受講生インタビュー

30歳直前でPRにチャレンジ。IT企業での経験を活かし、現在は4社と契約する売れっ子フリーランスに!−白木賀南子さん(フリーランス PRプロデューサー)

PR塾講師の笹木郁乃と三木佳世子が 卒業したPR塾受講生を 直接インタビューする『未経験からPRを学び人生が変わった本当の話』

今回は、IT企業アドバイザーからPR塾に入塾し、卒業後はPRを軸に活躍の幅を広げ、現在は4社と契約し大活躍中の白木賀南子さんにお話を伺いました!

笹木:白木さん!今日はよろしくお願いします。

白木:郁乃さん!よろしくお願いします。

30歳直前での大胆キャリアチェンジ。その理由とは?

笹木:白木さんはIT企業アドバイザーというかたちで、PR塾に入った時には既にフリーランスだったんですよね。それで、より活躍の幅を広げたいということで、IT企業のコンサルティングに加えて、もう一つの軸としてPRを学ばれ、現在は4社と契約してご活躍されています。

白木:私は元々、日系IT企業で、ヘルプデスクやインストラクター、運用改善のプロジェクトマネージャーをしていました。10年くらい勤めていたんですけど、30歳になる頃に、「一生この会社にいるのかな」って思って。結婚もしたいし、子供も欲しい。でも、このままだと子どもとの時間が取れなさそうだな、とも思って。それで明確なビジョンがないまま会社を辞めたんです。

笹木:そうだったんですね!それは何年くらい前ですか?

白木:それが4年くらい前ですね。私、仕事人間だったんです。夜中まで働いていたし、家に帰っても仕事をして、趣味のフラメンコか、お酒を飲むことか、仕事しかしていませんでした(笑)

笹木:ええ!そうなんだ!白木さんのイメージが崩れた(笑)

白木:実はそうなんですよ。それで、「やりたいこと全部やってみよう!」と思って、結婚式の司会や、エステティシャンなんかもしてみました。その後、出版プロデュースの仕事で、デンマークの企業と直接契約して、マーケティングとユーザーサポート全般の仕事に関わらせてもらったのが最初のPR案件でしたね。はじめは本当に我流でした。

笹木:よく我流でできましたね!

白木:いや、できていなかったと思います(笑)

IT業界での経験がオリジナな強みに

笹木:出版の企業案件がきっかけでPR塾に入ったんですか?

白木:そうですね。出版プロデュースの仕事をしていて、結局、本もPRしないと長く売れない。だから著者のPRをやってよ、って言われて。「じゃあPRの勉強をしてみますね」となったんです。そのとき私、たまたま郁乃さんのFacebookをフォローしていたので、PR塾のことを知って入塾しました。

笹木:PR塾を卒業して変わったことはありますか?

白木:元々やっていたIT企業アドバイザーでも、サービスのローンチのタイミングでのPRや、マーケティング全般を任せてもらえるようになりましたね。

笹木:IT関連だけじゃなくて、そこを飛び越えてマーケティングの分野まで活躍の幅が膨らんでいったのですね。

白木:そうですね。元々、持っていた芽が一気に花開いた感じですね。

笹木:IT企業アドバイザーの仕事と、PRマーケティングの比重ってどんな感じなんですか?

白木:今は完全にPRマーケティングですね。

笹木:なんでなんで?だってIT関連の仕事の方が経歴が長いですよね?

白木:ITのことが分かった上でPRができる人って、実はあんまりいないんですよね。私の場合、製品の専門用語が分かった上でPRできるのが強みなんです。バックグラウンドとしてIT企業アドバイザーの経験があるので、ITについてバックグラウンドがない人よりは的確にアドバイスできるんです。

笹木:それってすごく需要がありますよね。IT業界専門のマーケッターってそんなにいない気がするし、専門用語が分からないとプレスリリースも書けないですしね。

白木:そうかもしれないですね。特に業界紙を出すってなると、知識は必要になってくるので。でも、私、理系じゃないんです。ど文系で。元々、文章を書くのは好きだったんですけど。

笹木:だからマーケティングやPRに向いているんでしょうね。取締役を務めているのは4社のうち1社ですか?

白木:そうですね。自分の会社は法人化して持っています。他は非常勤みたいな感じですね。これもPR塾のおかげです。

笹木:今は4社と契約して、どんな生活を送っているんですか?

