受講生インタビュー

心理カウンセラーとPR、異なる職種で相乗効果 教育・育児・社会問題を専門にPRプロデュース-砂羽美佳さん

今回のLITA MAGAZINEは、OJT式PR塾受講生の砂羽美佳さんのインタビューです。砂羽さんは、 公認心理師 の資格を持つ心理カウンセラーで、スクールカウンセラーをされながら学校法人で勤務、そしてPRのお仕事もされています。

「PRは自分にはピンときていなかった」という砂羽さんですが、学ぶ中でPRと心理カウンセラーという全く違う職種に親和性が見つかったそうです。14歳と4歳というお子さん二人のお母さんでありながら、パワフルに行動されている砂羽さんに、PRを通して気付いたことやPR塾に入ってからのご自身の変化についてお話を伺いました。

Profile

I visioning(アイ・ビジョニング) 代表
心理カウンセラー

10代の頃、母子関係のこじれから、重度の摂食障害(拒食症)発症。回復後、病因の本質に向き合うために、様々な心理学や脳科学、ストレスマネジメント、人間関係について学ぶ。34歳で長男出産後、心理カウンセラーとして独立。2000件以上の相談実績と自身の経験から、講演活動や講座開催、個別相談を通じて、母親の自己肯定感向上や行動変容に寄与する。小中学校や日本赤十字社など多数活動の協力依頼をされており、クライアントは、日本国内のみならずアメリカ、フランス、シンガポール、ニュージーランドなど海外にも多数。TV東京「生きるを伝える」でも紹介。学校法人の広報や、社会的課題に取り組む人や事業を応援する 教育子育て分野専門PRプロデューサーとしても活動。プライベートでは、再再婚の夫と2人の息子のステップファミリー。

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夢だった月刊「母」のPR隊に

心理カウンセラーとPRの仕事に意外な親和性が!

―砂羽さんは、公認心理師さん、他に学校法人のお仕事もされているということですね。お仕事についてお聞かせください。

個人で相談業やセミナー開催をしながら、スクールカウンセラーと、学校法人で広報の仕事をしています。PRプロデューサーとして共感できる方たちの支援もしています。

―様々なことをされているのですね。PR塾に入られたきっかけは何だったのですか?

PR塾に入ったきっかけは、偶発的なご縁で学校法人のお仕事でPRも任せていただけることになったので、自分自身に知識もスキルも足りないと思い、補うために入塾しました。やるからにはお役に立ちたいと思っていたので。

―そうだったんですね。

でも、3年くらい前からPR塾にアンテナは立っていたんです。というのも私はLITAさんがPRに携わっている致知出版社の大ファンで、「別冊 母」が創刊されたときに、友人が「母」のPR隊として紙面に掲載されているのを見て、「私も掲載されたい!どうやったらいいのだろう?」とリサーチしていく中で、郁乃さんがPRを請け負っておられると分かり、以来ずっとFacebookなどで郁乃さんを追いかけていました。

―致知出版さんのつながりでPR塾を知っていただけたのですね。

はい。SNSで郁乃さんの投稿やライブをずっと見ていて、郁乃さんの裏表のない人となりや、行動して背中を見せていくことで回りを巻き込んで応援され、成果を出していくという姿に引き込まれました。

私は10年個人事業主をしているので、定期的に大きな講座を受講しているのですが、その時がきたらPR塾を受講したいとずっと思っていました。3年前はPRにピンと来なくて、自分に必要なスキルだとは思わなかったのですが、今回学校法人のお仕事の話で、遂にその時が来たと思いました。

―ずっと笹木郁乃のSNSを見てくださっていたのですね。

ところがPR塾に入って、学校法人のPRの仕事がなくなってしまったんです。最初は心理カウンセラーなのにPRを学んでどうするんだろう?と少し感じたのですが、すぐにその親和性に気が付いたんです。

―親和性ですか?

はい。心理カウンセラーの仕事は、目の前のその人を本人以上に信頼し、話を引きだし、本人も気づいていないような表面化していない根本的な課題を見つけて解決していくことが求められます。だから本人が気付いていない強みを引き出すのも得意です。

PRもそうですよね、PRする方やその方の商品、サービスにフォーカスしてUSPを打ち出す必要があります。その強みに目を向け、心からこのサービスはいい!と思っていないと、PRをしていても気持ちが乗っていかないと思います。だから私の場合は、自分が共感できる方や団体、企業だけをPRサポートしています。

―なるほど。砂羽さんが共感できる方をPRサポートしているのですね。どんな分野を専門とされていますか?

スクールカウンセラーをしているので、その分野の社会の現象やニーズに詳しいこともあり、教育、育児、社会的貢献に関するサービスや商品などです。

―砂羽さんは、これまで多くの掲載を獲得されていますが、いずれもそのようなテーマですね。

子育てコーチング協会さんについてや、障害があることを他者に分かるようにするマークを作られた穐里明美さんについてなどが毎日新聞や朝日新聞に掲載されました。

―ご自身の専門性を活かされたPR、素晴らしいですね。

私が心理のお仕事をしている理由に、「どんな命ものびやかに生きる社会」を作っていきたい、という想いがあります。PR塾でPRを学ぶ前は、そんな社会を私が作っていきたいと思っていたのですが、今は、私以外にもいろんな素晴らしい活動をしている人がいるのだから、その人たちを応援することで私が叶えたい社会を実現できると思うようになりました。

学校法人での PRのお仕事がなくなってしまって、どうしようと考えた時にこのように気持ちを切り替え、モニターを募集したらワッと応募がきたんです。それも私が以前から知っていて、素晴らしいサービスを展開している方たちばかり。もともとその方たちを心では応援していたのですが、具体的には何もできていませんでした。それが、PR塾で学んだことにより、社会的価値を見出せる応援ができるようになりました。

毎日新聞掲載 子育てコーチング協会

PR塾は「再現性が高い」「行動できない理由を潰してくれる」「仲間の力」「常に進化」、そして「愛」!

