受講生インタビュー

都内IT企業の営業事務からフリーランスのPRプロデューサーに転身!シェアキッチンが東京新聞などに掲載-太刀川由香利さん

今回は受講生の太刀川由香利さんにお話を伺いました。太刀川さんは、低糖質スイーツを中心とするオンラインショップ「夢見菓子」とお菓子屋さんをオープンしたい方向けの開業支援、シェアキッチンを運営する大学の先輩をサポート。事務局、サイトの立ち上げからブログの運用、PRなど幅広く深く関わられています。

新しい話題が多く掲載が難しい首都圏で、東京新聞に掲載された他、下北沢経済新聞、ウェブマガジン「Sheage」「TRILL」などに掲載され、PRでも成果を出されています。掲載までの経緯やPRを習得されて目指す目標について、お話しくださいました。

Profile

アパレル販売やIT系企業での営業事務の仕事に従事したのち、フリーランスへ。
ライター、WEBデザイン、物販とさまざまなチャレンジを経て集客の重要性に気づき、OJT式PR塾を受講。


最前線で戦う人のための隙のないバックアップに日々奮闘していた経験から、クライアントが本来の仕事に全力投球できるようきめ細かなサポートをすることをモットーに、現在はPRプロデューサーとして「夢見菓子」「夢見キッチン」のサポートを行っている。


柔らかく話す印象とは裏腹の、芯の強さを感じさせる徹底した仕事ぶりが魅力。(PRのクライアントでもある大学の先輩、山本さん談)

<太刀川由香利>
facebook https://www.facebook.com/yukari.kobayashi.92/<山本蓮理/お菓子屋さん開業支援>
Twitter https://twitter.com/renlie
Instagram https://www.instagram.com/renlie410/
HP http://yumemi-kitchen.com/<夢見菓子>
Twitter https://twitter.com/yumemigashi
Instagram https://www.instagram.com/yumemigashi/
HP http://yumemigashi.com/

低糖質の「夢見菓子」

PRプロデューサーとして、大学の先輩が立ち上げた事業をサポート

―太刀川さんは、商品やサービスを持っている方をサポートするPRプロデユーサーとしてお仕事をされていますね。詳しくお聞かせいただけますか?

実は様々なことをしています。りんごジャムを作って販売していたこともあるのですが、今は山本蓮理さんという大学の先輩の事業のサポートをメインで行っています。

低糖質のスイーツを作ってオンラインで販売したり、資格も店舗も必要ないお菓子屋さん開業支援の講座、コンサルやシェアキッチンの運営を行っている方です。

―太刀川さんはPRをされているのですか?

山本さんが立ち上げた低糖質スイーツのブランド「夢見菓子」とシェアキッチン「夢見キッチン」のPR、ブログの運営やWEB関連の設定等も行なっています。

―様々なお仕事を任されているのですね。山本さんは仲のいい先輩だったのですか?

大学時代のサークルの2つ上の先輩だったのですが、卒業してからそんなに会ったことはなかったんです。たまたま私が仕事を辞めた頃に、山本さんのSNSを見たらお菓子の製造を手伝ってくれる人を探しているという投稿があったので、連絡をとってみたのがきっかけです。まさかこんなことになるとは思っていませんでした。

―太刀川さんはお菓子も作れるのですね。もともとお菓子作りは趣味でしたか?

そうですね……時々クッキーやケーキを焼いたことはありました。

山本さんもお菓子作りは趣味でしたが、もともとはイベント会社に勤務されていて、異業種から独学でお菓子作りを学んで起業しました。だからご自身の経験を基に資金、資格がなくてもお菓子を販売できる、販売方法をメインでお伝えしているオンライン講座を開いています。

山本さん(左)と太刀川さん

コロナ禍でシェアキッチンが人気に

―そうだったのですね。シェアキッチンはユニークですね。都内にたくさんあるものなのですか?

いくつかあるのですが、多くはカフェスペースを併設していてイベント用に1時間ずつレンタルしています。それではとても高くつきますし、菓子製造業許可がないと作ったお菓子をテイクアウト、イベントやネットで販売できません。

―菓子製造業の営業許可というのは取得するのは難しいのですか?

自宅では取得できないので、別に借りる必要があり、賃貸料がかかってきます。私たちは「夢見菓子」のお菓子製造のために許可を取得し、空いているときにシェアキッチンとしてお貸ししているかたちです。

―それは、必要な人には有難いシステムですね。太刀川さんは以前はどんなお仕事をされていましたか?

