受講生インタビュー

自己流でのPRに限界を感じ、入塾。OJT式を含む2期連続受講。芸術とPRを融合させ活動の幅を広げる-竹島愛佳さん

本日のゲストは2期連続でPR塾を受講している竹島愛佳さんです。竹島さんは大人のガラス工芸教室「アトリエkako」の代表として、趣味を仕事にした合同会社を経営。その傍らPRで人々を応援したい!という自分の想いに気づき、PR塾で学んでいるそう。入塾前後での心の変化、教室経営とPR業との両立がもたらす相乗効果などについて語っていただきました。

-Profile-

竹島愛佳

考古学者の父の影響を受け、幼い頃から和の文化に触れて育つ。住宅メーカー勤務時に住宅に施されるステンドグラスに魅了され、特にその補修材として使われているというグラスアートに興味を持つ。後にグラスアートでの表現に可能性を感じ、リビングで出来るガラス工芸家を目指し会社を退職。
その後、合同会社アトリエKakoを立ち上げ、現在は三重県内10ヶ所の定期教室を運営。

在宅PR塾お仕事コース第2期を卒業後、OJT式PR塾にも参加する。

・日本ヴォーグ社 日本グラスアート協会認定講師
・日本ヴォーグ社 地域事務局コミュニティリーダー 就任
・元ご当地アイドルKSG統括マネージャー
・NPO法人三重ウィメンズナレッジ副理事長 就任

リンク

https://atelierkako.com/

背中を押してくれたのは、笹木さんの言葉と、チャレンジする姿。

-竹島さんがPR塾を受けようと思ったきっかけを教えていただけますか?

私は2011年にガラス工芸教室を始めて、新聞にも何度か掲載されました。その時、メディアに掲載されることによる認知や信頼の大事さを実感したんです。そのあと、ご当地アイドルグループの統括マネージャーとしてグループの広報PRをしていました。その時に「PRって楽しいな」って思っていました。

ただ、本業はガラス工芸教室なので、PRにはそこまで力を入れなくてもいいのかな、って思う時期もありました。そんな時、笹木郁乃さんがライブ配信で、「今の私は挑戦してない!と思って、一時期、自分のことが嫌いになりました」と言っていたんです。その言葉を聞いて、「私もPRの仕事できっと役に立てる、まだできるって自分で分かっているのに、挑戦しないのはどうだろう」って思いました。そして、その日の夜中12時にPR塾に申し込んだんです。

-そうなんですね!では、卒業後も継続してOJT式PR塾を受講されたのはどういった理由からでしょうか?

在宅PR塾が終わったあと、個人事業主さん2社、法人さん1社のPR代行を引き受けたんですが、やっぱり不安なところがあったので、仕事をしていくにあたって伴走をしてくださるOJT式PR塾のスタイルを魅力に感じました。

―竹島さんは、受講前からPRのフリーランスになることを視野に入れていたんですか?

受講前からです。入塾時に目標を決めるときには、PRフリーランスになりたい!と書いていました。今までも仕事としてPRはやっていましたが、入塾することによって、大きな会社でも自信を持ってご提案できるようになりたいと思ったんです。

本業はガラス工芸教室ですし、PRのほうも今までどおり、主に地方新聞様に載せて頂く事が出来れば、皆さん喜んでも頂けて、達成感もあったので、ピンポイントで地域密着型でもよかったんですが、笹木さんがもっとチャレンジする姿を見ると、やっぱり心が動いて、負荷をかけてでもやってみようと思いました。

―オンライン講義はいかがでしたか?

オンラインでもライブ感があったし、講師の方との距離感の近さも、スピードも感じました。だから、満足しています。

テキストも、世の中の変化の速さにきちんと適応されていて、レベルアップしているなと感じます。

PRを学んで身についた「社会性」。具体性の高い立案で、BtoBも可能に。

―では、実際お仕事などの面でどんな結果があったか、具体的に教えていただけたらと思うのですが。

まず、ガラス工芸教室については、リアルにお客様が変わってきました。法人さんなど、大きなところと一緒に仕事をやれるようになりました。

入塾前は、自分が好きだったらいい、自分がやりたいことをやれればいい、という感じだったので、大きな企業とお仕事をすることはなかったんです。

―ガラス工芸教室のほうでBtoBの仕事が増えたんですね。企業案件を獲得できるようになったのは、なぜだとお考えですか?

PR設計をしたことによって社会性を考えられるようになり、企画の段階から「社会性を持って立案する」という力が付いたからだと思います。

社会状況を加味した企画書を持って行くと、相手の方にも「なるほど、これなら社会に役に立つね!」とスムーズに納得してもらえるんです。

それと私は、PR設計の先に『メディアアプローチ』があると思っています。PRコンサルの後に、「メディアでこういうふうにしたいです!」と言うときのお客様の目が本当にキラキラしていて。「こうやりたいです!」「分かりました!」といったやりとりが、とても嬉しいなと思ってます。

ガラス工芸とPR。両方が揃った時にもたらされる、生き生きとした日々。

―PRを学んで、ご自身の人生にはどんな変化がありましたか?

実感している変化は、大きく分けて3つあります。まずは、自分の仕事がより好きになりました。今までも好きでしたが、色が変わって感動レベルで好きになったというか。自分の仕事がこんなに役に立つんだなと実感するようになりましたね。

2つ目は、PRは自宅で好きな時間にできる上に、相手と成果を喜び合える仕事だなと感じています。

最後は、PRという長期的なお仕事と、本業のガラス工芸の2本柱でやることによって、安定が得られたという安心もありますね。ガラス工芸は今回のコロナのように、どうしても社会状況に左右されるので…。

OJT式の講義が終わったら、1年後ぐらいに様子を見て、PRのほうもチーム化してやりたいなと思っています。こういうことを思えるようになったことが、本当にありがたいですね。

―PRを学ぶ前と後で、仕事に対する姿勢に変わった部分はありますか?

今までは、「もっとできるのに…」「ずっと同じことをやっているな…」なんて思っていたけど、PRというエンジンを積んだことによって、ガラス工芸のほうの視点も変わって、ワクワクし始めている自分がいます。好きなことだけをやっている自分だけじゃなく、もっと人の役に立つ自分もいると分かって、相乗効果が生まれています。挑戦もしているし、やりたいこともやっているのでやっぱり忙しさはあるんですが、忙しくなっているのに時間ができている。つまり、生き生きしたってことなんですかね。

-PRを学ぶと、人の役に立とうという意思も働きますか?

PRを学ぶ前は、趣味の教室と思われることも本当に多くて、趣味をやってる人でしょ?と言われることもありました。その言葉が自分の中でどうしても違和感があって。でも、PRという武器を持ったことで社会の役に立てる方法を知りました。

自分の好きな仕事に、人のために役に立てるPRをプラスすることで、仕事の幅が広がった。なので、PR塾には本当に感謝しています。


関連記事

もっと見る