受講生インタビュー

半年で法人6社とPR契約。収入が10倍に!―山田佳奈恵さん

2012年からライターとして活動されていた山田佳奈恵さん。2014年には株式会社「グラヴィティ」を設立。ライター養成講座やコンテンツの制作などに携わっていました。

そんな山田さんは2020年に在宅PR塾第二期プロコース(2021年現在はOJT式PR塾のみ開講)に入塾。卒業後半年を待たず、現在は広報PRプロデューサーとして法人6社と契約し、PR代行業務を行っています。株式会社「LITA」代表取締役、PR塾の講師も務める笹木郁乃が、PR塾をきっかけにチャンスを掴んだ山田さんの成功ヒストリーを伺いました。

Profile

2004年から働いていた農林漁業金融公庫(現:株式会社日本政策金融公庫)時代の情報誌の取材/編集経験を生かして、2012年にフリーライターとして独立。

2020年4月、新型コロナウイルスの影響で対面取材の仕事をほとんど失い、収入が激減。コロナ融資を受けて同年9月より在宅PR塾第二期プロコースを受講し、少しずつ法人契約を増やしていったところ、約半年で法人6社のPR代行契約を結ぶ。

PRを担当したクライアントが女性誌「SWEET」に掲載。その他、5大新聞の全国紙、女性ファッション誌、Webメディア、フリーペーパーなど複数のクライアントの掲載待ち多数(2021年6月現在)。

HP:http://gravity-pr.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/Kana105/

PR塾がオンラインになったから、受講できた!

-佳奈恵さん、今日はお時間を頂いてありがとうございます。いろいろお話を聞かせてくださいね。宜しくお願いします。

こちらこそ、宜しくお願いいたします。

-佳奈恵さんは、法人6社とPR契約。ご活躍素晴らしいですね。2020年に在宅PR塾第二期プロコースを卒業されていますが、入塾までの経緯を教えてください。

はい。実は私、2020年の4月にコロナウィルスの影響で、収入の軸になっていたお仕事をほとんど失ってしまったんです。やりたかったこともできることも全てなくなってしまって、生き甲斐も貯金もなくなり子どもと二人で家に籠って…お先真っ暗でした。

-そんなことがあったんですね。

SNSの投稿もできないし、他の方の投稿を見るだけでも辛くてできませんでした。でも、たまたまある女性起業家さんがFacebookライブでコロナ融資の活用方法について配信されていたのを見たんです。それで、私も融資を受けてみようと申し込んだら、頂けました。

-そうですか、融資を受けられたんですね。

はい。それで頂いた融資をどう活用しようか考えていたときに、Facebookを開いたらちょうど在宅PR塾第一期が開催されていて、郁乃さんや受講生の方の投稿などを見て、私もやってみたいと思い融資を活用してPR塾で学ぶことにしました。

-今はオンラインのOJT式PR塾一本しか行っていませんが、当時は私たちもコロナ禍の影響を受けたんですよね。PR塾はずっと対面で開催していたので。急遽オンラインでの講座を始めたばかりの頃でした。

それが私にとってはとても都合が良かったんです。まだ小さい子どもがいるので当時保育園に預けられなかったこともあり、講座に通うことはできなかったので。オンラインで受講できるならやってみたいと思いました。

-そういうお声をよく頂くんですよ。対面ではなくなったことで全国から受講してくださる方が増えました。ところで佳奈恵さんは、ライターさんだったと思いますが、PRのお仕事にも興味があったんですか?

そうですね。融資の活用について考える前からLITAのHPや、PR塾の卒業生の発信をよく見ていました。自分の売りとなるコンテンツとしてPRをしてみたいなと思って。

PR塾入塾ビフォー、アフターで激変!

-なるほど。それにしてもPR塾入塾前のビフォーと現在のアフターで随分変わりましたよね?Facebookの投稿の以前はほとんどされていなかったですね。

そうなんです…。2020年春ごろは、気持ちが落ちていてFacebookに全然投稿できなかったです。PR塾に入ってしばらく経った11月に募集されたお仕事斡旋の案件を頂けて、気持ちに余裕ができ、Facebookに投稿し始めました。

-ほんと、最近佳奈恵さんの発信をよく見かけますよ。佳奈恵さんのFacebookの投稿でとても印象に残っていて、確かシェアもさせてもらったものがあるんですよね…。

講座内で書いた3か月後の目標が叶っていた、という投稿ですよね。

-そうそう、それです。嬉しかったですよ。

私も、入塾した当時はボロボロだったので、まさかあんな写メ(目標を書いたテキストのもの)を撮る日がくるとは思ってもいなくて…。

-それにしてもそこからの快進撃が凄いですね。今では法人6社と契約!どのようなステップを踏まれたのですか?

1社目のお客様がとても素敵な方で、 毎回のリリース作成や配信作業の丁寧さをとても喜んでくださり、私も自信が持てました。だからこの1社で経験と実績を積んで2社、3社と獲得していければと思っていました。2社目は、PR塾の元受講生で女性起業家の方。FacebookでPR塾で学んでいて、PRのお仕事も始めたという投稿をしたら、それを見てくださって「郁乃さんのPR塾で学んだなら」とお仕事の依頼を頂けました。

山田佳奈恵さんの献本方法。読んでほしいページに付箋を付ける

契約数×収益 手帳に書いていた数字が叶った!

