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受講生インタビュー

デザインをキーワードに商品作りのコンセプトから販促まで。宮崎の中小企業を支える―関屋千草さん

関屋千草さん

今回のLITA MAGAZINEは、OJT式PR塾の受講生、関屋千草さんのインタビューです。関屋さんは入塾してまだ1カ月ちょっとですが、なんと入塾したその月にクライアントさんの活動が地元宮崎県のテレビ局2局の取材を獲得、放送もされました。

関屋さんは、会社や商品の強みを引き出し、設計や開発からコミュニケーションツールの制作までを含むデザイン業をされています。そこにPRも加え、宮崎県の中小企業の支えとなるべくエネルギッシュに活動されています。

OJT式PR塾でPRを学ぼうと思われたきっかけや、学び始めて感じていること、そして地方在住を強みにして展開する今後の目標などについて詳しく伺いました。

Profile

デザイン歴24年。
マスコミ→デザインスクール→宮崎県庁で中小企業のモノづくり支援に取り組む。
2020年チーグッド開業。
デザイナー兼、メディアPRとSNSで、今の時代に求められるブランド認知活用に取り組んでいます。

・宮崎工業技術センター/宮崎県食品開発センター デザイン開発指導員(非常勤職員)
・宮崎県工業技術センター/宮崎県食品開発センター 企画・デザイン部(主任研究員)
・chigood.design(チーグッド・デザイン)開業<専門家登録>2021年4月より
・みやざきフードビジネス相談ステーション コーディネーターhttp://www.i-port.or.jp/food/
・宮崎農業振興公社 六次産業化プランナーhttps://www.mnk.or.jp/support/supporter.html
・宮崎県男女共同参画センター 女性メンターhttps://www.himuka-woman.jp/woman/woman.php?wid=135

HP:https://chigood-design.com
Instagram:https://www.instagram.com/chigood_design/?hl=ja
Facebook:https://www.facebook.com/chigood.design

宮崎学園高校でが講演をする関屋さん

デザイン=外見ではない!クライアントの強みを引き出し収益に繋げる提案を

―関屋さんは2020年から個人でデザイン業をされていると伺いましたが、お仕事について聞かせていただけますか?

はい。地元宮崎県の中小企業に対して、事業者が抱える課題の本質を見つけだし、強みをサービスや商品に反映させ、売上の向上に繋げるためのデザインを提供しています。デザインというと、商品作りの最後のほうの部分、パッケージなどと思われがちなのですが、私の仕事の場合はそうではないです。

「こんな商品作ったんだけど、どうやって売ったらいい?」

というご相談に

「なんでこの商品を作ったんですか?」

と、根本的なところから切り込んで、強みを引き出して収益に繋がるご提案をしています。デザイン=外見ではなくて、「なんで作ったか」ということが大事にしています。

―コンサル的な要素も含まれているのですね?

うーん、そうなのですが、コンサルとも名乗りたくなくて。デザインだけというのもちょっと違いますし…。

―なるほど。とにかく関屋さんにご相談したら表面的ではなく、しっかり関わってくれそうですね。

はい。今は3社とお仕事をさせていただいています。その他には週2日、県のアドバイザーのお仕事があり、地元でセミナーや講演の依頼も頂くので行っています。

―地元にしっかり根を張られているのですね。

実は結婚して東京に住んでいたのですが、東日本大震災をきっかけに、やっぱり育児は宮崎でしたいなと思ってこちらに戻ってきました。8年前くらいです。

―そうだったんですね。2020年に開業されるまでは、何をされていたのですか?

実はいろんなことをしてきたんですよ。短大を卒業後に、宮崎の広告代理店に就職し、その後系列のテレビ局で仕事を10年仕事をしていました。ディレクターではなかったのですが、番組の制作に携わっていました。報道番組のテロップを作ったり、文字作りやカット割り、編集などのデザイン関連の仕事です。

―ええっ、元はマスコミの方だったのですね。その後、東京に行かれたのですか?

結婚して、夫が住んでいた東京に行きました。東京でWebスクールに通ってデザイン系ではなくHTMLなどを習得しました。その後そのスクールで「働きませんか?」と誘われて、インストラクターとしてweb制作を教えたり、生徒さんの卒業後の就職のご相談に乗ったりしていました。

―そうですか、スクールで教えられていたのですね。

はい。スクールのお仕事は、途中妊娠出産で休みましたが、とてもやりがいがあって好きだったんですよね。でも、通勤が大変で体調を崩し、東日本大震災をきっかけに宮崎に帰りたいな…と感じていて…。スクールの仕事は好きだったので、二人目の育児が落ち着いたら、また戻りたい気持ちもあり、葛藤はありましたね。最終的には、夫も「育児は宮崎でしたい」と言ってくれて、宮崎に戻ったんです。

―今、お仕事でうまくいっていらっしゃる状況を考えると、戻られて良かったですね。

そうですね。今、とても楽しいです。

―その後宮崎では何をされていましたか?

