受講生インタビュー

受注頼みだったバスケウェア専門ブランドがコロナ禍で自社商品を開発!発売後に出したたった1枚のプレスリリースから、Webメディア〜日経MJ〜モノ・マガジンとメディア取材の連鎖で売り上げも好調!~中野厚子さん

バスケットボール選手として活動しながら、受注生産方式のバスケウェア専門ブランドを経営する中、コロナ禍で試合も開催されず受注もストップ…。コロナ明けの次の一手として1年がかりで開発した自社商品を多くの人に知ってほしいと入塾。発売前のSNS PRで、初回在庫の8割を予約受注。発売後に出したプレスリリースからは3件のメディア取材獲得!「これから先の人生が変わるかもしれないと思えるような成果を初めて感じた」という中野さんに、コロナ禍で取り組んだ商品開発とPR活動への想いを伺いました。

■PROFILE

中学でバスケットボールを始める。 地元府立高校に進学し最高成績は大阪3位、短大で全国大会を初経験する。 その後日本リーグ(現WJBL)、国体、全国クラブ準優勝、オールジャパン、全国実業団大会など様々な全国大会を経験。 2007年10月、バスケットボールウェアの専門ブランド「GRIN★FACTORY」を副業でスタート。 2017年10年越しで法人成り。 選手としては、2019年・2022日本スポーツマスターズで日本一連覇達成、選手引退(20・21はコロナで大会中止)。大阪出身、兵庫在住。

公式ECサイト https://grin-factory.com/ 

公式ブログで一番読まれている記事 https://grin-factory.com/gfmg/?p=6850

インスタ https://www.instagram.com/grin_factory/

‐今年2月に引退されるまでバスケットボール選手として活動されながら、現役中に自社のブランドを立ち上げられたのですよね。

短大卒業後に、バスケットボールの日本リーグ選手として、山梨県の日立製作所に入社しました。リーグ選手を引退した後は地元に戻り、大阪丸紅で実業団選手として活動しながら、平日は派遣社員として勤務しました。実家では父親が一棟マンションを建てて賃貸経営をしていたんですが、負債もあり事業としてはうまくいってるとはいえない状況で、派遣で働いたお給料で補うような生活でした。

このまま派遣社員として働き続けても稼げる金額には限界があるので何かしたいと思っていた時、丸紅の実業団の後に所属していたバスケットボールのチーム内で「お揃いのTシャツを作りたい」という声が上がって、それでデザインから考えて制作したのが始まりでした。その後も、友人知人からの制作依頼を受けたり、ネットでも購入できるようにホームページを作成して受注生産の形で副業として始めたのが2007年。次第にTシャツ以外のウェアも手掛けられるようになり、2017年に法人化しました。。選手としては、去年、日本スポーツマスターズで日本一の連覇を達成し引退。負債のあったマンション経営も思いきってリフォームして全室を満室にしたタイミングで売却、借金も完済し、現在は専業でバスケウェア専門の会社を経営しています。

受注生産では売上が頭打ち…

‐なぜPR塾に入ったのですか? 

売上が頭打ちで、その打開策をずっと探していました。会社は私のほかに従業員が一人いて受注生産なので、在庫を抱えない、という意味では良いのかもしれませんが、2人で受けられる作業量には限界があって、生産や発送にかかりっきりになると、新たに売るためのSNS投稿やお客様にメールを送ったりということができず売り上げが下がる、という状態をもう何年かずっと繰り返していました。このサイクルを変えたいと思っていた矢先に、コロナ禍になり、バスケットの試合も開催されず、ウェアを着て行く場所もなくなり、受注がストップしてしまったんです。

(お仕事中のお写真)

コロナ禍はいつか終わる。今のうちに次の一手を考えようと決めた。

いつかは終わるコロナ禍の先を見据えて、次の作戦を考えていました。Yahoo!や楽天のネットショップにも出品していましたが、「翌日配送できるかどうか」でショップが上位に表示されるように変わり、うちは受注生産なので発送は早くても1週間後、ネットショップでの売り上げも今後は減っていく。受注生産ではない商品の柱が欲しいと思っていたところに、ちょうど展示会で奈良県の靴下製造工場の方と知り合い、バスケットボール選手のためのソックスを作ってもらえることになりました。

