受講生インタビュー

BSテレ東、日テレnews zero、NHKクローズアップ現代、シャンパンタワーの勢いが止まらない!取材依頼を「確定」させたのは、社内の取材協力体制にあった-ITベンチャー広報部 オガワ リエさん

ゲーム業界の限られたメディアへの露出だけではコンテンツがしぼんでいく危機感を感じ、一般メディアへの露出のために入塾を決意。6年前にスタートした社内の福利厚生制度「推しメン休暇」で入塾4カ月めに全国ネットのTV取材を獲得!限界を突破し、シャンパンタワーを確実にしたのは「取材に協力してくれる社内の雰囲気づくり」だというオガワさんに、成果を出すために工夫したことなどを具体的に伺いました。

■PROFILE

ITベンチャーの子会社にてキャラクタービジネスの宣伝や広報を担当。

大学では観光領域のマーケティングを専門に学ぶ。 エンタメの力で観光業に影響を与えられる仕事がしたいとゲームアプリやキャラクターコンテンツ制作も手がけるITベンチャーに就職。 ゲームプランナー、コンテンツプロデューサー、ライセンス、アニメ制作のアシスタントプロデューサー、広報、アライアンスなど多方面に従事。

Facebook:https://www.facebook.com/rie.ogawa

‐PR塾に入るまでに経験して来られた仕事について教えてください。

名前は出せないんですが、皆さんもよく知っているITのベンチャー企業に新卒で入社し、そこからずっとゲーム業界にいます。ゲームのプランナー・コンテンツプロデューサーを経て、もともと希望だったプロモーションの部署に移って宣伝領域から広報やライセンスビジネスなどに携わり、今はグループ企業複数社の広報に携わっています。

‐もともとゲームが好きだったのですか? 

全くそうではなくて。ゲームもアニメも漫画も入社するまではほとんど触れたことのない世界だったんです。就職活動をしていくつか内定を頂いた中で、「何か面白いことやりたい!」っていう気持ちがあって、ITベンチャーだったことや、グループ会社では色んな事業を展開していたので今の会社に決めました。

入社当時は、先輩たちの会話に出てくるゲームのキャラクターの名前が全然わからなくて大変だったんですが、それが今は好きなゲームやアニメのキャラクター、いわゆる「推し」ができて、楽しくなって人生が180度変わりました。

‐なぜPR塾に入られたのですか?

以前、社内の広報チームにいたのが2015年頃で、そこから一旦別のセクションで働き、2019年から再び広報を担当することになったのですが、メディア側もコンテンツ側もその当時と状況が大きく変わっていくのを感じていました。ゲーム業界のメディアさんとのお付き合いはこれまで継続的にあったのですが、これまで通りのアプローチではなかなか掲載が難しい面も出てきて、今までのやり方を変えていかないといけないと漠然と感じていました。一方で、会社の福利厚生制度「推しメン休暇」にメディアの方が興味を持ってくれていることがわかり、切り口を変えればまだやれることがあるんじゃないかとも思っていましたが、社内で学んだ独自のPR手法にも限界を感じ、どこへどうアプローチしていけば良いのか悩んでいました。

実はPR塾の講師をされている三木佳世子さんは高校の部活動の先輩なんです!佳世さんがSNSでPR塾について発信されているのを見て、何か良さそうと思うようになり、変動の激しいゲーム業界でも通用する力をつけたくて、自分に自己投資して一度挑戦してみようかと思ったからです。

‐入塾の決め手は何でしたか?

やっぱり、高校の先輩でもある佳世さんがいたから、というのが大きかったです。佳世さんは元NHKディレクターでメディア出身者でしたし、ほかの講師の方もメディア経験者の方がたくさんいて、信頼感があったのが決め手になりました。

‐ITベンチャーでの仕事とPR塾の学びをどのように両立されていかれたのですか?

本講義などは日中、仕事をしているので一度もリアルでの参加はできていませんが、入塾前の個別面談で今やっている仕事について話してカウンセリングしてもらった際に、「足りないところを動画で補う形で見て、実践に活かすと良さそう」とアドバイスをもらって、隙間の時間で動画を見ては、社内の業務に活かしてPDCAを回していきました。

ゲーム専門メディアだけじゃなく一般のTVやラジオで取り上げてほしかった

‐PR塾に入ってどんな成果が得られましたか?

ゲーム業界の専門メディア以外、一般メディアでの掲載を多数獲得できたことです。NHK「クローズアップ現代」や日本テレビ「news zero」など全国メディアのTV取材は、ぎりぎりまで対応が大変でしたが、PR塾に入る前から、自社の「推しメン休暇制度」は1つのネタとしてメディアの方はきっと関心があると思っていたので、ようやくメディアに取り上げてもらうことができました。

 ‐成果を出すためにどんな工夫をしましたか?

