受講生インタビュー

スタートアップの起業家のPRで専門家コラム連載を獲得-高園みかさん

今回は、OJT式PR塾受講生の高園みかさんに取材をさせていただきました。高園さんは半年前にPR未経験で入塾され、現在はクライアント3社を持つPRプロデューサーに。

最近スタートしたばかりの1社を除いて全てのクライアントが、多方面でメディアに掲載されています。会社員からライター、そしてPRプロデューサーへ。PRプロデューサーとしてのお仕事に対する想いや、PRと出会ってからここまでの経緯などをお話しいただきました。

Profile

「あなたとメディアのご縁を紡ぐPRプロデューサー」

実績
・専門家のメディア進出サポート(コラム連載実績)
・新聞媒体を中心とした各メディアへの取材・掲載獲得
・現在3社を担当中(2021年9月時点)法人・個人問わず、目標達成に向けたPR戦略/メディアリレーションの支援を行う。
企業とメディアの良縁を末永いものにするために奔走中。

Facebook:https://www.facebook.com/mika.takazono
※お問い合わせは、Facebookにて受け付けております

不動産会社から女性起業家まで様々な企業をPRでサポート

―高園さんは、PRプロデユーサーとして最近とてもご活躍されていますね。お仕事についてお聞かせいただけますか?

はい。現在担当しているのは、空き家再生などをされている不動産会社様と、営業コンサルタントをされている専門家の方、そして最近始まったお菓子会社様です。先月末までは、エステサロン様も担当していました。

―それぞれ具体的にどのようなお仕事をされているのですか?

不動産会社様は、チームの一員としてPRに関わらせていただいています。今はリーダーも任されています。プレスリリースを書いてお送りしたり、電話でアプローチをしたり。チームでのお仕事ということもあり、メディア掲載はかなり獲得できています。

営業コンサルタントの方については、専門家として認知を広げるためのPRをしています。ラジオ出演とビジネス系のウェブマガジンでのコラム連載を獲得しました。

エステサロン様は、SNS運用やHPの文章についてコンサルティングをさせていただきました。

最近スタートしたばかりなのですが、お菓子会社様もチームでPRをしています。

―様々な分野の方をいろんなかたちでPRサポートされているのですね。最初のクライアントさんはどなたですか?

営業コンサルタントの方です。もともと知り合いではあったのですが、入塾してから比較的早いタイミングでお会いして、PRを始めたということをお話ししたら、あちらもちょうどPRができる人を探していたところで。

起業してまだ半年の方だったので、メディア掲載も全くない状態でした。実績や経験が少ない方のメディア掲載って難しい面もあるのですが、「その分、やりがいがあると思う」と思い、お引き受けしました。

―スタートアップの方を伴走されているのですね。クライアントさんにとっても頼もしい存在ですね。

起業されて間もない方ということで、制約がない点は良かったのかもしれません。まずは一つ掲載を獲得することにコミットできました。どうしても掲載されたいメディアでのコラムの連載が決まったときは、本当に嬉しかったです。

私自身の仕事の結果が出たから、ということではなく、クライアント様が第三者のメディアの方に認められた瞬間に立ち会えた、ということが本当に嬉しくて。

様々な方法でアプローチして、選定したメディアにコラム連載獲得

―良かったですね。どのようにメディアアプローチされたのですか?

まずはクライアント様の希望、目指したいところを踏まえ、しっかりメディアを選定しました。そのなかで、私自身が大好きなメディアだったということもあり、どうしてもそのメディアでコラムを書かせていただきたいと思っていました。強い想いって大事だなと感じました。

―想いが届いたんですね。

あまり自分が前に出ることは好きではないのですが、クライアント様のためなら頑張れるので、そのメディアにはいろんな方法でアプローチをしました。コラムの連載は6回くらい決まっています。当初予定していた回数よりも、多く連載させていただけることが決まったこともありがたい話です。

―そうなんですね。幅広くサポートされていますね。

はい。起業されたばかりの方の連載を獲得できたのは、早い段階でPRのチームの一員として不動産会社のPRのお仕事で鍛えていただけたからだと思っています。リリースを書いて、電話をして、ということですが、日経新聞や時事通信社などの大手媒体からもご取材いただきました。

―凄いですね。他の方のやり方も見られたのは良かったかもしれないですね。ところで高園さんは、PRは未経験と伺いましたが、以前はどんなことをされていたのですか?

総合電機メーカーの人材育成担当だったのですが、家庭の事情で辞めてから、ライターをしていました。時間に融通が利くということと、昔から文章で褒められることが多かったので、特技を活かせると思って。旅行が趣味なので、仕事をしては、旅に出て……という生活をしていました。

―そういういうことだったんですね。

はい。ところがコロナ禍で旅行に行けなくなったことなどもあり、今後の仕事について少し悩んでいたんです。

―コロナ禍がきっかけで方向転換を考えられたのですね。

ちょうどその頃、前職の関係の方とお話しする機会があり、お話しの中でPRというお仕事があること、笹木郁乃さんという凄い方がされている塾があるということを聞きました。

―PRの関係の方だったのですか?