―気持ちの切り替えって頭で分かっていても難しいものだと思いますが、さすがです。PR塾についてはどのように感じられていますか?

PR塾に入って、思っていた以上に得るものが大きかったと思っています。これまで様々な講座を受講しましたが、PR塾の質の高さ、サービスの充実度はピカ一です。伴走力が半端ないですね。郁乃さん一人で私たちを引っ張ってくださるのではなく、チームとして皆が共通言語の明確な目標、(私たち受講生のためにという)を持ってPR塾を運営されているのが分かります。その仕組み作りが凄いなと感じますね。

―ありがとうございます。確か、初めて書かれたリリースが、すぐに掲載につながったのでしたね?

そうなんです。入塾して2カ月目だったと思います。PR塾で言われたとおりにリリースを書いて佳世さんに添削してもらい、学んだとおりに電話して投げ込みました。

―早くに初めての掲載を獲得されたのですね。凄いです。

ありがとうございます。今、先ほどもお伝えしましたが「どんな命ものびやかに生きる社会」という私が叶えたい社会のために仕事ができていると感じます。カウンセラーもPRもそのための手段であり、スキル。以前は、「私って何屋さん?」と感じていたこともありますが、今、自分の軸がしっかり立ったと感じます。

―素敵ですね。PR塾の良いところを教えていただけますか?

はい。たくさんあります。

まずひとつは、再現率の高さ。私も人生初のリリースで結果が出ましたし。マニュアルの質の高さが素晴らしいですね。女性の方がされている講座ってどこかフワっとした感覚的なもので、ご自身の成功法則を語るものが多いと思うのですが、PR塾は郁乃さんの理系脳が活きていて、ロジカルでシステム的だから、多くの方が結果を出しているんだと思います。郁乃さんが実行されたことを、分析して、成果があったものを分かりやすく誰でもできるように教えていただけています。

二つ目は、「行動できない理由」をすべて潰してくれます。私は全くの初心者としてPRを学び始めたので、分からないことだらけだったんです。例えばメールの件名をどうしたらベストなのか?とか。

ベストを尽くしたいので、迷っていると止まってしまうのですが、会員サイトで質問すればすぐに回答してもらえるので、躓くポイントがないんです。アウトプット練習会もそうです。頭で分かってもやってみるまでやっぱり不安。それを少人数の講義で練習できます。

三つ目は仲間の力。安くない講座に入ってきている方たちなので本気度が高くて刺激になります。皆さんの掲載などのお知らせを会員サイトやSNSで見て、とてもモチベーションが上がります。

四つ目は、進化していること。同じ講座を2回りするのですが、2回目に受けた時は、1回目の内容がブラッシュアップされています。1回講座を作ったらそれでおしまい、というものが多い中で、郁乃さんが実践されていることの中から上手くいったことを新たにどんどん追加してくださっています。

最後はやっぱり郁乃さんや佳世さん、そしてスタッフの皆さんの愛が伝わってくるという点ですね。メディアへの掲載という結果を出すことで、親のような気持ちで見守ってくださるPR塾の皆さんに恩返しができたら、と私も思っています。致知出版さんのPR隊にも選んでいただけたのも夢が叶ったので、本当に嬉しく感謝しています。

ご自身のセミナーの様子

「心理職とPRは全く別のものと思っていたけれど、双方が活かせるスキルでした!」

―わー、こんなにたくさんPR塾について素敵に語ってくださってありがとうございます。砂羽さんご自身には何か変化はありましたか?

自分の新しい可能性に気付けた、という点が大きいですね。 心理職とPRは、別のものと思っていたけれど、双方を活かせるスキルでした。学校という現場から教育や子育てのリアルな実態が分かるので、リリースに活かせています。

そして自分の弱みにも気付き、克服することもできました。実は電話が苦手で。なんでだろう?と考えたら、傷つくのが怖いからだったんですね。メディアの方に冷たくあしらわれて傷つくのが怖いのは、自分の事情。でも、素晴らしいクライアントさんたちのサービスを伝えるためなら、ちょっとくらい傷ついても平気かな、と思えるようになりました。

このコラムの石川泰江さんの記事を読んだ時にはっとしました。メディアの方に電話をしていいお返事がもらえなくても、平気という内容でした。メディアの方は私たちのことを知らないのだから、知らない人から突然ラブレターや電話アプローチをされたら、 反応がなくても当然だと。確かに、と思いました。

受講生仲間たちの体験談を読んだり聞いていて、私には粘りが足りなかったなとも思いました。成果を出されている方たちは、結局みんな諦めないで行動しているんですよね。苦手は伸びしろだから、気付けたことで克服しバージョンアップできると思っています。

―今後PRプロデューサーとしてお仕事をさらに発展されていく中で気を付けていることはありますか?

心から共感できない人のPRはしないということです。 良くも悪くも私は嘘がつけないので自分が共感し想いが乗らないと応援できないんです。この人、サービスを応援したら社会がよくなるというのが大切にしているポイントです。

―カッコいいですね。最後に今後の目標をお聞かせください。

PRプロデューサーの仕事が自分にできると気付いたので、今後はメインの仕事のひとつとして動かしていきたいです。その先に「どんな命ものびやかに生きる社会」を実現することが大きな目標です。

そしてもうひとつは、ちょっと諦めてしまっていた出版です。企画書の書き方も学んだので、出版できるような気がしています。

―ありがとうございました。出版の夢も応援しております!