活動報告

三木佳世子の「オトナサローネ」連載よりチームビルディングとPR

チームビルディング

2022年6月から主婦の友社のWebマガジン「オトナサローネ」で、三木佳世子の連載が始まりました。テーマは「チームビルディング」。三木の実体験も踏まえ、PRに不可欠なチームビルディングについてお伝えします。

チームビルディングとは

チームビルディングとは、チームのメンバー各自のスキルや能力を最大限に生かし、共通の目標を達成できるチームを作り上げていくための取り組みのことです。企業でもゲームやワークショップを取り入れた研修を行うなど、近年注目されている取り組みです。会社のような組織はもちろん、PTAや地域の活動など、グループで活動するすべての組織に有効です。

主婦の友社のWebメディア「オトナサローネ」では、三木が「現場で積み上げた女性ならではのチームビルディング技術を書いてほしい」と依頼されました。NHK、サイボウズ、そしてLITAでチームビルディングに携わってきた三木の実体験を含め、なぜPRにチームビルディングが必要なのかをまとめました。

なぜ今PRにチームビルディングが必要なのか?

コロナ禍で広告により支出を抑えたい企業が、PRに力を入れ始めたこともあり、PRは近年人気の職種のひとつです。未経験でもできる、自宅からでもできる仕事であることから、フリーランスのPRパーソンも増えており、PR代行会社等と比べると安価でサービスを提供していることもあり、フリーランスのPRパーソンに仕事を依頼する企業も増えています。

好きな時間に好きな場所で働けるフリーランスの広報PRにも、なぜチームビルディングが必要なのでしょうか?

理由は、ひとつ。チームで行うPRの方が一人で行うPRよりも幅が広がるからです。PRは基本的に半年〜1年と長期契約になるので、一人で請け負えるクライアントは5社くらいまでが限度です。多くを引き受けすぎると結局どこも掲載をとれず、クライアントを満足させることができず契約期間とともに関係は終了してしまいます。PRパーソンにとって理想的な働き方は、クライアントと長く安定して仕事をすることなのです。契約の終了期間がきても更新され、長くかかわることで長期的な戦略が立てやすく、より大きな実績が作れるでしょう。

まずは個人で数社お仕事を請け負う方が多いですが、個人で満足のいく結果が出せたら、次のステップはチームでPRを行い、より多くのクライアントのより大きな成果を獲得することです。その時に、個人で経験を積み上げてきたPRプロデューサーがただ寄り集まっただけでは、これまで以上の結果は出せません。むしろ個人でやるほうが、働きやすく掲載の成果が出せる、といったことにもなり兼ねません。チームで動くには、チームならではのやり方が必要なので、PRにもチームビルディングが必要なのです。

三木のチームビルディング実体験

LITAの役員、PR塾の責任者としてチームを束ねる三木ですが、実は幼少期は協調性が乏しくチームワークが苦手でした。

数々のせつない失敗を重ね、男性社会の職場だったNHKを経て、三木が大事にしている言葉は「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」というアフリカのことわざ。

チームだからこそ到達できる場所があります。

 人望はプレゼントでは買えないし、優秀なだけでは周りはついてこない。たくさんの人たちをまとめてチームとして勝ちをつかむためには、自分の苦手や弱さを認めて、周りの人たちを巻き込んだほうがいいということを学んだそうです。

強いチームを作り上げるために必要な三木の見解は3つ。

1. メリットが重なるところを見つける

2. 自分の思いの強さを伝え、共感で巻き込む

3. 社会的な意義を伝え、使命感を醸成する

NHKディレクター時代に、初対面の方たちとのチームでの番組作りや、取材の依頼をする際に、上記3点を意識して行っていたそうです。

これからPRをチームで行いたい方、組織をまとめる役割の方の参考にしていただければ幸いです。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

https://otonasalone.jp/294087/