受講生インタビュー

SEOライターからPRパーソンに転身 時間の制約がある中でメディア掲載を次々に獲得―泊彩香さん

PR塾に入って以来、次々とメディア掲載の実績を積み上げている泊彩香さん。ライターとして培った「書くスキル」にPRのスキルが加わったことにより、大幅な収入アップも実現しました。顧客獲得からメディアアプローチまで、とにかく学んだことを愚直に実践する姿勢で結果を出し続けています。

PROFILE

元ブランド査定士&Webライター。 出産を機にフリーランスとして活動しながら5歳の息子を育てる。「なんとか社会と繋がっていたい」と、未経験ライターとして文字単価0.1円からスタートし、入塾前まで同4円のSEOライターとして活動。 PR塾のプレスリリースセミナーを機に広報PRに興味を持ち、2024年2月にPR塾に入塾。現在も現役生としてPRスキルを学ぶ。

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ライター歴5年を経て入塾

―入塾してから次々とメディア掲載を獲得されていますね。

PR塾のプログラムが素晴らしいお陰です。入塾したからには費用の元を取ろうと思って頑張ってきましたが、たくさんコンテンツがあるので最初はついて行くのに必死でした(笑)。

―入塾のきっかけは何だったのでしょうか。

ライター歴5年目を迎えて「子育てをしながら、限られた時間の中でも夫と並び立てるくらい稼げるようになりたい」という思いが強くなり、入塾しました。ちょうどクライアント様からプレスリリースの作成依頼が来ていたタイミングで、PR塾の「プレスリリース添削セミナー」に参加したのですが、たとえばリリースは1枚に収めるということも知らなかったので、「それで掲載が獲得できるの!?」みたいな感じで驚きでしたね。

―ライターになる前は、ブランド品の鑑定や買い取りを行う査定士の仕事をしていたそうですね。

査定に興味があったわけではないのですが、その会社の社長さんが面白い方だったので、この人の下で働きたいと思ったんです。でも労働環境が厳しくて、5年間ほど勤めて結婚を機に退職しました。その後はアルバイトでコールセンターや整骨院の受付業務などもしましたがなかなか続きませんでした。そんな中コロナ禍になり、在宅でできる仕事を探したところ、文章を書くのが好きだったのでウェブライターの仕事を始めました。

ブランド品を査定する仕事に就いていた頃

―一般的にライターさんの報酬はそれほど高くないですよね?

一文字0.1円からのスタートでしたが育児の隙間時間で働けますし、クライアントさんから「すごく文章が分かりやすいですね」と褒められて、ライターなら頑張れるかも知れないと思ったんです。それで頑張った結果、3年後には単価を一文字4円まで上げることが出来ました。

でも、やっぱり収入の幅が大きくて、睡眠時間を削りながら頑張っても扶養内ギリギリ稼げるかどうかというところでした。「もっと社会に貢献する形で収入も増やしたい」と思っていた時にPRライターやPR代行の仕事を教えるスクールの広告がインスタグラムに流れて来てやってみようかなと。それでいろいろと検討した結果、LITAさんのPR塾なら安心かなと思い入塾しました。

―PRはライティングのスキルが生かせる場面が多そうです。

当時、プレスリリース作成の他にクラファンページ作成の依頼もあったので、PRに強くなったらもっと収入が増えるかなという考えでした。ただ、いざPRを始めてみたら経営者さんが喜んでくださるのが嬉しくて、とても楽しくなりました。そこから徐々に、ライターより向いているかもしれないと思うようになりました。

ワークショップで学んだリンクトインでPRクライアントを獲得

―クライアントはどうやって探したのでしょうか。

一緒に仕事をするはずだったクラアントさんの案件が頓挫してしまい、入塾して最初の3カ月間は新たなクライアントさん探しに必死でした。4カ月目にクラウドワークス経由で訪日外国人向けのサービスを提供するクライアントさんが見つかり、続いてリンクトイン経由で三重県の運送会社の社長さんからもダイレクトメールをいただき、大変ありがたいことにそちらも担当することになりました。

PRの仕事を担当することになったカワキタエクスプレスの社長(左)と従業員

―リンクトインの活用法もPR塾のワークショップで学んだのですか?