白木:今はIT会社の比重が多いですね。週3日くらいはオフィスに出社して、それ以外は基本的にリモートで打ち合わせをしたり。

笹木:白木さんは自分で発信するというよりも、企業の中に入ってSNSの代行や、メディアPRやサポートをメインにしていますよね。

白木:そうですね。元々、PRを大々的に仕事にしようとは思っていなかったですし、出版の方で仕事になればいいな、という気持ちだったので。今は企業や経営者の方の想いに共感したら「一緒にやりましょう!」と話が進む感じですね。

PRは世の中にお仕事として求められています。本当にありがたいです。来月から一社契約が増えるかもしれなくて、誰かに手伝って欲しい(笑)

笹木:これはPR塾あるあるなんですよね。PRは基本的に新規集客をしなくていい。一社契約したらお付き合いがずっと長く続いていって、契約する会社の数は増えていく。基本的に忙しくなる一方なんですよね。

「ストーリーが大事!」ということを改めて教えてもらったPR塾。

笹木:逆にPRの仕事をしていて悲しかったことってあります?

白木:悲しかったことは、最初の2カ月はたくさんプレスリリースを出しても箸にも棒にも引っかからなかったことですかね。「ポジティブに続けることが大事だ」って郁乃さんの言葉を思い出していました。最初は20社とかに出してもまったく反応がなくて。

笹木:すごく分かります!急に反応があって掲載されるときもあれば、「あれ?最近全然反応がなくなっちゃったな・・・」っていうときもあって、自信がなくなっちゃったりね。HP制作やSNSの発信はやればやっただけかたちになるけど、メディアPRで思いを込めて送っても、「なんで返信くれないんだい!?」ってなるときもある(笑)だからこそ、PRって難しいもの、専門家がやるもの、ってイメージがありますよね。だから依頼がくるんです。記事になったときの価値が高いし、お金でコントロールできない世界だからね。

白木:やっぱり載ったときはめちゃくちゃ嬉しかったですね。「やったー!!」って感じ(笑)

笹木:白木さんは掲載獲得して売り上げにもなったんですよね。

白木:それも嬉しかったですね。

笹木:PRの仕事の楽しい面は?

白木:私は全部好きだけど、いいものを人に伝えられるのがすごく楽しいし、嬉しいですね。自分がサポートしているお客さんのサービスや商品には、想いやストーリーがある。それを外に発信して知ってもらえるのがすごく楽しい。

笹木:自分が好きだ、って思う企業だからこそ、たくさんの人に知ってもらえるのは嬉しいことですよね。

白木:本作りも、著者の人と1、2年かけて作っているし、ITサービスも経営者が19歳の時から20年以上温めてきた構想だったりします。私はその人たちがどれだけお客さんのことを考えているのかも知っているので。

笹木:白木さんはすごいPRに向いていますよね。PRを本当に好きになれているんだな、って。人の想いを受け取って、仕事だって割り切らずに自分ごととして伝えられている。根本的に伝える方なんだろうな、と思います。

白木:そうですね。PR塾に行って「ストーリーが大事なんだ!」ってことを改めてちゃんと教えてもらいました。他のPRセミナーも考えたけど、PR塾に来て本当に良かったです。

何歳になっても、やろうと思った時がやるべき時。

笹木:最後に白木さんからPRのフリーランスの先輩としてメッセージをお願いします。

白木何歳になっても、やろうと思ったときがやるべきとき。遅いとか早いとかはないと思います。私は30歳くらいでキャリアチェンジしました。なので、フリーランスになりたいと思ったら、チャレンジしたらいいし、なれると思います。

それにPRの仕事はママに向いていると思います。時間を自分でコントロールできて、夜にプレスリリースを書けたりもする。特に働く女性やママに向いている仕事ですよね。

笹木:ママってどうしても時間に制限がありますからね。PRの仕事は時間に融通がききながらも、ダイナミックな仕事ができる。両方のいいとこ取りができるんですよね。時間に融通がきく内職の仕事って探せばたくさんあるけど、それが世の中を変える影響力があるのが面白いですよね。

白木:そうですね。自分の存在感もアピールできる。人の役にも立てると、自己肯定感も上がるし、自信がつきます!ぜひチャレンジしてほしいですね。


活躍を続ける白木さんのブログはこちら! https://dp-connection.com/

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