受講生インタビュー

学びを素直に実践し新聞掲載10回以上 自社で扱う工業用DXシステムの認知と評価が上がり米国進出も決定-山本慶一郎さん

PR塾生の山本慶一郎さんは、プラントや工場にある計器類の点検をカメラを使って自動化・リモート化する「工業用DXシステム」を扱う会社の代表を務めています。現場のお悩みを低価格で解消できるこのシステムを広めたいとPR塾の門を叩いた山本さんが、どのように学び、活用することで掲載実績を多数出されたのか、お話をうかがいました。

Profile
慶應義塾大学卒業後に商社を経て家業(機械部品開発・製造)に入り、現在はグループ企業の代表。工業用のDX(システム)に特化して日米で展開。

画期的な工業用DXシステム どう広めればよいか分からなかった

-現在どのようなお仕事をされているのですか?

工業用DXシステムの導入から運用までのサポートを行う会社の代表をしています。
工業用DXシステムと言っても、ピンとこないかもしれませんが、例えば工場やプラントには、たくさんの計器類がありますよね。通常はこれをすべて人間が定期的に検針、点検して正常に稼働しているかどうかチェックしているんです。単純だけれど手間と時間がかる作業だし、高所や危険な場所に計器が置かれていることも少なくありません。また安全に関わる部分なので正確性が求められる仕事でもあります。弊社が扱っているのはこの作業を人間の代わりにカメラを使って自動化・リモート化するシステムです。

-なるほど、少子高齢化でこれから担い手が不足していきますし、安全性への意識が高まる中で、求められるシステムですね。なぜこのお仕事を?

以前はドイツ企業からプラント向けの部品を輸入して販売していたのですが、コロナ禍で全てストップしてしまいました。そんな時に、たまたまDXのコンソーシアムを手掛けている友人を手伝うことになり、100社を超えるDXの会社と面談したんです。そのうちの1社が、今、弊社で扱っている工業用DXシステムの会社でした。

割と若い社長さんなのですが、手堅いものづくりをされている方で、スタートアップ企業ですが大手企業の支援を受けたり、海外の最新産業技術の展示会に日本を代表して出展したり、すでに実績を出されていました。

また、この工業用DXシステムはコストが他社のシステムの10分の1くらいと費用対効果がとても高いので、弊社のお客様とつなぐことができれば、お互いにとってプラスになると思い、このシステムに特化して取り扱うことを決めました。

-PR塾に入ろうと思われたきっかけを教えてください。

新しいDXシステムを広めるにあたり、スタートダッシュのための「ブースター的なもの」が必要だと考えたのですが、実際に何をすればよいのか分からない状況でした。
そんな時、PR塾で学んでいた友人が、とある施設のPRを担当し、新聞に掲載されたとSNSに投稿しているのを目にしました。話を聞いたところ、「PR塾で学んで行動した人は、必ず実績を出している」と教えてくれたんです。
また笹木郁乃さん(株式会社LITAの代表)の本を読んでPRに興味を持っていたことと、彼女の経歴が手堅いメーカー出身、地味な業界のエンジニアだったことから「信用できる」と感じて、ここで頑張ってみようと思いました。

-実際に入塾されてみて、印象はいかがでしたか?

最初は戸惑いました。塾のメンバーは一般商材を扱う女性が多く、工業系の商材を扱う人は少ないので、自分のビジネスに役立つデータが得られるかどうか不安でした。でも実際学んでみたら、これまでに受講したどの講座よりも一番良かったです。PR塾で教えている内容は、すべて実践に基づいて勝ち抜いてきたやり方で、封筒の色とか、記者クラブに電話をかける時間帯とか「こんなことまで⁉」というくらい細かく教えてくれていることにとても驚きました。
これもきっと理系の分析力なんじゃないかなと思うのですが、それがすごくありがたかったです。友人が言っていたように、PR塾で教えていることを、しっかりインプットして実行すれば、実績が出せるという事を実感しています。

デスクでパソコンをする山本慶一郎さん
(お仕事中の様子)

新聞掲載で信頼度が上がりアメリカ進出も決まった

-確かに、多くの紙面に掲載されていますね。

そうですね、昨年から現時点で9社の専門系新聞と、1社の全国紙へ掲載されています。また新たに企画書やプレスリリースを出せる案件が幾つかあって、取材が進んでいるお話しもあるので、今年も20回くらいは掲載いただけると思います。

掲載によって、今まで以上にお客様からの信頼をいただけるようになりましたし、DXシステムのメーカーさんからも信用を得られました。現在、各業界トップクラスの120を超える事業所で導入いただいています。また、社内でも評価が上がり、DXシステムを当社グループのアメリカ法人でも扱うことになりました。

-アメリカ進出ですか。素晴らしいですね。成果を出されるために、どんな工夫をされましたか?

全てのコンテンツが実践に基づいているので、本講義に出るだけでなく、要点をメモしながら動画を何度も何度も見ました。車の中でもずっと音声を聞いていましたし、とにかくインプットして、あとは教わったことをそのまま素直に実践しただけです。

プレスリリースの書き方や、メディアへのアプローチの仕方もそうですし、HPにもPR設計の内容を教わった通りに入れ込んで。あとは、ボランティアで個人の方のPRをお手伝いしました。この、人のPRをサポートするという経験で、PRのやり方がちゃんと身についているということが自分で確認できました。

DXシステムの普及でプラントの現場を変えたい

-将来の夢や目標を教えていただけますか?

商売の家系で育っているので、まずは自分のビジネスを大きくしたいです。今は、毎日夢中になって仕事ができているので、今の状態を続けたいと思います。扱っているDXシステムでトップのエージェントを継続し、年間100億円以上の売上を出し、10億円以上の利益を継続するのが目標です。

また、プラントの現場を変えたいという思いがあります。保安点検って、365日必ず誰かがやらなくてはいけないものなのですが、正直面白い作業ではないですよね。年末年始でも、お盆でも、誰かが家族との時間を犠牲にして休日を返上しなくてはならないという状況から解放したいんです。取材してくださった新聞記者の方もこのシステムが現状を変えると認識してくださったので、システムがより普及するようにこれからも動いていきたいです。

-最後に、入塾を迷っている方にひとことお願いします。

正直、安い投資ではないかもしれませんが、費用対効果は高いです。実践的で役に立つ情報が満載の塾ですので、理解して行動さえすればうまくいきます。
ただ一方で、塾で学んだことは必ず実践しないと成果は出ないので、実践できる人にはおススメします。

-ありがとうございました。アメリカ進出も楽しみですね。ますますのご活躍を期待しております。

※2023年2月14日取材当時の情報です。

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