去年の10月末に、一つのWEBメディアに掲載されたことがきっかけで、それを見た別のメディアの方から連絡が来て…という流れで、自然とシャンパンタワーが起こっていった感じでした。じつはこの福利厚生制度は6年ほど前にスタートしているので、決して新しい取り組みではないんです。なので各メディアからの取材を確定させるために、最新の状況はこうですよ、という数字や写真、社員のインタビューなど、提供できる素材の新鮮さで勝負することで、取材を問合せから「確定」へとつなげていきました。

また、PR塾で学ぶ中で、取材獲得のためには、情報提供だけじゃなく、実際のリアルな現場の様子を見せられるか、人を出せるかという点も重要だとわかったので、取材が入ったときに協力してくれる人を社内で増やすことを頑張りました。本来は、キャラクターコンテンツを作っている会社なので、仮想の世界を楽しんでいただくために、世界観をとても重視しているので、製作している社員の顔は極力出さない方がいいと考えています。ただ、社内の福利厚生制度を知ってもらう、という切り口なのに、制度を利用しているリアルな姿が伝えられないと、取材になりません。だからこそ、社内で取材協力が得られるように日頃からコミュニケーションを大切にしたり、社員のパーソナルを理解した上で、声掛けをしていました。

慣れない取材に必要以上に身構えたり、負担に感じないで済むように、取材時のよくあるQ&Aを作成し、メディアの方が描いている取り上げられ方のイメージを予め共有しています。対外的にというより、社内で「メディア視点」を丁寧に伝えてくことや、自然と感じて言うことを話せるようにフォローしているイメージです。

 ‐全国メディアの取材後、どんな反響がありましたか?

TV取材の放送告知を会社のアカウントで発信すると、コンテンツのファンの方たちがその投稿を拡散してくれたりして、ポジティブに受けとっていただいているのを見ると、会社のブランディングにもつながっていると感じています。

ゲーム業界に特化した専門メディアから、そうではない一般メディアにアプローチの軸を移したのは、売り上げを伸ばしたいというより、もっと長期的な視野で、今後、人材採用の面で、こういう会社で働きたいと思ってもらう材料として、会社の特色が伝わっていけばいいなという個人的な思いがあったので、良かったです。

‐PR塾の何が一番良かったですか?

一番最初に学ぶ「PR設計」がすごく良かったです。ゲーム業界内でお付き合いしているメディアには特にPR設計を元にして情報をお伝えしなくてもゲーム関連の新しいリリースならぱっと理解してくれて、掲載してもらう機会を得られていましたが、今後「推しメン休暇」のような、ゲームコンテンツに直接関係のない取り組みを、会社の事業にどうつなげていくかを考えたとき、PR設計の考え方がすごく必要なんだなと感じました。PR設計の本講義動画が一番良かったですね!

ゲームコンテンツが長く愛されていくために、メディアに届けていきたい

‐入塾してから一番の変化は何ですか?

 プレスリリースを作成するときの考え方が変わったことです。「これを社会性とどう繋げたら記事になるだろうか」と考えるようになりました。どうしても、「今日から●●キャンペーンやってます!」というお知らせものが多くなりがちで、それはお客様にとってはプラスになる情報ですが、メディアの方にとっては、たくさんあるゲーム業界のお知らせの一つになって埋もれてしまいますよね。なので、より取り上げてもらう確率をあげるには、そこを世の中の流れと組み合わせて伝えることが必要だと改めて感じました。「社会との接点を見つける」という、これまでやってこなかったことをやるようになったのが一番の変化です。

今までアプローチしていたのはゲーム関連メディアだったので、それ以外のメディアに向けた広報活動について力不足な面がありました。私もコンテンツ制作に携わっていた時期があり、開発チームが多くの方に届けてきたコンテンツをもっと他のメディアにも広く違う形で届けていきたい、という思いがどこかにあったんだと、改めて感じます。

‐これから叶えていきたい夢は何ですか?

自社コンテンツのPR活動はこれからも続けていきたいです。ゲームのコンテンツを支えているメンバーの頑張りも見ているので、それを一般メディアを通して、一人でも多くの方へゲーム業界内で今起きていることを知ってもらえるよう、成果につなげていきたいです。それから、この経験をもとに自社のサービス以外にも幅広くPRのお手伝いができる機会も作っていきたいです。

‐最後に、PR塾への入塾を検討している方にメッセージをお願いします!

  PR塾は、同じ目線で学ぶ仲間に出会うことができる場だと思います。同じ悩みを持ってる方同士の交流会に参加して、話す場が持てるようになったのも、PR塾に入ったからこそ得られた環境で、すごく良かったです。       

足りないところだけを動画で見ることもできるし、わからないことはいつでもチャットで気軽に聞くこともできて、自分のペースに合わせてカスタマイズして学んでいけるカリキュラムが特徴です。メディアの方からの生の声を聞ける機会もあります。あとは自分以外にもPRを実践している仲間の経過もわかるので、本を読むよりずっとリアルで勉強になることが多くあると思いますよ!

‐ありがとうございました!PR塾で学んだことで社内に新しい風を入れていきたいと話すオガワさん、これからのご活躍も楽しみにしております!

※2023年3月27日取材当時の情報です。

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