受講生インタビュー

Amazon5部門で1位達成!28歳若手が起業奮闘する姿で人々を勇気づけたい―立石有香莉さん

PR塾受講生の立石有香莉さんは、周囲の反対を振り切り、大手メーカーの営業職を退職。ご自身の体験から、トランポリンで健康だけではなく、心もポジティブになることを知り、多くの方に広めるために、自身のトランポリンを企画製造し、販売しています。販売してすぐにAmazon5部門で1位を達成!!(※2022/7/4 取得データ)PRを学んですぐに得られている効果や、好きなことを仕事にするすばらしさを生き生きと語ってくださいました。

Profile
福岡県北九州市出身。入学を機に上京し、2017年メーカーに新卒入社。
自身がトランポリンでリバウンドしないダイエットに成功した経験より、
オリジナルのトランポリンの企画を決意。
2021年10月にクラウドファンディングを実施。
2022年1月に会社を退職し、2月に起業。

HP:https://yukapyon.top/
TikTok:https://www.tiktok.com/@yukapyon_trampoline
Instagram:https://www.instagram.com/yukapyon_newtrampoline/

取材を受けるPR塾生の立石有香莉さん
取材風景


大手企業を退職しトランポリン一筋の道へ

―立石さんは、ご自身の商品を販売されていると伺っています。詳しく教えていただけます
か?

はい。「ゆかぴょん」という室内用のクッション型トランポリンを企画製造し、販売してい
ます。私自身が「トランポリンにはまっている」と話した時に、9割の方が懸念された“騒
音”と“大きさ”(置き場所をとる)という2つの課題をクリアしたトランポリンです。クッションの中にバネを内蔵しているので、一旦沈んではねるような跳び心地がとてもいいんです。

―起業されたのはいつですか?

今年(2022年)1月に前職の会社を退職し、2月に起業しました。

―前職もトランポリン関連のお仕事だったのですか?

全然違うんです。以前は、大手メーカーの営業に約5年携わっていました。実は社会人1年
目の時に、ストレスでお菓子を食べてしまう習慣ができ、運動も嫌いなので太ってしまいま
した。もともと体重の増減が激しいほうでしたが、当時は今より10㎏も太っていました。
そんな時、体育教師だった母に相談したところ「痩せたい部分を動かしていれば痩せる」と
アドバイスを受けました。ある時どなたかのブログか広告で、トランポリンが全身運動にと
てもいいという記事を見たんです。そこで、普通の丸いトランポリンを買って試したところ
、2つの大きな効果が得られました。ひとつは、食事なども気を付けながらではありますが
、痩せたこと。もうひとつは、ネガティブ思考からポジティブ思考に変化したことです。きついダイエットは続きませんが、トランポリンは楽しく続けられ、続けることで結果的に痩せられたので自信もつきました。

―ダイエット目的でトランポリンを始めたのですね。騒音は大丈夫なトランポリンだったのですか?

実は当時私は電車の沿線の近くの、防音対策がかなり施された、間取りも広い家に住んでい
たので、騒音でクレームがきたことは一度もありませんでした。でも、先ほども申し上げた
ように、「トランポリンをしている」と言うと、多くの方に、騒音や大きさについて懸念されました。そこで、より多くの方にトランポリンを楽しんでいただくために、上記2つの問題を解決するトランポリンをつくって、販売したいと思ったんです。

―楽しみながら痩せられるなんて一石二鳥ですね。その後、どのように今に至りましたか?

「トランポリンを作りたい!」と思いましたが、モノづくりは未経験でした。毎朝7時半に
家を出る会社員だったので、朝4時に起き、土日もトランポリンを作る工場を探しました。いろんな工場に当たっては没、当たっては没を繰り返し、3ヵ月かけてやっとある工場と合意し、生地のサンプルを取り寄せ、色を決めたり、試作品を作ったりといったことを始めました。そして試作品ができた時点で、クラウドファンディングを行い、総額237万円のご支援を頂きました。

挑戦できるチャンスを逃したくない!と思い起業


―すごいですね!

ありがとうございます。クラウドファンディングで多くの方に注目を頂いたのですが、そうするともう会社員の仕事の片手間ではできなくなってきました。平日に対応しなければならない商談などのアポイントもあり……。工場の稼働効率により、1カラー500個~が製造の条件でした。私は3カラーにしたので1500個、ほぼすべての自己資金を投じて作りました。当然、作ったからには知ってもらう努力をする必要があります。
生半可な覚悟では勤まらない分、会社員の仕事か「ゆかぴょん」の販売かどちらかを選ばなければならない状態になり、周囲の反対を押し切り、「ゆかぴょん」を選びました。

―どうして「ゆかぴょん」の道を選んだのですか?

