだけではなく、素材やニットの網み方や網目の大きさにもこだわり、着け心地も重視しました。網目が大きすぎたら脱毛していることが周りから見えてしまう、一方で小さすぎたら今度は通気性が悪くなってしまいます。私が直接被って試し、メーカーさんには何度も試作をしてもらいました。1年半後に遂に出来上がった時は、初めて我が子を見るような気持ちでした!

「埼玉新聞」掲載

ECサイトで販売 話題の商品に必ずある“トリガー”知るためPR塾に入塾

―商品を販売する過程で、PR塾を知っていただいたのですよね?

はい。PR塾に入塾したのは2021年9月です。完成した商品を販売するECサイトをオープンするにあたり、「どういうアプローチをしていったらいいんだろう」と情報を探していた時に、インターネットで見つけて、申し込みました。世の中で話題になっている商品には、必ず“トリガー”があると思って、その方法を模索していました。自分が発信者となった今、PR塾で学べばその仕組みが分かると思ったのが入塾のきっかけです。

―PR塾はどのように活用していますか?

とにかく講義の動画を見て実践しました。プレスリリースは見たこともなかったので、型通りに書いて添削してもらい、訂正してメールや郵送をしました。手書きでお手紙を書いたりプレスリリースをクリアファイルに入れたり、電話で「プレスリリースをお送りするので読んでください」と熱意を伝えたりして、「どうしても読んでほしい」思いを込め、工夫をしました。

―その結果、どのような掲載を獲得されたのでしょうか?

最初は「Tao caps」のモニター募集のプレスリリースをPR塾で学んだとおりに書き、アプローチしたところ、埼玉新聞に掲載されました。これまでは口コミで自分の周りの人や知り合いの知り合いなどが商品を購入してくれていたのですが、メディアに取り上げられたことで、北海道から九州まで日本全国の知らない方々が「Tao caps」を購入してくれるようになり、注文が増えました。

その時、ビジネスサポートセンターが、記者クラブで囲み取材を取り持ってくれました。PR塾で学んでいたので、あらかじめ質問を聞いておき、メディアの方目線で役立つ情報を用意することができたんです。その結果、掲載されたい内容で掲載していただけました。

―この商品を、村田さんはPRを通してどのように伝えたいと思われていますか?

私自身も病気を患い、現実を受け止め気持ちを奮い立たせるには時間が必要でした。多くの方の支援で自暴自棄になった時期を脱することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。だから、「病気になってもこれまで築いてきたキャリアや持っているスキルを放り出さなくてもいい」、「仕事と治療を両立させてほしい」という思いを込めています。もちろん、仕事じゃなくてもいいんです。趣味など好きなこと、やりたいことを病気になっても諦めないでほしい。「Tao caps」がメディアに取り上げられ、全国の多くの方からご購入いただけるようになり、「好きなことを諦めないで続け、自分からPRしていけば、努力は認められ脚光を浴びることができる」と分かりました。

ビジネスコンクールで受賞、ビジネスに広がりが生まれた

―村田さんは、ビジネスコンクールで受賞されたんですよね。

昨年12月に、埼玉県で開催された女性によるビジネスコンクールで、約50名参加した中から優秀賞をいただきました。ファイナリスト向けに、プレゼンの方法などビジネスに必要な講座も開催されたので、ビジネスを軌道に乗せるために必要なことが学べて、新しい人脈もできました。とても貴重な経験ができたと思っています。やっぱりチャンスを掴むには行動することが大事だと思いました。PR塾では常に新しいことを学んでいる喜びを実感しています。

―お忙しい中でも、学びを止めないんですね。

世の中、うまくいかないことって多いじゃないですか。一生懸命やっても伝わらなかったり、思うように進まなかったりすることは多いです。でも、PR塾で学んだことを含め、私が人生で教えてもらったことで誰かを勇気づけ、サポートできるなら、今後は他の方のPRのサポートもしていきたいですね。

―村田さんの今後の展望を聞かせてください。

目標は3つあるんです。ひとつは、「Tao caps」を必要とする方に一人でも多く届くようPRを使いながら認知を広めること。もうひとつはお子さんや男性で病と向き合っている方のために新しいケア帽子を生み出して、世の中に送り出すこと。実は他社とのタイアップで開発を始めています。最後のひとつは、PR塾で学び、PRの力で世の中に新しいものをお届けできているという経験を活かして、私がサポートできる方をPRで支援してみたいです。

諦めないで続けることは本当に大事で、夢を諦めずに持ち続けたいと思っています。治療中の方も健康な方も、どなたでもつらいことは必ずある、でもそれがあったほうが、夢が実現した時の喜びは大きいんです。

―ご家族はなんとおっしゃっていますか?

上の子は高校生の娘なのですが、「ママは私の誇りだよ。好きなことをして生き生きしているね」と言ってくれています。今、進路を考える時期で、私は口出ししない方針ですが、私の生きざまが彼女になにかしらのいい影響を与えられれば嬉しいですね。

―病気に負けず、ご自身のやりたいことで社会貢献に邁進する村田さん、今後もご活躍を応援しています。

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