活動報告

「お金をかけずに誰でもできる! SNS×メディアPR 100の法則」出版社主催のセミナー開催

「お金をかけずに誰でもできる! SNS×メディアPR 100の法則」の出版社、日本能率協会マネジメントセンターの編集者加藤さんと対談形式のセミナーが開催されました。

企画書がお蔵入りになった過去も!2冊目出版エピソード

「お金をかけずに誰でもできる! SNS×メディアPR 100の法則」の担当編集者の加藤さんと笹木郁乃は、4年前、加藤さんの前職時代からの知り合い。

加藤さんは、ご自身が当時勤務されていた出版社に、社外PRとして度々訪れ、担当の方々と熱く語っていた笹木に興味を持ってくださいました。笹木がPRの力でエアウィーヴやバーミキュラの売上を爆発的に伸ばしたということを知り、密かに出版企画書を書いてくださっていたそうです。

ところがご自身の出産などで、タイミングが合わず企画はお蔵入りに。

最初の著書「0円PR」から2年経ち、PR塾が5年連続満席、何千人もの人に教えている、さらに進化したPRメソッドを!と2冊目の書籍を企画してくださいました。

ちょうど笹木も2021年に2冊目の書籍を出版したいと思っていたところだったので、お互いのタイミングもピッタリ合い、機が熟してこの度の出版となりました。

今回のセミナーでは、初めてコラボするというお二人でしたが、息の合ったコンビネーションで「お金をかけずに誰でもできる! SNS×メディアPR 100の法則」をベースに、PRでどのように企業の売上アップに繋げられるかなどをお伝えする濃厚な内容のセミナーとなりました。

PRをロジカルに落とし込んである本だから、実践しやすい!

まずは、笹木が著書と共に自己紹介。

PRは、お金がかからないので、広告にお金をかけられない個人起業家、中小企業も有名にできます。そんなPRの力をみんなに知ってほしい!このセミナーを受けて、PRをやってみようと思ってもえたらたら嬉しいです。

私自身もメディアPRのメソッドを利用して、100以上のメディアに掲載されました。メディアに掲載されていることで、起業してまだ5年でも大手の会社からPRの依頼がくるようになり、メソッドを教えているPR塾も常に満席です。

著書の「お金をかけずに誰でもできる! SNS×メディアPR 100の法則」についても詳しく説明致しました。

PR塾のエッセンスがぎゅっと詰まった内容の本です。

ポイントは、工学部の機械科卒業で理系出身の笹木ならではのロジカルなところをPRに落とし込んでいる点。よくあるPRの本は、PRの大事な部分を述べただけの抽象的なものが多く、具体的に何をしたらいいのか分からないものが多いですが、「お金をかけずに誰でもできる!SNS×メディアPR 100の法則」は、数学の方式を作り出すように100の法則でお伝えしています。

たくさんの人を支援、いろんな企業をサポートしてきたからこそ年々分かってきたことをぎゅっと詰め込みました。

この本は、SNS、メディアPR、PR設計という3つの要素に大きく分かれていて、とても実践的なので、明日から売上をあげたい、会社を拡大させたいという目的がある人向けの本です。

本の内容についてお伝えすると、会社を拡大させたい方に一番大事なのはPR設計の部分です。PR設計というのは、自分の会社の魅力を言語化すること。これがきちんとできていないと、会社の魅力がうまく伝わらないので、まずは言語化してからSNSでアウトプットしましょう。

SNSと同時にメディアPRも大事ですが、起業したてで実績がない時は、メディアにPRしても結果が出にくいのです。その点SNSは自分ですぐに発信できます。SNSで一人、二人と少しずつ共感者を増やし、売上を確実に増やしていきましょう。

そしてこのようにSNSで実績を作ってから、メディアPRするとより効果的です。

一方メディア掲載は爆発力ありますが、デメリットは自分で掲載されたい日や内容などのコントロールができない点。でも記事になったときの影響力は大きいです。

そこで、目先のイベントや集客のためにはSNSを活用。メディアは、長期的にブランド力を高めるために利用しましょう。短期的なプロモーションにはSNS、長期的に売上を上げ続けるためにはメディアと使い分けが大事です。

SNSだけでは、自転車操業になってしまうので、ブランドとして認知されるためにメディアPRを掛け合わせてください。そのやり方を詰め込んだのが、この本です。

なぜ今PRが必要なのか?!

ここから加藤さんと対談形式のセミナーが始まりました。

いくつか印象的な対話をピックアップしてみました。

―今、なぜPRが大事なのですか?

対面で影響しにくく、景気が悪くなってきていると感じます。広告費を4億くらい出していた大手でも1億くらいに減らして、その分お金をかけずにPRに特化したいという会社もあります。全体的に広告費を減らしてPRをしていこうという流れです。そのためPRを学びたい人も増えています。

コロナの影響で対面でお店に行けない状況の中、「じゃあ、知ってるブランドの品物を家の中で買おう」という人が多くなりました。お店に行けるなら、お店でふらっと店員さんに声をかけられて試してみて気に入ったから、全然知らないブランドだったけど買う、ということがありましたが、そういった機会が減りました。

接客の力がなくなった分、「ブランド力つけなきゃ、選ばれるブランドにならなきゃ。SNSでもどんどん発信しなきゃ」という危機感を感じて始めている企業が増えています。

―みんな検索してから購入しますね。

でも名前を知らないと検索もされない。だから知ってもらうための活動をしなければ。対面営業の代わりにブランドを知ってもらう活動がPRです。

広告も悪くないです。むしろいいんです。広告を出す時にブランド力あると最高ですね。“有名人の誰々が使っている”“こんな番組で紹介された”など、第三者の後押しがある状態で広告を出すと押しつけがましさや怪しさがなくて信頼されます。

広告にもPRで培ったブランド力を入れることで成約率が変わってくるんです。

―広告は自分で薦めているので、それをうのみにできない雰囲気があります。SNSでは一体何を投稿すればいいのでしょうか?

3つの黄金法則があります。

ひとつは、お役立ち情報。たとえばバーミキュラなら、バーミキュラを使って作れる美味しい料理のレシピとか。エアウィーブなら質のいい睡眠について、私ならSNSの活用など。

SNSって「お得な情報ないかな」「役立つことないかな」と見てる人が大半。お得に感じてもらえるお役立ち情報を発信しているとフォロワーがつきやすいです。でもお役立ち情報だけでは、フォロワーついても売上は上がらないから、他の種類の投稿も大事。

それは、実績です。

百貨店でも置いている商品だとか、三つ星レストランで使っている品物だとか。お客様の声を掲載したり。今すぐ買わないとしても、いつか買うならここの商品を買おうと思ってもらえるようになります。

もうひとつ大事なのは、多面性を伝えることですね。SNSって双方向のコミュニケーション、心理的な共感が大事なんです。シェアやクチコミをしてくれる共感者、応援者を増やすためには、多面性を見せることは大事なんです。ストーリー性を見せるということですね。

このように本やPR塾の内容さながらのことをお伝えし、最後は視聴者からのご質問にも返答しました。

最後はスティーブ・ジョブズの言葉を絡めての笹木の挨拶。

「いいモノを作っても伝えなければないのと同じ」。

PRで使うのは、自分の時間と動き出すエネルギーだけです。どう動けばいのかは、「お金をかけずに誰でもできる! SNS×メディアPR 100の法則」で具体的に書いています。この本を活用していただけたら!

より多くの方にPRの必要性、PRでできることをお伝えできた機会でした。