-そうだったんですね、やっぱり発信することって大事ですよね。

そうなんです!日頃から発信することは絶対大事だと思います。3社目は、2社目のお客様のご紹介でやはり女性起業家の方です。その頃私は、女性起業家さんに特化したPR代行をしたいと思っていたので、無料モニターで経験と実績を積もうと思いました。2社目のお客様に、今頑張っていらっしゃる女性起業家の方を2名ご紹介いただいて、無料でリリースを一度書いて配信しました。そのうちの一人の方が、正式に契約してくださいました。

-無料モニターから本契約!理想的なパターンですね。そこから気が付いたら6社と契約していた…という感じですか?それとも最初から目標としていた数字ですか?

実は、6社と契約って、私、以前手帳に書いていたんですよ。PR塾受講中に郁乃さんと個別コンサルがあって、その時込み入ったお話をいろいろ伺いました。個人だったらどのくらいの数のクライアントさんがMAXかとか、金額的なことなども。それで、自分だったらどのくらいのクライアントさんをどれくらいの金額で回せるかなと考えて、6社と書いていました。

-ええっ、ちょうど手帳に書いていた数字!?

そうなんです。会社数×収益を打ち出して手帳に書いていました。

-だからこんなに早く実現したのかもしれませんね。PR塾を卒業して半年くらい?

はい。6社自分一人で回せなかったのは想定外でしたが。

-そうだ!今はアシスタントの方が3名いるんですよね?

PR塾の受講生の方と卒業生の方です。やっぱり同じ講座で学んで笹木郁乃メソッドを学んで体得しているので、共通言語があってお仕事がしやすいです。

-サポートはどこまでお願いしているんですか?

献本作業や、企画書、プレスリリースの作成の一部や配信作業などをお手伝いいただいています。

-では、佳奈恵さんがどんな工夫をして、法人契約6社、収入10倍に至ったか大事

にしていたことを教えてください。

まず1つは、仕事についてSNSで積極的に投稿したこと。私は取材メインのライターだったので、肩書についてそのように認識されていることが多いのですが、広報PRプロデューサーにジョブチェンジしたことを知ってほしくて、PRのお仕事を意識した投稿しています。PRを仕事にしている人が自分のPRをしないのでは、ディスブランディングでしかないと思うんです。PRプロデューサーなのに、自分のPRはできないんかい?!って。

-アシスタントさんを選ばれるときも、その方たちのSNSをチェックしましたか?

もちろんしました。Facebookでお仕事について発信している人にしかサポートをお願いしていないです。

-一週間に一度でもいいから、ある程度何をしている人か分かる投稿をしたほうがい

いんです。自分の仕事に誇りを持っていることが見てとれますからね。

私も最初は発信していなかったのですが、お仕事の受注がとれてから始めました。

無料モニターから本契約に!丁寧な仕事が実を結んだ

-佳奈恵さんの投稿は毎日じゃないですが、目立つ投稿ですね。皆さん、参考にされてください。さて、他にも今に至る行動の秘訣はありますか?

はい。契約以上の行動を心がけて、PDCAを回すこと。契約についてもPR塾で学びましたが、例えばプレスリリースの送付先15件という契約だったとしても満足できない結果だったらもっと送付します。15件は、あくまで目安だから。PDCAも今年に入るまでしたことがありませんでしたが、失敗を1つ1つ潰していかないと。私もまだまだ知らないことがありますし、お客様に合う、合わない戦略もあるので。媒体を研究してその媒体のファンであることを伝えたり、献本も読んでほしい箇所に付箋をつけて一筆箋を挟み、お客様にも献本の写メをお送りしています。

-なるほど、とても細やかで丁寧なお仕事をされていますね。

なかでも一番やって良かったと思うのは、無料モニターで実績を積んだことです。1社目、2社目とそこそこのお金をいただいて、その後お客様を増やしていくときに、もっと経験と実績を積みたいと感じました。それで2社目のお客様にモニターをご紹介いただきました。無料でしましたが、その代わり感想をくださいとお願いして、HPにお客様の声として掲載させていただいています。

-無料だけど感想を頂くというのはいいアイデアですね。努力と工夫、いろいろされていますね。では少しPR塾についての感想も聞かせていただけますか?

はい。PR塾はテキストがとてもいいですね。プレスリリースを書くときには、必ず机の上に置いてテキストに載っているサンプルのリリースを参考にしています。そして、受講生仲間との素晴らしい出会いがあると思います。経営者の受講生も多いですよね。皆さん広い視野を持たれていてマインド面で刺激になりました。それに、経営者の方は、PR塾を受講したもののやっぱり自分や社内ではPRをできない、という方も少なくないと思います。そういう経営者の方と私のようにPRプロデュースがしたい方が組んだらぴったり。

-なるほど、確かにそうですね。では、佳奈恵さんが今後していきたいことについて教えてください。

私は生まれも育ちも千葉県です。だから今後は地元の企業をPRでサポートしていきたいですね。自宅の近くに大学が2つあるので、長期休暇をとりたい時など、大学生にアルバイトをしていただいて雇用を生み出せれば嬉しいです。そして私自身もメディアに出たいなあと最近思うようになりました。

-最後にPR塾についてご感想を聞かせてください。

PR塾に入ったときは、落ち込んだ気持ちだったのですが、塾を通して同期のつながりを得られ、講座で学ぶ内容がとても実践的だったので、これを身に付けたら大丈夫という自信になりました。入塾前は、続けられるかな。これを学んでほんとにPRを仕事にできるかな。と不安もありましたが、全て払拭してくれました。

-私たちが何かをしたというより、佳奈恵さんが丁寧にPRのお仕事に向き合いPDCAを回してきた結果だと思います。危機を乗り越えられたことでマインドも鍛えられ、お客様をとても大切にされていることが伝わります。今日は、ありがとうございました。

ありがとうございました。

(2021年6月取材当時の内容です)

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