受講生インタビュー

メディア掲載多数! 仲間の活躍に刺激を受けスイッチが入り、フルタイム勤務からPRプロデューサーとして起業へ-中島裕子さん

「子どもたちの状況に合わせて柔軟に働きたい」。その思いに気づいた中島裕子さんは、そのための武器を得たいとPR塾の門を叩きました。初めは本業や子育てとの時間配分に苦労しながらも、メディア掲載を多数獲得。PRプロデューサーとして起業されることになりました。どのようにしてPR塾で学び、成果を出されたのか、お話をうかがいました。

Profile

外資系IT企業にてシステム構築に携わった後、NPO法人に転職。NPO支援を行う中間支援団体での経験から、社会課題解決のために情熱を持って活動しているものの、多くの団体が認知拡大に苦労している現実を知る。また、個人で働くことへのチャレンジと、想いを持って活動する個人や中小企業、非営利団体の叶えたい未来の実現に伴走したいと決意し、PR塾に入塾。NPO法人での事務局業務と共に、PRプロデューサーとしても活動する。

Twitter:https://twitter.com/yuko_pr

子どもたちに合わせて柔軟に働ける自分でありたい

-これまでどんなお仕事をされてきたのですか?

外資系のIT企業にて、ベンダーコンサルとして、企業のシステム構築プロジェクトに5年くらい携っていました。お客様の会社に常駐してシステムを作る仕事なのですが、今後いろんなライフイベントを迎えてもこの仕事をしたいの?と考えた時に、違うかもしれないと気づいて退職しました。

その後は、子育てや出産などのライフイベントとキャリアの課題解決を目指すNPO法人を経て、現在はNPOや地域団体などを支援するNPO法人で事務局業務に携わっています。

具体的には、企業・行政との協働プロジェクトの企画・運営、女性の再就職事業の企画・運営、プロジェクトの伴走支援、セミナー、イベント等の企画・運営・進行、チラシやWeb記事作成などを経験してきました。

-なぜPR塾で学ぼうと思われたのですか?

出産前から、子育てをしながらどう働くのか、ということはずっと気にかけていました。二人目が生まれてから、自己理解を深めたり、今後自分はどんな生き方・働き方をしたいのか、といったことを真剣に考えたりしていくうちに、「時間や場所にとらわれずに働きたい」「子どもたちに合わせて柔軟に働ける自分でありたい」という気持ちが強いことを再確認しました。

じゃあ、何をしたいのか?と考えた時に、自分は前に出ていくタイプではなく、裏方タイプのお仕事の方が好きだし得意だから、アイディアをバンバン出す人たちと一緒に仕事して、縁の下の力持ちのような役割をしたいと思いました。

でも、プロジェクトマネジメントなどの経験はあるけれど、「あなたのサポートをしたいです!」って人に言えるほどのスキルや強みって、自分にはあったっけ?と、悩んでいたんです。

そんな時に、PR塾で学んで未経験からPRプロデューサーとして活躍されている先輩のFacebook投稿を見て、PRやPR塾の存在を知りました。

すごく興味はあって、過去のインタビュー記事を読み漁ったり、内容を調べてみたりしましたが、自分にはできないような気がして、初めは遠い存在に思っていました。

-今後の働き方やキャリアについて考えた時に、PRと出会ったのですね。

はい。実は、以前勤めていたNPO法人は、行政とお仕事していたこともあると思いますが、テレビに取材されるなど、メディア掲載実績がありました。それが信頼につながって、助成金獲得や、大きい企業との仕事に結びつく後押しになっていたかもしれないと気づきました。非営利の法人でも、メディアに出ることの影響や可能性が広がるということは感じていたんです。

でも、すごく情熱があるのに、認知拡大に苦労している団体が多いという現実も見てきたので、PRを学んでみたいという気持ちが高まっていきました。

「このままでいたら何も変わらないし、自分には武器がないという感覚も変わらない。」

上の子が小学校に入学する2024年をめどに、より柔軟な働き方を実現しつつ、自分が面白いと思う仕事をできるようになりたいという目標があったので、とにかく何か新しいことをやろう!と思いました。

学べる環境と仲間がいる場所に飛び込めば、何か変わるかもしれないと、思い切って入塾を決めました。

塾生との交流でスイッチが入りメディア掲載続々

-実際に入塾されてみて、どんな印象でしたか?

学べる内容が充実していることと、サポートの手厚さに感動しました。

本業があるので4時間の本講義にリアルタイムで参加するのは難しいのですが、さまざまな動画がいつでも見れるので、別の時間に倍速で見ています。

また、Slackでは些細なことでも質問できるので、プレスリリースなどの添削だけでなく、アプローチの切り口の相談や、メディアの方と初めて打ち合わせをするときの流れなど、気になっていることは何でも出しました。

また、実際に動いて実績を出されている方の書き込みがとても参考になりますし、その行動力や姿勢に刺激を受けています。

ただ正直、入って数カ月は「間違ったかもしれない…」と思っていたんです(笑)。

未経験でも大丈夫!とは言われたけれど、すでに何かしらの経験がある方が多い印象で、「私には何もない…。」と思って、しばらく停滞していました。

また、本業がちょうど繫忙期で、2人の子育てもあるし、うまく時間を捻出できなかったのも大きかったと思います。

転機はPR塾のライブ。活躍されている塾生のインタビューで、結果が出るまでに色んな悩みや苦労を乗り越えた話を聞いて、ウジウジしている場合じゃない!とスイッチが入りました。また塾生が企画されたSNS100日チャレンジに参加して、PR塾の仲間が出来たところから、頑張れるようになりました。

-塾生との交流でスイッチが入ったのですね。実際にはどんな成果が得られましたか?