いいえ。違うんですよ。でも私のキャリアの中の大切な時期に出会った信頼できる方がおっしゃったので、気になってすぐに調べてHPを見ていたのですが、ちょうどOJT式に変わる時期だったのかお申込みの方法などが見つからなかったんです。

―え。そこで諦めなかったのですね。

はい。それで、電話で問い合わせたら「一度お話しを聞かせてもらえませんか?」と言われて、後日お話しをしてくださった方にかなりいろいろ教えていただけたんです。期間も長いしそれなりの価格もしますが、「今後このチャレンジができるか?」と考えたときに、「今だ」と思い、申し込みました。

―まだまだお若いですが……

いくつからでもチャレンジはできると思っていますが、自分の経験から派生させて仕事にするために、逆算して考えると、迷っている時間はあまりないと思いました。

―なるほど。ベストなタイミングだったのですね。さて、PR塾に入られていかがですか?どんな点が良いところでしょうか?

システムが素晴らしいですね。仲間との出会いがありました。私はプライベートでも多くの人と出会うためにパーティーに行ったりするようなタイプではなくて、PR塾でこんなに多くの素敵な方たちと出会えると思っていませんでした。

毎日一緒にいるわけでもランチに行ったりするわけでもないし、講義のグループワークでは毎回違う方とグループになるのでそんなに接点もないはずなのですが、グループワークで会うと「みかちゃん!」と愛称で呼んでくれて、「掲載おめでとう、報告見たよ」など言ってくれて、温かい人が多いです。

社会人になって、こういう関係ってなかったかもしれません。大人になると人間関係にどうしても利害関係が絡んでくるものだと思いますが、OJT式PR塾では皆で励まし合っていて。この年齢でこういう経験ができたのは、とても大きいと感じています。

PR塾は、腹をくくって入って活用しようとする、成長したい人には絶対おすすめです。

第一線で活躍しているレベルが高い仲間とともに学べる

―ありがとうございます。講義についてはどうでしょうか?

どの講義がずば抜けて素晴らしい、役に立つというのはなくて、どの講義もクオリティが高くて素晴らしいです。どれか一つの講義だけが素晴らしくても、私たち受講生のメディア掲載には繋がらないと思いますね。

―クラス練習会はどうでしょうか?

私はプロコースで三木佳世子さんが担当されているクラスにいるのですが、クラスのメンバーが既に活躍されている方ばかりなんです。モチベーションが高くて一線で活躍されている方ばかり。だから佳世さんにする質問のレベルがとても高くて、すごく勉強になっています。

私も将来こんなことに悩むんだろうな、と未来の自分をイメージしながら皆さんのご質問とそれに対する佳世さんの返答を聞いていて。どんなクライアント様が来てもOK!と、自信に繋がっています。

―素敵なメンバーと一緒なんですね。PR塾に入って、ご自身に変化はありますか?

そうですね。PRを学んでいろんなことに興味を持っていろんな人と関わるようになりました。多くの方と関わっていくなかで、知見を広められ、自分も変わってきたと感じますね。

「この人と一緒に仕事をしてみたい!」とか「こんな経験をされている方だから、こんなふうに繋がれたらいいな!」と思うようになったのも大きな変化です。

―PR塾の雰囲気を教えていただけますか?

Facebookの投稿にもPR塾の皆さんが自分の時間を割いて「いいね!」してくれたりコメントをくれたり……。受講生皆がそれぞれのクライアント様やご自身を素敵に見せるにはどういう方法?と考えて行動しています。ライバルを蹴落としたりというのもないですよね。郁乃さんがそういう方だから、塾の雰囲気もいいのだと思います。

―ありがとうございます。最後に高園さんの目標を教えてください。

短期的には、プロのPRとしてどんどん結果を出していきたいです。実は今もクライアント様を募集しているんですよ。アピールポイントとしては、今のところ担当させていただいたクライアント様は全部掲載が決まっています。掲載実績ゼロの方を1にできたのも大きかったと思います。

長期的には、PRコンサルタントになりたいですね。前職で人材育成に携わっていて、とても好きなお仕事だったので。もう一度関わりたいと思っています。PRコンサルタントになりたいと思い始めたのは、郁乃さんとの個別コンサルで「みかちゃんなら、コンサルもできるんじゃない?」と教えていただけたからなんです。企業広報のアドバイザー的なことをしたいですね。

ちょうど今後の仕事について悩んでいたこともあって、PR塾はターニングポイントになったと感じています。

―ありがとうございました。

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