そうです。とりあえずアカウントを作る宿題を出されて、何を投稿すれば良いのかも分からなかったのですが、投稿したらめちゃくちゃ拡散していただいて、PR代行の問い合わせが増えました。

―その中から良いクライアントと出会えたわけですね。最初に成果が出たのは運送会社の方ですよね。

プレスリリースがきっかけで三重テレビに紹介していただいた他、ヤフーニュース、中日新聞、中部経済新聞、伊勢新聞、業界紙など多数の掲載が叶い、文化放送や横浜FMのラジオ番組でも取り上げていただきました。訪日外国人向けのサービスは事業開始直後ということで苦労した場面もありましたが、結果的に日経MJやみんなの経済新聞、ヤフーニュースに紹介されました。

―素晴らしい成果ですね。ライター時代より収入は増えましたか?

結果的に収入は増えましたし、作業時間もライター時代よりかなり減らせています。

―掲載を獲得するために意識していることはありますか。

私としては資料を作っている時が一番楽しく、メディアに電話を掛けるのが苦手なので、どんなふうに話したら良いのか、未だに試行錯誤しています。その部分だけ少しハードルが高く感じますが、実際に結果が出る時はいつも電話がきっかけです。講義で道筋を教えていただけるので、その通りに行動することで成果に繋がっていると思います。あとは、聞いたことをすぐに実行するのは意識しています。たとえばワークショップに参加しても中途半端に終わっては意味がないので、最後まで仕上げて添削でアドバイスをいただくようにしています。

子育ての合間に工夫して仕事の時間を捻出

―今は子育てが大変な時期と伺っていますが、1日何時間ぐらい仕事に当てていますか?

息子に聴覚過敏の気質があり、保育時間の短縮や療育の送り迎えなど、働く時間の制限があるため時間を区切りながら働いています。1日のスケジュールで言うと、朝4時に起きて6時半まで資料を作って、6時半から 9時までは息子の世話をして幼稚園に送り、それから12時まで仕事をします。13時にお迎えに行って14時から17時ぐらいまでまた仕事をして、その後公園に遊びに行くような感じです。作業時間はバラバラですが、合計で大体6時間から8時間ぐらい捻出しています。

仕事を外注したらもっと稼げるのかもしれませんが、記者さんに書くお手紙や電話アプローチなど、私が手掛けたほうが良いと思われる作業があるので難しいところです。ですので、いろいろとお仕事の依頼をいただいていますが、今は泣く泣くお断りしている状況です。

育児の隙間時間を活用して仕事に集中する

―今後、達成したい目標はありますか。

卒業までの目標としては、自分自身の価値を上げたいです。信用していただくために、お試し期間と特別価格を設けていますが、やっぱり自信のない態度は絶対に見せてはいけないと思うので、クライアントさんに安心して任せていただくためにも、良い意味での図太さは出していきたいですね。現状でも比較的高めの単価で受注できているのは、ライターとして経営者さんと話す機会があったのが役立っているのかもしれません。また、規模の大きな企業さんの案件を手掛けるには社会的な信用が必要となるので、法人化も考えるようになりました。

あとは、子育てを理由に働きたくても働けないママさんたちの役に立てる事業をいつか手掛けられたらと、ぼんやり考えています。家でお仕事しながら、ある程度収入を得られるような仕組みをつくることができれば素敵だなと思っています。

―今、入塾を迷ってらっしゃる方や、入塾したけれどなかなか結果が出せていない方に向けてアドバイスをお願いします。

実は、私も悩みに悩んだ末に入塾を決断しました。でも今では「入塾しなかった未来」を想像するとゾッとするほどです。とりあえず騙されたと思って、学んだことを全部そのまま真似してみてください。自分の未来を変えるために全力で努力する気持ちが持てたら必ず報われると思うので、ぜひチャレンジして欲しいです。

―泊さんのように、学んだことを真面目に実行する人は必ず結果を出せています。本日はありがとうございました。

※2024年9月取材時の情報です。