練習がてらモニターとして地元のボランティア団体がある賞を受賞したプレスリリースを書いて、教えられた通りメディアにアプローチするという一連のノウハウをやってみました。初めての経験でしたが、朝日新聞の地域面や、地元の地方紙で取り上げていただきました。

また、私個人としては、PRチームを組めたことも大きな成果です。チームメイトとは得意・強みが真逆で、お互いに自分の強みを活かしながら補い合って活動していますが、ラジオ出演、テレビ取材、Webメディア寄稿枠などを獲得することができました。

PR塾で教わったことを実践することで、今のところほぼ毎回、何かしらのメディア掲載に繋がっているんですよ。

PRチームを組んだ塾生と
(PRチームを組んだ塾生と)

-素晴らしいですね。結果を出すためにどんな工夫をされていますか?

リリースも企画書も、読まれなかったらその先には進めないので、引っ掛かりなく読めるか、PR塾で教わった「これが必要」という要素が入っているかなど、ロジカルに考えて作成しています。

またメディアリサーチもしっかりして、なぜこの媒体のこのコーナーにアプローチするのかという部分にはこだわっています。自分の中でも納得いっていないと気持ち悪いし、なんでうちにアプローチしてきたの?と相手にも思われないようにしたいですし。

情報過多にならないような見せ方で、最低限必要な情報、そのメディアが欲しいと思われる、こちらが推したい情報を整理するというのを心がけました。

実際に「リリースすごく読みやすかったです」と言われたり、お電話したら「リリース読んで、取材に行こうと思っていました」とか、「追加情報必要ですか?」とお聞きしたら「ここに書いてある情報で大丈夫です」とか言っていただけたりして、嬉しかったです。

あとは、NPOでの経験が長いので、社会性についての感覚を活かせているのかもしれません。気持ちの面では、自分がクライアントの活動に共感して、その可能性を信じ切っていることも大事だと思っています。性格的に、心から共感できないことは伝えられないので。

テレビ取材の様子
(テレビ取材の様子)

前倒しで目標達成! 個人事業主として起業へ

-ロジカルな分析と熱い思いが実を結んでいるのですね。PRを学ぶきっかけになった「働き方」の部分に変化はありましたか?

PRでお仕事できそうなめどが立ってきたので、本業をフルタイムから週3回にして、個人事業主としてスタートすることになりました。NPOの仕事もとても好きなので、私のチャレンジを応援してくれる職場には感謝しています。

娘が小学校に入るまでに、子育ても好きな仕事も、どちらも大切にできる働き方ができたらいいな…とぼんやり思っていましたが、一年以上前倒しで実現しました。

-目標の実現、おめでとうございます!では、これからの目標や夢を教えてください。

ひとつは、「縁の下の力持ち」を極めることです。

私の興味関心は、「社会課題の解決」や「個人の悩みの解消」なので、そのために必要なことを進める上での要になったり、「これを実現したい!」という強い思いを持つ人の右腕になったり、そんな存在になりたいです。

PR塾で、色々なことを自分で立ち上げて動かしている方々がこんなにたくさんいるということ知って刺激を受けたし、私は自分で何か立ち上げたいわけではないけれど、そういった方々のサポートをしたいんだなと、再認識しました。

もうひとつは、NPOに向けてのメディアPRのサポートです。もともとNPOの活動は社会性があって、世の中に広めていくべき活動がたくさんあります。でもメディアに自分からアプローチしていいということや、そのための具体的なやり方を知らない人がきっと多いと思うんです。私も実際そうでした。NPOだからこそ、メディア掲載で認知度・信頼度が上がることで、活動が大きく前進する可能性があると思うので、そこをサポートできるようになりたいです。

-最後に、入塾を迷われている方にひとことお願いします。

迷っているなら、入塾することをおすすめします!学ぶだけでは終わりません。学びながら動けて、実践しているからこそ出てくる悩みを解消しながらまた学んで、というPDCAを回せる環境はほかにないと思います。

また、学びに投資してコミットしている仲間ばかりなので、本当に刺激を受けます。何か変わりたい、変えたいと思っているなら、真摯にチャレンジしている人たちがいて、それを応援してくれる環境に飛び込むのは大事なことだと思います。

-貴重な体験談を聴かせていただきありがとうございます。新たなステージでのますますのご活躍を応援しております!

※2023年3月23日取材当時の情報です。

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