製品化まで1年近くかけて完成したソックスはとても自信のある商品に仕上がったので、既存のお客様に買っていただける自信はあり、じわじわとは売れていく確信はあったのですが、それでは時間がかかりすぎる。出来るだけ早く沢山の人に買っていただくにはどうすればいいかと開発段階からずっと考えていました。 色んなマーケティング関連の勉強会にも参加したりはしましたが、「やらないよりはいい程度」でどれも手ごたえがあるほどの実感はなく打つ手に困っていました。 そんな時にたまたまインスタでPR塾の広告をみて無料動画を見せていただいて「これが自社でも出来れば大きく成長できる可能性があるのでは…!」と思い、参加を決めました。

‐実際に入塾してみて、PR塾はどんな印象でしたか? 

メイン講師が女性の勉強会は初めてでした。細やかなサポートと、そして講義の情報量に圧倒されました。 受けたい講義を待たなくても動画が一通り見れて、且つリアル講義も受けれるシステムがとても考えられていて面白いなと思いました。 講師の方と、受講生の皆さんのパワーに今も圧倒され続けています。

1枚のプレスリリースから3件の取材獲得!

‐すでに3件の取材を獲得されていますが、これは、新商品発売後に出したリリースだそうですね。

  4/1に新商品の発売が控えていた中で2月から受講を始めたのですが、入塾してすぐの本講義がPRを仕事にする講義や出版PRで入塾目的と違っていたこともあり、発売前の2か月間はPR設計やSNSなど今の自分に必要な講義動画を先に何度も見て SNS(インスタ)ストーリーを毎日更新し、会社のアカウントと個人のアカウント両方でソックスがお客様にとってどんなメリットがるのかをアピールし続けました。 すると、発売前から予約が250足ほど入り、発売から20日間で300足近くのご注文を頂き、早々に在庫がなくなるという嬉しい状況となりました。

発売前にリリースが出せず、タイミングを逃したと思っていましたが、個別コンサルで講師の方に直接相談すると、「今からでもギリギリOK!」と言っていただき その後すぐにPR設計をもとにしてプレスリリースを作成、神戸経済新聞にプレスリリースを送ったところ、一週間も経たず、5月の連休後に掲載していただきました。 掲載後はソックスもですが、ソックス以外を購入してくださる新規顧客が増え、メディアに載るすごさを、まだまだ小さい規模ながら感じています。 その記事をみて、日経MJさんからも掲載したいと連絡をもらいました。その際もすぐ資料が欲しい感じだったので同じリリースに加えて、PR設計で書いたストーリーを添付しました。事前にPR設計でしっかり書き出して整理していたことがとても役に立ちました。日経MJの掲載後に、モノ・マガジンさんから取材依頼の連絡もいただきました。商品発売の後に書いたプレスリリース1枚を、たった1件のメディアに送っただけで、このような流れになるとは想像しておらず…、ただただ驚きですが、この仕事を始めて15年、やっとチャンスらしいチャンスが来たと、ほんとうにありがたいなと思っています。

‐成果を上げるために工夫されたことはありますか?

 商品が発売されてからのプレスリリースだったので、その書き方(切り口)を個別コンサルでアドバイスいただいたようにまとめ、Slackで添削を受け修正し、よりメディアの方に伝わりやすい内容に変えてメディアに送りました。 

また、講義の中でもPR設計やリリースには「ストーリーが大事」と繰り返し聞いていたので、なぜできたのか?どうやって作ったのか?その背景を知ってもらえるように、PR設計でまとめてあったストーリーの資料も添付しました。後日、日経MJさんの掲載記事を見ると、カラー写真付きで思っていた以上に大きな枠に、ストーリーも含めてしっかり掲載いただけたのも、資料を添付したからなのではと思っています。タイミング的に日経MJを見て下さったのだと思いますが、ご連絡をいただいたモノ・マガジンさんも「とても面白そうな商品なのでぜひ開発秘話を聞きたい」とやはりストーリーに興味を持たれているようでした。

メディア掲載後の一ヵ月は売上が前年同月比30%増!