様々な理由はありますが、ひとつはとても思い入れのある商品だからです。そして決定打になったのは、タイミングです。私は今28歳独身で、ありがたいことに両親も健康です。自分ひとりで生活が成り立つ今を逃せば、きっと一生やらないだろうと感じました。会社員の仕事もとても好きで、同僚やクライアントさまにも恵まれましたが、自分の力でビジネスをすることに、挑戦してみたいと思いました。

クッション型トランポリン「ゆかぴょん」
クッション型トランポリン「ゆかぴょん」

―PR塾にはどうして入塾しようと思ったのですか?

作ったからには、知ってもらう必要があります。「どうやったら知ってもらえるのだろう?お金をかけて広告を使うしか、自分の商品は見つけてもらえないのだろうか‥」と思っていた時に、PR塾を知り、無料の動画を見ました。そこで雑誌やテレビに取り上げられ、第三者に紹介してもらうことで、より多くの人に選ばれるブランドになると知りました。笹木郁乃さんの実績のエアウィーヴやバーミキュラを知っていたことと、PRで人を喜んでもらうことにやりがいを感じているという点に共感し、この方に学びたいと思い、入塾しました。

―PR塾に入ってどんな変化がありましたか?

資金が少ない中で受講料を払ったので、PR塾を最大限利用しようと決めており、申し込んですぐに動画を見始めました。初月に2件掲載を頂き、ありがたいことにその後もたくさん取材を頂いています。地元の有名なテレビ番組に出演させてもらったこともあり、電話とLINEで100件近くのお問い合わせも頂きました。また、PR×SNSで、SNSを強化できたのも変化です。テレビで大きな反響を頂いたものの製造トラブルがあり、販売開始を遅らせなければならない状態になってしまいました。せっかくテレビを見て興味を持ってくださった方々にもこのままだと忘れられてしまう‥。じゃあ、その間にもっと商品のことも私のことも知ってもらえばいいじゃないか!と思い、インスタグラムでの発信に力を入れ始めました。興味を持ち続けてもらうにはどうすればよいのか考え、自身のストーリーに焦点を当てた発信に切り替えたところ、リールが200万回も再生されました。

東京新聞、タウンニュースに掲載された立石有香莉さんの新聞記事
東京新聞、タウンニュースに掲載

「ゆかぴょん」が Amazonランキング1位5冠達成!

―製造が遅れた商品は、もう発売されたのですね?

はい7月1日から販売し、7月4日時点で、Amazonで室内用トランポリン売れ筋ランキング1位など、5冠(※注1)を達成しました。

―おめでとうございます。

ありがとうございます。良いスタートダッシュがきれたのもPR塾の先輩方のおかげです。自分ひとりで動画を見ていても、本当に掲載が実現でき売り上げにつなげられるか確信が持てなかったと思います。でも仲良くさせていただいている先輩方がおり、リアルでお会いしたりして、みなさん成果を出しているので、「私もやれば絶対できる!」と確信でき、エンジンがかかりました。

―ほかの受講生の方々とのいい関係も刺激になっているのですね。最後に立石さんの夢や目標をお聞かせください。

私はトランポリンをすることで、人生が前向きに変わったんです。体型の変化もそうですし、以前よりもポジティブ思考になりました。実際、跳ねるという行為はセロトニンという精神物質を発し、ネガティブ感情が消えるそうなんです。
今、在宅勤務の方が増えていますが、トランポリンでちょっとした運動を日常に取り入れるだけで、体調がよくなるだけではなく、精神面にも大きなメリットがあります。それをもっと多くの人に広めていきたいです。「売って終わり」ではなく、買って下さった方の生活を変えるまでが私の仕事だと思っています。生活を変えられる人が一人でも増えるよう、アフターフォローにも力を入れていきます。
また、会社を退職し起業した私のありのまま奮闘する姿が誰かの刺激になったら嬉しいです。そのために、まずは事業を継続させたいです。

―ひょんなことから出会ったトランポリンで、人生が激変した立石さん。いきいきと夢や目
標を語られる姿が印象的でした。今後もご活躍を楽しみにしています。

(2022年8月29日現在の情報です)

注1
2022/7/4 取得データ
室内用トランポリン部門 新着ランキング1位
トランポリン・アクセサリー部門 新着ランキング1位
エクササイズグッズ部門 新着ランキング1位
室内用トランポリン部門 売れ筋ランキング1位
トランポリン・アクセサリー部門 売れ筋ランキング1位

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