都内でIT系の企業の営業事務をしていました。仕事がとても忙しく体調を崩してしまい2019年に休職し、いろいろ考えた上で2020年に退職しました。今は、時間と場所にとらわれず仕事ができるフリーランスという働き方でPRプロデューサーとして頑張っていきたいと思っています。

―大変でしたね。PRは、お仕事を辞められてから知ったのですか?

会社にも広報部はあったので、「掲載されたんだ、凄いな」ぐらいには思っていましたが、具体的なことは知りませんでした。

―PR塾はどのように見つけてくださったのですか?

山本さんが「0円PR」を読んでいたんですよ。「そんな本があるんだなあ」と思っていたときにインスタでPR塾の広告を見かけました。それでメルマガに登録して、その後私も「0円PR」を読んで、入塾することにしました。

―書籍がきっかけで知っていただけたのですね。

はい。PR塾を受講しようと思ったきっかけは、 もともと休職中に、ワードプレスでのWebサイトの制作やSEO対策などを学んでいて。 「夢見菓子」のサイトをリニューアルすることになったので、私が新しく立ち上げました。

―休職中に勉強されたことをすぐに活かされて凄いですね!

私はこのまま、ウェブデザインを仕事としてやっていくのかな?と考えたら、私はクリエイティブよりサポートだな、と思ったんです。

営業事務のお仕事もサポートでしたし。スキルを身に付けても集客ができないのでは?と思いました。スキルって一定のところまでできたらあとは見せ方でなんとかできますよね。でも集客は何をするにしても必要だと感じたんです。それでPR塾を受講しました。

―確かに何をするにしても集客は必要ですよね。それにしても今、シェアキッチンが2軒目をオープンされるそうですが、大人気ですね。

はい。コロナ禍になって就業時間が減った飲食業の方や、先行きに不安を感じる会社員の方、せっかくなら好きなことを仕事にしよう!と奮起される方など、いろんな方が「お菓子を作って売ってみよう!」と、シェアキッチンを利用されています。

電話アプローチで東京新聞掲載獲得!

―なるほど。そういう背景もあって、メディアに取り上げられたのですね。東京新聞掲載、良かったですね!

ありがとうございます。PR塾で学んだように電話をしました。電話が苦手なので……。スクリプトを作り込んで事前準備をしっかりしました。どの記者の方が出られてもお話しできるように、3週間分くらい記事を遡って、記者さんごとに記事をピックアップして感想をお伝えできるようにしていました。

―えっ、それは凄いです!

でも担当の記者さんはいらっしゃらなくて電話に出られたデスクさんにウェルカムな感じで「プレスリリースを送ってください!」と言われただけでした。でも、メールで感想もお伝えしたのは、好印象だったようです。

―電話が苦手なのに、頑張られましたね。PR塾では電話アポの練習もしましたが、他に役立っている講義などはありますか?

役立っているのは全部ですが、PR塾全体を通して一番いいのはフィードバックをもらえることです。ノウハウだけなら本やネットで学べますよね。でもいざ自分に当てはめて実践するときに、それで合っているか分からないんです。

PR塾ではプレスリリースを添削してもらえるし、質問コーナーもあって、「PRをこう進めていこうと思っているけど、合っていますか?」と聞くこともできます。講義のグループワークでも客観的な意見をもらえて助かっています。客観的な視点ってほんとに大事なので。

―そうですね、講義も一方的ではなくフィードバックがありますね。PRを学ばれて太刀川さん自身が変わった点はありますか?

少しずつですが、自分について発信できるようになってきました。最近Facebookで投稿し始めました。クラス会でも受講生の皆さんがとてもポジティブな声をかけてくれるので、私はあまり自信がないほうなのですが、勇気が出ます。

―最後に今後の目標についてお聞かせください。

PRにSEOを掛け合わせて集客サポートをしていきたいです。シェアキッチンもブログでお客さんを集めているのですが、今は9割の方は検索から見つけてくださって、ブログを読んでお申込みくださっています。ブログは2020年の7月頃に始めて、年末くらいに問い合わせが8倍に増えました。それから1年弱で月間1万PVくらいです。

―需要がありそうですね!

PRとSEOで集客の相乗効果が狙えると思います。山本さんのレシピ本が発売されるので、そちらのPRも頑張ります。ゆっくり自分のペースでPRプロデユーサーのクライアントさんと増やしていければ。

―ありがとうございました。

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