OJT式PR塾11月アウトプット練習会のリポート
10月まではクラス練習会として、入学時期などから決められたグループで行われていたアウトプットのための練習会ですが、今月からはアウトプット練習会と名前を改め、月6回開催されるうち、好きな時間のものに2回まで参加できるということにシステムも改善致しました。
アウトプット練習会は、これまで以上に様々な方とペアやグループでアウトプットができる機会になっています。今回は10月の本講義のテーマ「PRプロデューサーの仕事獲得方法」に基づいて練習しました。詳しくリポートしてみます。
刺激や成功のヒントがもらえる成果報告
まずはグループでこの1カ月のPRに関する行動を報告し合いました。今月入塾したばかりの方もいれば、1年間の学習期間がそろそろ終了しようとしている方もいらっしゃるので、報告の内容は様々です。どんな方もその方なりのスピードで進めていけるのがOJT式PR塾の良い点です。
グループでの報告の後は、メディアの方をお招きして希望者が1分間のプレゼンを行う「メディア交流会」を意識した、「1分成果報告」を全体で行いました。
リリースを1枚作成したという方、地元の新聞の取材を受けたという方、プレスリリースをきっかけにメディアの方から取材の依頼があったという方、せっかく決まっていた取材が直前でキャンセルになってしまったが、また別の取材依頼がきたという方など、いろんな方がいらっしゃいました。
伝えたいことを相手に分かりやすく端的にまとめて話すことは、PRに必要なスキルのひとつと言えるでしょう。
ロールプレイで本番までの場数を踏む
最初のワークは、10月の本講義で学んだ、クライアント候補にPRの提案をするロールプレイ。最初に各自でポイントをまとめてから二人、もしくは三人で交代しながらロールプレイを行いました。
OJT式PR塾では、アウトプットだけではなくフィードバックも大切にしています。ぶっちゃけのフィードバックをすることはお約束。最近入塾された方も遠慮なく感じたことを伝えられる環境があるので、受講生同士のワークでも価値があるフィードバックが得られます。
ここができていないと後で大変!クライアントとの認識合わせ
PRの仕事を行う中で、実はメディア掲載がとれないということよりも重症なのが、クライアントとの認識のズレです。
クライアントが望む結果を得るためには、どんな方法でどれだけの期間で、どのようにPRを行う必要があるのか、契約時にきちんと説明し理解を得ることは必須。PRについてあまり知識がないために、実現が難しいことを提案される場合もあります。クライアントの期待を否定するのではなく、無理難題は説明して理解をしてもらうことが大切です。
講師の三木の説明を参考に、よくある難しい提案に対しまずは個人ワークで、返答を考え、その後二人、もしくは三人でワークをしました。
こんな本を出したい!出版についてのプレゼン
最後は、10月の本講義で講義の時間中に一部を作成した、出版企画書に関するアウトプット練習でした。出版企画書を作成し、もし出版社の編集者にプレゼンできる機会があれば、と想定して、「私が書きたいのはこんな本です」「こんな想いでこの本を書きたいと思っています」という点を二人か三人で、PR担当者と編集者というロールプレイを行いました。
この日のアウトプット練習会には、16名が参加されました。中には今月2度目のアウトプット練習会という方も。口頭でのやり取りは、場数を踏むことで早く慣れ上達することができます。OJT式PR塾では、受講生の方々が本講義の内容を早く深く習得できるよう、アウトプット練習会の内容を組んでいます。