‐掲載後の反響、売り上げの変化はいかがですか? 

一番最初は神戸経済新聞に5月の連休明けすぐに掲載されたのですが、その月の売り上げが前年同月比で30%ほど増えました。新規の方も増えていて、公式サイトから新商品以外の購入にもつながっています。今は店舗を持っていないのですが、直接この作業場に来てくれた方もいらっしゃいました。おじいちゃんがお孫さんのために購入して下さったり、掲載記事は色んなところで色んな方が見て下さっているんだなということを実感する毎日です。

自分の中での変化としては、SNSで投稿するのを遠慮しないようになりました。開発した商品は、自社の経験はもちろん、靴下を製造してくれた奈良県の工場㈱エコノレッグさんの高い技術力と、専門家に監修をお願いして機能面でも確信をもって完成したので、一人でも多くの人に購入して使ってほしい気持ちが強く、売るためのPRを遠慮しなくていいんだ、売りたいと思えば売れるんだ、と、PR塾の講義動画を見て意識を変え、SNS発信を継続することでその効果を実感できたのが大きかったと思います。

‐PR塾のコンテンツの中で、何が一番良かったですか? 

 個別コンサルで講師の方と1対1で話ができたことです。画面越しですがわからないことを直接質問したり、顔を見て背中を押すアドバイスをいただいて、応援してもらってるから頑張ろう!と慣れないPR活動の大きな原動力になりました。

Slackで日々交わされる質問の回答や添削内容を見ていても、自分の想像を超えてより深く一歩踏み込んだアドバイスを返されていて、講師の方たちのメディア視点の専門性の高さにも感動しっぱなしです。

(中野さまのお写真)

選手としての経験を活かし、挑戦を続ける

‐今後の目標をお聞かせ下さい。

自社のメイン商材をTシャツなどのウェアの受注生産ではない何かに転換していきたいと考えています。昨年、元メジャーの松井選手、阪神金本選手などの怪我を治療したトレーナーさんが開発した治療法を学んだので、アスリートに怪我をしない身体の使い方を伝えたり、不調を改善するための治療を提供したりして、試合で良いパフォーマンスが発揮できたり、選手生活を長く楽しく送れるようなサポートを始めたいと思っています。ウェアや靴下など商品開発はもちろん、現役アスリートのサポートにも自分の選手としての経験を活かしていけるよう事業を発展していきたいです。

人生が変わるかもしれないほどの成果を初めて感じられた

‐最後に、PR塾への入塾を検討している方へメッセージをお願いいたします! 

 1つのメディア掲載に始まって、その後に日経MJ、モノ・マガジンと取材の連鎖を経験して、広告との違いをはっきりと感じました。webメディアの読者さんは新たなお客様となって下さったり、メディア掲載を見たほかのメディアからまた取材を受けたり、そうしたPRの全体像を学べるところはなかなかないと思います。もちろん、うまくいくかどうかはやってみないとわからないですが、PR塾の動画コンテンツや添削、個別コンサルなどは成功確率を高めてくれるので、入塾する価値は大いにあると思っています。 いろんな勉強会に参加してきましたが、これから先の人生が変わるかもしれないと思えるような成果を感じられたのはPR塾が初めてです。人と比べずマイペースに自分のやるべきことをやるだけで結果を得ることができました。

商品開発に携わる方はどちらかというと、作ることには長けていても「売る」ことにそこまでこだわっていない方が多いかもしれません。私も、売りたいけど売り方はうまくありませんでした。もしこの記事を見ている方の中で、ものづくりをされている方がいらっしゃったら、その人自身が自分で熱量持って発信していくためにもPRの方法を学ぶ意味は大いにあるんじゃないかと思います。

―ありがとうございました!これからのご活躍も楽しみにしております!

※2023年6月7日取材当時の情報です。