「0円PR」で郁乃さんを知って、「この人から学びたい」と思った

宮崎に戻ってから行政が「中小企業ものづくり支援」の非常勤を募集していたので、ものづくりをしたことはなかったけれど、考え方やノウハウはあると思ったので応募したら採用され、その後正職員として採用され計7年くらい仕事をしました。

―そうですか、それでは地元の中小企業の方々をよくご存じですよね。

はい。いろんな方との繋がりができましたね。宮崎は中小企業が多いんですよ。でも、職員としてお仕事をしていたときには、なかなか踏み切った支援ができなくて歯がゆい思いをしていました。私なりの戦略やご提案はあっても、皆さんに公平にしなければならないので、ここまで、と決まったところまでしか関われなくて。どうせやるならクライアントさんと一緒に走りたい、と思って2020年に開業しました。

―なるほど、そんなジレンマがあったのですね。

はい、事業を起こしてから以前関わった方たちが「あの続きがしたい」と言ってクライアントさんになってくれました。

―様々なことをされてきての今なのですね。ところでどうしてPRを学ぼうと思われたのですか?

知り合いから郁乃さんの書籍「0円PR」を紹介されたんです。「あなたみたいな人じゃない?!」って。

―書籍でPR塾のことを知られたのですね。

はい。読んでみたら、「これ、私が今やっていることと一緒だ!これってPRなんだ!」と感動しました。今はもう広告じゃない、ということも感じていたことで。すぐに郁乃さんのYoutube動画を見て、メルマガに登録して、郁乃さんの人柄や考えにとても引き込まれたんです。所ジョージさんの番組に郁乃さんが出演されたのを見たときに、3人子どもがいて宮崎で育児をしている私自身と重なって、「この人から学びたい!」と思い、塾に申し込みました。

―わぁ、番組も見てくださったんですね。長距離通勤がテーマで家族も一緒に取材されたものでした。

はい、こんなに頑張られてるんだ…と。

―関屋さんは、小学生から幼児までのお子さんが3人いらっしゃるのでしたね。どのようにPRの勉強やお仕事の時間をとられているのですか?

夜、21時に寝て、2時半に起きて、まずOJT式PR塾の動画を見ています。テキストもしっかり読んでいます。洗濯などは夫がしてくれるので…。昼間はしっかりクライアントさんのために時間をとっています。

―2時半起床ですか。凄く頑張っておられますね。

PR塾が心の支えです。私も自信がないことはありますが、それをクライアントさんには見せないでやっていて、PR塾でそれが間違ってなかった、これありだよね、と分かるんです。講義に出られなくても自分のペースで動画で勉強できています。

―ありがとうございます。

入塾して最初の本講義は出られなかったので、夜間フォローアップ講義に出たのですが、先輩方がとても優しくて…。「まずPR設計の動画を見たほうがいいよ」など教えてくれ、皆さん勉強熱心で、一緒に学んでいてとても楽しいです。Facebookで繋がっている方もいます。致知出版さんの「月刊致知」も購読し始め、のめり込んでいます。取り上げていただきたい方がいるんです!

―わぁ、関屋さん、勢いが凄いですね。

宮崎に応援したい方がたくさんいるんです。宮崎の人は、いいモノを作っていても前に出ない人が多いんですよね。私が学んだことを教えて、継続して自分たちでできるようにしていただいて、いいものを前に出したいんです。

―宮崎で事業をされている方に、とても心強い存在だと思います。

宮崎の人が好きなんです。とてもあったかくて。友達の友達は友達という繋がりがあるんですよ。困っている人は助けるし。

入塾した月にクライアントが宮崎2局のテレビ番組で取材、放送

―素敵なところなんですね。初めてのテレビ取材の獲得も地元の方との繋がりが関係しているのでしょうか?

宮崎学園高校の生徒たちが地元の乳製品の生産者「Milk Lab」さんとの交流から生産の現場を視察し共同で商品を開発した、ということが宮崎に2局しかないテレビ局2局ともに取材、放送されました。宮崎学園高校では私も講演をしたことがあり、「Milk Lab」さんは、以前1年契約で商品開発に関わらせていただいたことがあったんです。コロナ禍で売り方に困られていて、どうしてあげたらいいか考えていました。PRをご提案したのですが、「一斉配信をしているからいい」と断られたんです。でも半ば強引にプレスリリースを書いて、佳世さんに添削してもらったとほぼ同時に記者クラブに電話をして投げ込みました。早く投げ込みがしたくって。電話で熱く語ってしまいました。

―プレスリリースは初めて書かれたのですか?

はい。書くのは苦手なのですが、どうしてもこの取り組みをメディアで取り上げてほしいという感情が先にあったので、書けました。

―その後もメディアアプローチをされているのですね?

宮崎市は餃子の消費量が1位ということもあり、餃子のお店について、新聞にアプローチしました。そして化粧療法レクレーションをされている方のPRとして、地元のテレビ局に電話をしました。高齢者の方々をお化粧で元気にしたいということで、自社でクリームなども生産、販売している方です。脳梗塞で倒れられて、奇跡的に5カ月で復活されたのですが、やはり精力的には活動できなくて…私にお声がかかったんです。

―凄いストーリーですね。またすぐに取材されそうです。

番組名を指定したら、「そちらの番組もいいですが、夕方の情報番組コーナーに生出演しませんか?」と言っていただけました。その後、取材、放送を検討してくださっているそうで、介護関係がテーマのときに取り上げていただけそうです。ちょっと今コロナのことがあって取材にも関係するみたいです。

―そうですか。いい感じでメディアの方と繋がりましたね。最後に今後の目標をお聞かせください。

まずOJT式PR塾でしっかり学ばせていただいて、実績を作りたいです。そして自分たちでできるように宮崎の中小企業の方に教えてあげたいです。前に出ない人たちだけど、伝えることを得意になってほしいんです。県外の広告会社とすぐ契約しちゃうから。広告に依存しなくてもいいようにPRのやり方を知ってほしいです。

―ありがとうございました。

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